2012年12月31日月曜日

冬期講習実施中!そしてブログ更新停止中!

冬期講習実施中です!
そして、ブログ更新停止中です。

ふだんは、塾は生徒が来ない時間はだいぶヒマなので毎日ブログつけようかなあなどとも思うのですが、長期休暇中は生徒は早い時間からでも来てくれるんですよね。
冬休み明けからはまたできるだけ毎日更新していく予定です。

2012年12月24日月曜日

宿題X-DAY 終了!

先だってこのblogでも記事にしましたが、昨日「宿題X-DAY」を実施しまいました。

塾生に集まってもらって、冬休みの宿題を終わらせようという趣旨のイベントです。

想定以上の生徒が参加してくれたので、教室の座席が全席埋まりました。
満席になりましたが、皆、集中して黙々と勉強に取り組んでくれました。
低学年の生徒など宿題がすべて終わった生徒や、用事のある生徒は先に帰って貰いましたので、後半はだいぶ席に空きができましたが、多くの生徒が5時間みっちりがんばっていってくれました。

まだ今日一日では宿題をすべて終えることのできなかった塾生もいますが、塾生にはなるべく早く終わらせてもらう予定です。
切羽詰まって宿題を終えるのでは、宿題がやっつけ仕事になってしまって成果が出にくくなりますし、学校の宿題は早めに片付けて貰った方が後顧の憂い無く塾で設定する生徒ひとり一人に合わせた学習に集中して貰えるという塾としての打算もあります。
なんにせよ、しっかり勉強して成績を上げてもらうためには、宿題は早めに終わらせてもらいましょう。

まだ開校2ヵ月で生徒数がそう多くない状態で、席が埋まりました。
次回、夏休みなどに実施させて貰う場合は、生徒を分散させるために2部制での実施などを検討しなくてはいけないかもしれません。

2012年12月23日日曜日

上手なノートの使い方

ノートの細かな使い方はいろいろと流儀があって良いと思います。
効率的に勉強できるなら、なんでも良いので究極的には、生徒ひとり一人が試行錯誤しながら、自分にあったノートの使い方を模索するのが一番です。

ただし、学習の習慣が不十分な生徒は、ノートの使い方が下手くそで学習効率が悪くなってしまっている場合があります。

ノートの使用する上で最低限注意すべきことはあります。


1.方眼のマス目や、罫線はきちんと守ろう

ときどき方眼や罫線を無視してしまう生徒がいます。
(勉強をまったくしたことのない生徒よりむしろ、ノートを使わず直接書き込み式の教材だけで勉強を進めてきた生徒に多いですね。)
演習の効率や、要点をまとめる際にさわりがありますので改めましょう。

2.ノートは贅沢に使いましょう

几帳面で真面目な生徒に多いのですが、ノートは余白を十分にとってゆとりをもって使いましょう。
あまり詰めて書くのは、学習効率が悪くなります。

3.途中の計算は消さない

算数や数学などで、途中の計算を「テキスト」や「ノートの端」に小さく書いて行う生徒がいます。そして行った計算をその都度消しゴムで消しています。NGです。
計算はノートを大きく使って、消さないで残しておきましょう。その方がミスが少なくなりますし、間違えたときにどこで間違えたのかの確認もしやすいです。

4.丸つけ・直しは赤ペンで

丸つけは赤ペンで行いましょう。赤ボールペンやゲルインクペンが使いやすいでしょう。
学校の提出物などは、赤以外の色を使うと減点されることもありますので気を付けましょう。

5.直しは重ねて書かない

赤ペンで直しをする場合、正答を間違えた解答に重ねて書いてしまう生徒がいます。ですが、これはとても見づらくなります。
間違えた解答の隣に重ねずに書くようにしましょう。この直しを行うことができるように、予め1行飛ばしにしてノートを使うなど、余裕をもってノートを使うことが大切です。

6.演習用のノートと、まとめ用のノートの違いを意識しよう

問題演習をして問題に習熟するための「演習用のノート」と、要点を分かりやすくまとめる「まとめ用のノート」の2種類を意識して使い分けましょう。

SSS進学教室の勉強で使うノートは「演習用のノート」です。自習のときも「演習用のノート」になります。
雑になりすぎるのも良くないですが、あまり丁寧になりすぎて時間が掛かるのも良くありません。

特に、学校の先生の板書を移して、要点をまとめるときが「まとめ用のノート」です。
これはテスト前にノートを見直すことなどを意識します。少し丁寧に書いて、見やすくなるように努力しましょう。

7.色数は2色が基本

上述の「演習用のノート」では、黒(鉛筆・シャーペン)と赤の2色以外は使ってはいけません。
できるだけシンプルに、効率良く勉強することを重視しましょう。

「まとめ用のノート」でも、あまり多くの色数を使うのは好ましくありません。多くても黒・赤・青などの3色程度に抑えるのが好ましいです。
大切なところは「赤」だけで十分ですよね。

特に女生徒に多いのですが、何十本も色ペンを用意する生徒がいます。わたしが今まで見た生徒で一番すごかったのが、


筆箱1号:シャーペン消しゴムなど基本の筆記具
筆箱2号:蛍光ペンなど
筆箱3号:色ペン(暖色系)
筆箱4号:色ペン(寒色系)
筆箱5号:定規・分度器・コンパスなど


と、何個もの大型筆箱を持ち歩いていた生徒です。がんばりすぎですね;;

2012年12月22日土曜日

ノート・筆記用具の選び方

ノートや筆記用具は生徒自身が、自分が使いやすいと思うものを使えば良いのです。

けれども、とくに勉強の習慣ができていない生徒は、適切なノートや筆記用具が選べていないせいで勉強をするのに支障が出てしまっているなんて生徒もいます。とくに、入塾したての生徒には。

これだけは押さえておこうというノートや筆記用具の選び方を説明します。


1.勉強に必要な筆記用具

最低限必要なものとして、

ノート
シャーペン (または鉛筆)と替え芯
消しゴム
赤ペン(赤鉛筆)

以上のものは最低限でも用意しておきましょう。
あとは好みですが、

下敷き
蛍光マーカーペン

なども用意しても良いと思います。SSS進学教室の授業では、蛍光マーカーペンなどは特に使用しませんが、学校の授業などでは重宝することが多いと思います。

ときどき、何十色も色ペンを用意している生徒がいますが、あまり多くの色を使うのは勉強の効率がかえって悪くなります。
大切なところは赤、それ以外は黒の2色で十分です。多くても、赤、黒、青の3色以下に抑えることが推奨です。
(私自身も子供時代にはやっちゃっていましたので恥ずかしいのですが;;)


2.ノートの選び方

勉強をするときは必ずノートを使いましょう。
ノートを使わず直接問題集などに解答を書き込んでも支障のない場合もありますが、学年が上がったり学習の内容が高度になるにつれて、ノートの使用は欠かせなくなってきます。
小学生低学年のうちからノートを使う習慣をつけておきましょう。


方眼ノート

[ こんな生徒におすすめ ] 小学生や計算が苦手な中学生
[ メリット ] 筆算の計算練習がしやすい。作図の練習がしやすい。
[ デメリット ] 長い文章が書きにくい。大学ノートに比べ高い。

小学生や計算が苦手な中学生は、算数(数学)用のノートには方眼ノートがオススメです。

計算の練習で生徒がミスしやすいのが、加減乗除の筆算での位取りです。方眼のノートをきちんと使うことで、位取りが意識しやすくなります。また作図などもやりやすくなります。とくに作図を考えて、1マス1cmのノートがオススメです。(1マス1.2センチのものなども市販されています)
計算が苦手だという生徒に、方眼のノートを使うように指事するだけで計算の練習が効率良くなり、計算ミスが一気に解消されるということもよくあります。
加減乗除の筆算や図形の作図が完璧になったら方眼ノートを卒業してもOKです。方眼ノートを卒業した生徒は普通の大学ノートを使いましょう。


英習字用の補助線(4本線)の引かれたノート

[ こんな生徒におすすめ ] 英語を習い始めの生徒
[ メリット ] アルファベットを正確に書く練習をしやすい。
[ デメリット ] 1ページに書くことがきる量が少ない。大学ノートに比べ高い。

英語の勉強を始めたばかりの頃は英語用のノートを使いましょう。
英会話を重視した指導をする低学年向けの英語塾などでは、そもそもあまり書き取りをさせないところもありますが、そうした指導では中学英語にしっかり繋がっていきません。特に初級英語のうちはしっかりとノートを使っていきましょう。
アルファベットの大文字・小文字を自由に書き分けて、スムーズに書くことができるようになったあとは普通の大学ノートで十分です。


大学ノート

[ こんな生徒におすすめ ] ほとんどの生徒
[ メリット ] 汎用性が高い。安い。
[ デメリット ] 特になし。

ふつうサイズ(B5)の横罫線ノートを大学ノートと言います。安価で使いやすいので、ほとんどの生徒にオススメです。
コクヨ製などの高品質のものでも文具店で5冊組298円など安価ですし、DAISOなどの100円ショップでは3冊組105円で売られています。勉強は効率良くなるほどノートはたくさん消耗しますので、安いものでも十分です。


ルーズリーフ

[ こんな生徒におすすめ ] 整理整頓が得意な生徒
[ メリット ] 多くの教科のノートを一冊のファイルに整理できる。
[ デメリット ] 整理が面倒。大学ノートに比べやや高い。

私も学生時代は使っていましたが、効率の良い勉強を考えるとあまりオススメしていません。
高校や大学などに進学し、受講する教科数が増えると教科毎にノートを用意するとノートの冊数が多くなります。そうした場合には一冊のファイルにまとめることができるので、メリットがあります。
ただ、ページが無くなりやすい、整理の手間が掛かるなどのデメリットがあります。
インデックスを使ってきちんと整理整頓をする自信のある生徒だけにオススメします。


3.筆記用具の選び方


鉛筆(えんぴつ)

[ こんな生徒におすすめ ] 小学生・筆圧の高い生徒
[ メリット ] 芯が折れにくい
[ デメリット ] 手が疲れやすい。シャーペンに比べ、削る面倒がある。

小学校ではシャーペンの使用が禁止されている学校が多いです。
主な理由として、
・ 芯が折れやすい。
・ 授業中に分解して遊ぶ子が出やすい。
などでしょう。
実際、勉強に慣れていない生徒にシャーペンを使わせるとポキポキ芯を折ってくれます。特に小学生低学年のうちは鉛筆を使うのが無難でしょう。
ただシャーペンなどと比べ軸が細く、グリップなども付いてないので手に掛かる負担が大きく疲れやすくなってしまします。長時間の勉強には不向きでしょう。


0.9mm芯のシャープペン

[ こんな生徒におすすめ ] 小学生・筆圧の高い生徒
[ メリット ] 芯が折れにくい。鉛筆と比べ、削る面倒がない。
[ デメリット ] 普及していないので、種類が少ない。

あまり普及はしていないのですが、シャーペンと鉛筆の両方のメリットを兼ね備えているのが0.9mm芯のシャーペンです。
芯が折れにくいので、鉛筆を卒業してはじめてシャーペンを使う生徒にオススメです。
普通のシャーペンは芯の太さは0.5mmですので、太さがかなり違います。


疲れにくいシャープペンの選び方

ほとんどの生徒は普通のシャーペンを使うと思います。
自分の使いやすいものを選べば十分なのですが、疲れにくいシャーペンの選ぶポイントがいくつかあります。
・ グリップが自分にあったものを選ぼう
グリップにこだわった商品としてはPILOT社のドクタークリップのシリーズなどが有名ですが、ペンの握り方などは生徒によってそれぞれ癖があります。実際に自分でもって握りやすいものを選ぶのが一番でしょう。
・ 重心がペン先の側にあるものを選ぼう
重心がペン先の側にあるものの方が疲れにくいです。安物のシャーペンはほぼ例外なく重心は後ろ側にあります。重心がペン先の側にあるものは、軸の中に重りを仕込んであるのです。私が学生であった頃には重心がペン先側にあるのは定価1000円以上の製図用の高級機種にしかなかったのですが、今では300円程度の一般用途のものから重心を調整している商品があります。


鉛筆やシャーペンの芯の堅さの選び方

堅 4H・3H・2H・H・F・HB・B・2B・3B・4B・5B・6B 軟
右側にいくほど、黒鉛の割合が多くなり軟らかい芯になります。
軟らかい芯ほど、減りが早く、色が濃く、滑らかに書けます。またノートに触ると黒鉛が手に移って黒くなりやすいです。逆に堅い芯ほど、減りが遅く、色が薄く、書き味が堅くなります。
芯の堅さも好みの問題ですので、好きなものを選べば良いのですが、一般には低学年の生徒ほど軟らかい芯を使うように指導するのが普通です。また絵画などでは、できるだけ軟らかい芯を用います。
もっとも標準的な堅さとしては、「HB・B」でしょう。


その他の筆記用具の選び方

赤ペンは裏移りのしないものを選びましょう。

消しゴムはよく消える普通の消しゴムを選びましょう。あまり独特でないものが良いです。
自宅で勉強するときには、消しカスがまとまるタイプのものが重宝するかもしれません。
消しゴムはあまり大型のものより小型のものの方が角が使いやすいのでオススメになります。「カド消し」という独特の形状のものも販売されていますが、あまり使い勝手は良くないようです。またノック式消しゴムは持ち運びなどには便利ですが、勉強用には不向きです。

2012年12月18日火曜日

模擬試験のすすめ

模擬試験というのは、高校入試や大学入試の入試問題によく似た問題でテストを行うものです。
受験生にはできるだけ模擬試験を受験して貰うようにお願いしています。

模擬試験を受験するのには、メリットがあります。

1.自分の実力や志望校への合格率を知ることができる。
学校のテストだけでは分かりにくい客観的な実力や、志望校への合格率が分かります。
進路を考えるのに役立ちます。

2.受験問題の傾向を知ることができます。
受験の前に、その問題傾向に知って、なれておくことは受験にはかなり有利です。

3.良い問題演習になる。
模試の問題は良質の問題が揃っています。
模試を受けることがそのまま良い勉強になります。


高校生の模擬試験は大学入試を踏まえたもので、

センター対策(マーク模試など)
2次試験対策(記述模試など)
大学別2次試験対策(東大模試など)

などの種類があります。高校でまとめて申込みなどもできますが、大学別の模試などはインターネットなどで自分で申し込みましょう。河合塾駿台予備校代々木ゼミナールが実施してくれています。
費用は5,000円前後ですが、費用以上の価値が必ずあります。


中学生向けの模試は、高校受験を想定したものになりますが、受験制度は都道府県によって異なります。
愛知県では、全県模試新統テスト新・中統テストが大手になります。
中学生向けの模試は、SSS進学教室を含む多くの学習塾で受験することができます。
どの模試もそれぞれ特徴があるのですが、

・ もっとも愛知県公立高校の受験傾向にあった出題がされている
・ 受験者数が多く高校の合否判定に信頼度が高い

という点を重視し、SSS進学教室西尾教室では全県模試を採用しています。

次回の第5回・全県模試を1月6日(日)に予定しています。
費用は3,000円かかります。
塾生にはできるだけ受験してもらっていますが、塾生以外の方で受験してみたいという方はお問い合わせ下さい。中3の公立高校受験生は、必須で受講しましょう。
(もちろん、他の塾でも同じ模試を受験することはできると思います)

2012年12月16日日曜日

ご家庭でできる教材の選び方3


少し恥ずかしいのですが、私自身、子供時代は学習塾などには通わず自分で教材を選んで勉強をしておりました。
学校の勉強はあまり得意ではなかったのですが、実力はあると自惚れて、とりあえず難しい問題集が良いものだと思って、近所の本屋さんにおいてある一番難しい問題集を5教科揃いで買って勉強していました。
文英堂 最高水準問題集
私が買っていたのはコレです。まだちゃんと残っている問題集で、それだけ定評もあるのでしょう。
良いテキストだったとは思います。
けれども、基礎を学ばずに応用に取りかかるというのはナンセンスです。今から考えれば、ひどく効率の悪い勉強方法ですよね。
可能ならば、タイムマシンで過去に戻って、当時の自分にちゃんとした勉強方法を指導したい気持ちです(笑;


ご家庭でできる教材の選び方3

・ 成績上位を狙っていきたい、受験に向けた応用力を鍛えていきたい生徒のための教材の選び方

基礎がためのための教材選びと共通する部分もあります。

前回の記事の、

4.フルカラー教材は選ばない、オススメは2色刷り
6.できるだけ大きな書店で手にとって選ぼう
7.保護者が選ぶのではなく、生徒本人と一緒に選ぼう

というあたりは、共通するところです。
ただ、異なってくるところもありますので、そのあたりを中心に説明します。

1.基礎と応用の両方の教材を購入しよう

どんなに、勉強が得意な生徒でもまずは基礎から勉強した方が学習効率は良くなります。
また、すでに基礎ができあがり応用ができる生徒でも基礎の復習は一定量行ったほうが、学習の成果は出やすいです。学習のレベルがあがるにつれて、応用的な演習に用いる演習時間の割合を増やしていくというのはありですが、ゼロにしてしまうのはよくありません。
また逆に基礎レベルが完璧にできているなら、どんどん応用問題にも挑戦していって欲しいと思っています。小学校や中学校の成績を取りたいだけなら、応用よりも基礎に力を入れた方が有利ではあるのですが、受験や後のことを考えるならできる生徒には応用力を鍛えて貰わないともったいないですよね。
応用力の問われる問題に挑戦できる力がありながら、基礎しか勉強して来なかったという生徒も珍しくありませんが、それはそれで良いことではありませんよね。
どちらかに偏るのではなく、基礎と応用の両方を大切にしていきましょう。

しかし、1冊で基礎から応用までを効率よくカバーしているという教材はあまりありません。
もちろん、難しめの教材でも基本問題は載ってはいるのですが、扱われている量が少ないです。ですので、基礎学習用の教材と応用力養成用の教材の両方を購入して勉強するのがオススメです。

2.応用問題のレベルは正答率6~9割程度になるものに挑戦しよう

応用力を鍛えるための問題集は、難しすぎても易しすぎても適切とはいえません。
はじめての挑戦で正答率が5割を切るようなものでも、ほとんどすべての問題を簡単に解けてしまうというのでも好ましくありません。
実際に問題をみて、そこそこ苦労するものを選んでみましょう。
6~9割というのはあまりあてにならない目安ですが、教科や問題集のタイプにもよるのでこれ以上具体的な数字を言うことは難しいと思います。

3.参考書は1冊あれば十分、問題集は好きなだけ

参考書は良いものが1冊あれば十分です。参考書と基礎の問題集の一体型のものでも不足はないと思います。
問題集は、必要に応じて何冊でも購入してください。

4.基礎は繰り返し演習・応用はやり捨てでOK

基礎問題は、おりを見ては振り替えり繰り返し復習をしておきましょう。
同じ問題で繰り返し演習すれば大丈夫でしょう。
ただし、応用問題は解き方が分かっている全く同じ問題を繰り返し解く意義は薄いと思われます。応用力を鍛える訓練にはなりません。(類題演習は行いましょう)
問題が足りないようでしたら同じ問題を解くのではなく、追加に別の問題集を購入しましょう。
1回目では解けず、繰り返しでなければ解けない問題ばかりという場合は、問題集の難易度の設定が間違っています。もっと易しい問題集に切り替えるべきでしょう。

5.応用的な問題集の解説は詳しくて厚いものを選ぼう

基礎的な問題集と異なり、応用的な問題集は解答の解説がしっかりしたものを選びましょう。
そうでないと、自分で勉強するときに困ってしまいます。学習を進める上で、おおいにさわりがあります。

6.問題集選びに失敗はつきもの

教材選びに失敗はつきものです。
プロでやっている私たちでさえ悩むことがあるのですから、子供本人が選んで確実に良いものを選ぶのはだいぶ難しいです。
失敗したなと思ったら、無理にその教材に固執せず、失敗の反省を活かしてより良いものを買い直しましょう。教材はお金で買えても、勉強時間はお金で買えませんよ。

7.受験生は受験問題に早めに手を出そう

受験や資格試験に挑戦する生徒は、基礎の勉強がまだ不十分だと感じていても、過去問や受験の類題に早めに挑戦する価値が大いにあります。
最終目標になる問題に挑戦することで、どんな問題で演習していけば良いのか理解することはとても大切です。基礎勉強にどんなことをすれば良いのかも、過去問などを起点に考えられれば理想的です。

2012年12月15日土曜日

ご家庭でできる教材の選び方2

ご家庭でできる教材の選び方2

・ 勉強が苦手、成績が下位~中位、学習習慣がついていないけれどこれから付けていきたい
という生徒のための教材の選び方

1.参考書・問題集が一体型のものがオススメ

通常勉強は、学校の勉強や参考書で基本的な内容を理解した上で問題集を用いて問題演習を行うことで、定着をはかります。
けれども、勉強が苦手な生徒は、学校の勉強が理解できていない場合、別冊になると参考書が上手に使えない場合が多くあります。そのため、参考書・問題集が一体型となっているテキストがおすすめです。
ただし、参考書パートは、できるだけ端的で分かりやすく、手短にまとまっているものが好ましいでしょう。

2.問題量が多く、ページ数の多いものがオススメ

勉強が苦手だという自覚がある生徒ほど薄いテキストを選びがちですが、しっかり演習するためには問題量の多いものを選びましょう。勉強が得意な生徒は薄めのテキストを複数購入したり、次々と新しいテキストに乗り換えていくというのもありだと思いますが、苦手な生徒は浮気をせずに、これぞという教材を一冊だけ使って繰り返し演習することが望ましいです。


3.答えは薄いもので十分

模範解答の解説が厚くて丁寧であることを売りにしている問題集もたくさん売られています。
そうした問題集は、成績上位を目指す子向けの難易度の高い問題集については良いのですが、基礎的な問題集については最悪です。どんなに解説が詳しくても使いこなせないのが目に見えています。
参考書・問題集一体型の教材で、参考書パートを見れば、答えの解説などなくても、要点や解き方が理解できるという構成になっていることが望ましいです。

4.フルカラー教材は選ばない、オススメは2色刷り

写真などがたくさん載っているような、フルカラーの教材はオススメではありまえん。
大切なところは赤、それ以外は黒で十分です。色数が多いのは、かえって学習効率を考えると好ましくありません。
理想としては2色刷りですが、1色のものや3色程度のものでも良いと思います。

5.ノートを使って繰り返し演習することを前提に選ぼう

きちんと基礎を身につけるためには、繰り返し演習することが大切です。
一回やって、「わかった」だけでは不十分です。ですので、繰り返しノートに演習することが大切です。
学習のステージが上がり、応用問題に挑戦できるようになった場合は、応用問題は考える力を鍛えるという趣旨が大きくなり繰り返し解き直す意義は薄くなります。しかし、学習内容が基礎であるほど繰り返しの演習が必要になります。
完全書き込み式をウリにした教材も少なくありませんが、書き込み式であるメリットは無いと考えてください。
(書き込み式教材のすべてを否定するつもりはありません。書き込み式が便利なのは一通りの基礎を習得したあとに、もう一度基礎を再確認するために演習する場合などです。また、小学校入学前などノートを使うのが難しい段階では総じて好ましいものではあります)


6.できるだけ大きな書店で手にとって選ぼう

アマゾンなどで購入せず、自分で手にとって中身を確かめた上で購入しましょう。
また、町の小さな本屋さんでは、そもそも教材の種類が少なく選択の余地があまりありません。できるだけ多くの選択肢のある大型書店での購入がオススメです。
西尾市の生徒であるなら、名古屋にある大型書店に足を運んだ方が良いと思います。


7.保護者が選ぶのではなく、生徒本人と一緒に選ぼう

自分にあった教材を選ぶということそれ自体が、勉強方法を学ぶ良い機会です。
自立学習を実現するためには、自分自身の学習状況をきちんと考えて、必要なものを選ぶ訓練をしていけると良いでしょう。もちろん、間違った選択をしてしまうこともありますが、それはそれで良い経験になります。
本人にあまり合っていない教材を選んでしまった場合は、少しもったいないですがその教材は無理に使わずにお蔵入りにして、新しい教材を購入しましょう。

以上が、私の考える基礎固めを重視した教材選びのポイントです。
参考にして貰えると嬉しいです。次回は、応用力を鍛えたいという生徒のためのポイントを説明していきます。

2012年12月14日金曜日

ご家庭でできる教材の選び方1

(学習の成果) = (教材・指導の質) × (集中力) × (学習時間の2乗)

というような記事を、以前の記事で書いたことがあります。
かけ算で繋がっているので、どこかが0になってしまっては、全部が0になってしまうんですよね。

SSS進学教室では、教材や指導の質にこだわり、生徒が勉強に集中でき、かつ学習時間が十分に確保できるようにということにこだわった運営をしています。

でも、中には塾に通わず自分でしっかり勉強したいという生徒もいると思います。
これを自分でやるというのはなかなか大変なことだとなのですが、それは立派なことです。当塾でも、生徒が塾を卒業するときには「もう自分一人でも、しっかり勉強できる」と胸をはっていって欲しいと思っています。

そういう生徒のために、「ご家庭でできる教材の選び方」というテーマで記事を書かせて貰いたいと思います。
塾教材だけでなく、市販されている教材にも良いものがたくさんあります。
今まで、塾教材についていくつか記事を書かせてもらいましたが、塾で採用するならという視点で書かせてもらいました。今回は、生徒本人が本屋さんで教材を選ぶとき、あるいは、保護者の方が子供に教材を買ってあげるときの注意点を説明させてもらいます。


ご家庭でできる教材の選び方1

まず、初回としてよくある間違った教材の選び方を紹介させてもらいます。
塾に来てくれる生徒で、
「受験が近づいきたので、自分で勉強しようと思って、本屋さんで問題集を買ったのだけど、上手く勉強できない」
という生徒によくあるパターンです。

・ 楽々できる2週間マスター高校受験 数学
・ 10日間でできる大学入試 物理

基礎が分かっていない生徒にこういったタイプの問題集は地雷です。
こうした問題集の特徴は、

・ 薄い
・ 要点がよく絞り込まれている
・ 受験に必要な内容をきちんと網羅している

それ自体悪い問題集ではありません。
使い方によっては、とても役にたちます。こうした類の問題集は、一通り基礎の勉強がしっかりできている生徒が、受験の傾向に合わせた復習を行うのにはとても良いと思います。
しかし、基礎のできていない生徒にはまったく不向きです。けれども、基礎ができていなくて自信のない生徒ほど、「量も少ないから自分でもできるんじゃないか」「楽々できると書いてあるし」と、甘い言葉に誘われてこういうテキストを買ってしまいがちです。

では、どのような教材を買うべきでしょうか?
ここでこの教材が良いですよ、とオススメの教材をお伝えできれば簡単なのですが、万人にお勧めできる教材なんてありません。大切なのは自分の状況にあった選択をすることです。
そのためには、まずいくつかのことをキチンと理解しておくことが必要です。

理解しておくこと

① 自分自身の学力
教材には易しいものも、難しいものもあります。自分の学力にあった教材を選びましょう。

② 何を目標に勉強するのか
学校の勉強にしっかりついていきたいのか、受験勉強をしたいのか、資格試験に合格したいのか、基礎学力を上げたいのか。
それぞれの教材ははっきりとしたコンセプトがあって作られています。
自分に必要なのは何なのかが分かっていなければ、適切な選択はできません。

③ どのような種類の教材が売られているのか
教材には様々な種類の教材があります。
大きくわければ、

・ 参考書
学習内容の要点をまとめたものです。学校の教科書などよりも分かりやすく、また参考書のコンセプトによって、学校の勉強や受験に合わせた構成になっています。

・ 問題集
演習問題をまとめたものです。学校の授業や、参考書を読んで理解ができたなら、問題集を用いて演習を行います。問題集も参考書と同じく、さまざまなコンセプトで、いろいろな難易度のものがあります。

そのほか、参考書と問題集が一体型になっているテキストや、単語集などの独特な教材もあります。


以上の内容を把握した上で、自分にあった教材を選んでいきましょう。
次の記事では、学力別のもう少し具体的な教材選びのコツについて書きます。

2012年12月13日木曜日

小学生英語


当塾では、授業の指導内容やシステムには他塾以上にこだわっている自負があります。
今日は、小学生への英語指導の方針について説明させてもらいます。

まず、小学生への英語の指導の大前提として、

「中学校での英語の勉強につながる勉強」

というのを、一番に意識しています。
一言に英語といっても、

・ 英会話
・ 英検
・ 中学校英語

それぞれ、どこに焦点をあてるかによって、やるべき勉強の内容が変わってきます。
もちろん関連はありますが、指導内容は大違いです。
英会話塾の中には中学校のフォローもしますというようなところがありますが、やはり餅は餅屋ですので、中学校の英語や文法について学びたいなら当塾へ、英会話を学びたいなら英会話教室に行ってもらった方が良いです。
当塾では英会話の学習などはまったくやっていません。あしからず。
英検の勉強についてはフォローする体制はありますが、英検は英検で独特ですので、生徒やご家庭からご要望がある場合に対応する形で、教室として生徒全員に英検に向けた勉強をしてもらうということはありません。

さて、では中学校の英語に繋がる勉強とは、何に力を入れた勉強でしょうか?
当塾では「単語」「文法(ことばのきまり)」に力を入れています。
実際に中学校に入学すると、「教科書の理解」や「慣用表現の習得」などやるべき事は増えていきます。さらに中学高学年や高校にまで進学すると、「長文読解」「語法」などされに課題は増えていくのですが、中学準備としてはまず「単語」と「文法」に力を入れています。

これがきちんとできている子は、中学の英語で良いスタートが切れます。
「幼稚園からずっと英会話をやっているよ」なんて子たちを、学校の成績でどんどん抜いていけます。

英会話のような学習よりも、「単語」「文法」に力を入れた指導をするのには大きなメリットがあります。
それは、
宿題や自習でも勉強できること
英会話では、生徒一人で体系的に勉強するのは難しいですよね。
当塾では、小学生の生徒にも英語を文法ごとに勉強して貰い、宿題も多めに出しています。ですから、短期間にしっかりした英語の力がつけられるのです。
どんなに良い授業をしても、塾での授業時間だけではそうたいした成果は期待できません。
英語を自分で学ぶコツや、文法の要点を授業中に習得してもらい、あとは自分でがんばってもらいます。

もちろん、「単語」や「文法」に力を入れた授業というのは、どうしても作業内容が単調になりますし、英会話などの授業と比べ、ゲーム性も少なく退屈な内容になりがちです。
ですので「楽しく英語を勉強したいのなら、うちではなく他の英会話などに力を入れた塾」に通って下さいと説明しています。
けれども、私自身、あまり楽しい授業をしているつもりはないのですが、この退屈な授業を受けた生徒が、
「英語っておもしろいね!」
などと言ってくれることがよくあります。
それは、勉強というのは、その授業の楽しさそのものよりも、きちんと理解して分かったと感じることの方がより大きな喜びに繋がるからではないでしょうか。


以上のような方針で、当塾では小学生の英語を指導させていただいています。
中学校の英語に向けた準備をしておきたいという小学生高学年(4~6年)の生徒は特に、英語での受講をオススメしています。

2012年12月12日水曜日

宿題X(エックス)DAY 2012冬休みの宿題の終わる日


宿題X(エックス)-DAY 2012冬休みの宿題の終わる日

B級ハリウッド映画のタイトルみたいで格好いいですよね!

SSS進学教室、西尾教室では冬期講習とは別に「宿題X-DAY」を実施します。
小学校、中学校、高校から出る宿題をわたしが手伝いますので、早々に片付けちゃいましょう!というのがこの日の趣旨です。

宿題というのは本人が自分でやってこそ力になるものですので、原則として自習で行ってもらいますが、どうやって手をつけたら良いか分からないものや、生徒本人の学習状況に合ってないものが課されてしまうこともあります。
そうした厄介な宿題をこの日一気に片付けてしまいます。

早い段階で学校の宿題を片付けてしまえば、塾の冬期講習や、受験生の場合は自分の受験に合わせた勉強にも集中しやすいですよね。

好評でしたら、次回夏休みにも同様の日程を設けたいと思っております。

冬期講習まもなく開始!

冬期講習がまもなく始まります。
少なめではあるのですが、冬期講習のチラシを新聞折込で出させてもらったところ、冬期講習を受講したいという外部からの問い合わせも何件かいただきました。
冬期講習を受講した生徒の入塾、または冬期講習と同時に入塾申し込みの場合は、入塾金が無料になるキャンペーンも本部規定通りに実施中です。

さて、当塾の冬期講習のシステムについて少し説明させてもらいます。


「冬期講習期間中は通常の授業がありません」

西尾教室では、12/22までを12月度の通常授業の期間12/23からを冬期講習期間としています。ですので、普段通塾の生徒も12/23以降は冬期講習を申し込んでもらわないと授業が一切なくなってしまいます。
(冬期講習からはじめて通塾する生徒のために、12/3から冬期講習として授業を入れることは可能です)

他塾では、古くからある塾でシステムを一度も変えていないところなどは、冬期講習は追加で受講する形で通常授業は普段通り実施するというところもあります。
けれど、後進のSSS進学教室や新しくできたほとんどの塾は当塾と同じように通常授業と講習期間をはっきり分けています。古くからある塾でも、通常授業と講習期間を分ける形に変更したところが多くあります。
何故、多くの塾がこの仕組みを採用しているかというと、それにはちゃんと理由があります。


理由1
「冬休み中は生徒の生活サイクルが変わるため」

当然ですが、冬休みの期間中は学校の授業がありません。そうすると、生徒が塾に通える時間帯、通いたい時間帯が変わってきます。
また家族旅行や学校のイベント、帰省などの都合も人それぞれです。
ですので、それに合わせて塾では冬期講習の日程を組み立てます。
SSS進学教室の場合、生徒ひとり一人に希望日程のアンケートをとって、その上で日程組を行います。


理由2
「冬休み中は生徒にやってもらうべき学習内容が変わるため」

これが一番の理由です。
繰り返しになりますが、冬休み期間中は学校の授業がありません。そうすると、学校の授業の予習を基本とする学習を普段通りの勉強するのは効率が良くありません。
冬休みや夏休みの長期期間中は、学校の進度だけにとらわれず「体系的に順序よく勉強する」チャンスなのです。
SSS進学教室では通常授業は原則的に学校の進度に合わせ、学校の予習を行うことを大切にしています。学校の勉強時間をしっかり分かるようにすることが、成績を向上させる上では何よりも大切だからです。
けれども、学校の進度というのは必ずしも生徒ひとり一人のペースに合っているわけではありませんし、必ずしも体系的な順序になっているわけではありません。たとえば英語などは、教科書に沿った学習をするよりも文法別に学習を進めた方が体系的で効率的ですよね。
そのため、原則として当塾の冬期講習は復習型です。いままでの学習内容を、単元毎に弱点をチェックし、弱点だと分かったところを力を入れて補強していきます。
(冬休み明けに定期テストや、休み明け単元テストが控えている生徒のために冬休み後半で通常授業に準じる授業を行わせてもらう場合や、受験生向けに受験に向けた内容を扱わせてもらう場合などはあります。)


というわけで、冬期講習期間と通常授業期間を完全に分離させて実施するというのはとても合理的なシステムなのです。
生徒に成績を上げてもらうために少しでも効率良く勉強してもらいたいというのはどの塾でも共通する考え方だと思います。
昔から営業されている塾などで、まだこのシステムに変更していないところは、是非このシステムへの変更がオススメです。

2012年12月11日火曜日

自習に来てください

自習に来てくれている生徒がよくがんばってくれている、という趣旨の記事を何度かアップさせてもらっています。
当塾で、自習に来ることを推奨しているのにはきちんと理由があります。

ただ、塾に来なくても自分で何を学ぶべきかが分かっていて、自宅でも集中して勉強できるという生徒はわざわざ塾まで来て貰う必要はまったくありません。
自宅でよく勉強できるのなら、それに越したことはないですね。

塾に自習に来るメリット①
勉強量の確保
当たり前ですが、一番のメリットです。塾に通ってくれるだけで、成績が上がるわけではありません。生徒ひとり1人にあった「適切な内容」を、しっかり「演習」することで力がつきます。を家で集中して勉強できないなら、塾でやりましょう。

塾に自習に来るメリット②
自習のやり方の改善ができる
特に学習習慣がうまくいっていない生徒には、「自習のやり方が下手くそ」な生徒がたくさんいます。
たとえば、答えを丸写ししてしまったり、逆に分からない問題なのに答えを見ることができずに、いつまでも問題とにらめっこしてしまったり。答えを上手に使うことは大切なのですが意外と難しくて、答えを上手に使えていない生徒はたくさんいます。あるいは、そもそも自分の学習状況にあってない課題に挑戦してしまっていることは多くあります。
そうした間違った学習方法を身につけてしまっている生徒は、そこを改善していかなくてはなりません。教室で問題点を把握し、その上で学習方法を指導していきます。
場合によっては改善に時間が掛かることもありますが、簡単な指示をするだけで学習効率が大きく改められることも珍しくありません。
それは、塾の授業だけではどうしようもないことなんですよね。
塾の授業時間しか、しっかり勉強できないというのでは困ります。自立した学習ができるよになってもらう必要があります。
授業をとってくれないとできないことは数多くありますが、授業でなく自習として来てくれるからできることというのもあるのです。

塾に自習に来るメリット③
生徒の学習状況を把握できる
上述のメリット②にも通じることですが、生徒の学習状況を把握することは個別指導塾の要です。
生徒にあった適切な課題設定さえできれば、あとはそれを実戦して貰えるなら、半ば生徒の成績を上げられることは決まったようなものですから。

塾に自習に来るメリット④
塾の宿題がすぐにできる
多くの生徒にオススメしているのは、塾の授業の後にそのまま自習で残って勉強していってもらうことです。そこで塾で出す宿題をしていって貰います。
せっかく塾で勉強して理解できたことでも、放置してしまいそのあと忘れてしまうようでは無駄になってしまいます。そのため、塾では原則的に授業で扱ったのとほとんど同じ内容の問題を宿題として課しています。授業の直後でしたら、忘れる前に繰り返し学習ができるので学習内容の定着にはもってこいなのです。

冬休みの間は学校の授業はありません。
(高校などでは、一部補習がかっつりありますけどね!)
冬休みの期間中、SSS進学教室は普段より少し早い午後1時までには開校しています。冬期講習の授業はもちろん、自習にも来てしっかりと勉強していってください。

2012年12月10日月曜日

テレビを撤去

生徒 「家だと、なかなか勉強できない。つい、テレビ見たり、漫画読んでしまう」


そう言う生徒は少なくありません。
子供だけの事に限ったことではありませんよね。大人だって、自分のホームに戻るとついだらけてしまうものです。
私もゴロゴロっぷりには人後に落ちない自信があります(笑


そういう生徒には、塾に自習を来ることを勧めていますが、ほんとうはどんな場所でも勉強できるのが一番良いんですよね。
塾がお休みの日だってありますし、24時間開けてあげられるわけでもありません。

家で勉強に集中できないという生徒のなかで、テレビへの依存度が高いというような事を言われる子には、私はいつもこう言ってます。

テレビを居間から撤去してしまってはどうでしょう?


生徒1人に禁止するのではなく、家族全員で我慢するのです。
これだと、生徒も我慢しやすいのです。
今年も方々の生徒や保護者に同じ話をしているのですが、試してみようというご家庭が既に2組です。

テレビというのは、ニュース番組を中心に必要な情報を提供してくれることもありますが、「本当に必要な情報」というのはその中のほんの一部でしかありません。
そして、それが本当に必要な情報であるなら、新聞やインターネットといった他の媒体から手に入れることもできるでしょう。

2012年12月9日日曜日

教材研究

先日の記事で、カラーボックスを増設した記事を書きました。
塾に置いてある教材が増えたため、増設が必要になりました。
ただ、置いてある教材のすべてを生徒に使って貰うことがあるわけではありません。ほとんどの教材は補助的に使うだけですし、当塾では生徒によって教材を使い分けていますが、実のところ95%以上の生徒には標準採用のフォレスタを使って貰うことになります。

仕入れ値が高いとか、送料が高いとか、送料の上に梱包費も1箱ごとにとるのかよとか、SPRIXのフォレスタにもいろいろ不満はありますが、

現在のところ、公立小学校・公立中学校の生徒の指導にもっとも良い個別指導塾で用いることのできるテキストはフォレスタであるのは間違いないと思います。

そういうわけで、ほとんどの生徒にはフォレスタを使ってもらうわけですが、それでも塾では教室の責任者がきちんと教材の研究をしておくことは大切だと私は考えています。

学校や塾の先生の中には、
「どの教材を使うかなんて、どうでも良い。大切なのは教え方だ」
と主張される方もいます。

もちろん指導方法は大切ですし、指導のノウハウは当塾でももっとも力を入れている部分です。
しかし、生徒が演習するのは教材に沿って行われます。教材がどれでも良いなんてことは決してありません。
生徒の学習状況、進路志望に合わせた教材をいつでも容易できるように、準備を整えておくことは必須です。
私は現在オーナーとして教室を運営していますが、以前に私が勤務していた個別指導の学習塾では、生徒によって教材を使い分けるのは上司から原則として禁止されていました。教材研究のため教材を買うこともできませんでしたので、私費で細々と買っていました。けれどもそれではやはり塾としてはダメですよね。


2012年12月8日土曜日

学級文庫設立



















教室にカラーボックスを2つ追加購入して、1つは教材の追加用に使ってしまいましたが、もう1つを使って学級文庫を設立しました。

学級文庫には、学習漫画(まんが攻略本シリーズ、あさりよしとお「まんがサイエンス」)や、英語版少年ジャンプ、ブルーバックスなどを置いてあります。
ちょっとだけ勉強に役立って、楽しく読めるラインナップです。
自習に来てくれた生徒の休憩用設置しました。ただし、休憩時間は手短に行うのが鉄則ですので、じっくり読みたい生徒には貸し出しを行いますので、貸し出し希望の生徒には申し出てもらう形になります。

2012年12月7日金曜日

サーキュレーター設置

「先生、暑いから暖房弱くしてくれない?」

現在、教室の2階は自習生用に解放しているのですが、自習生から何度かそういう要望がありました。
SSS西尾教室は、教室が2階建て吹き抜け構造であるため、暖かい空気が上へたまってしまって、教室内の温度格差が大きくなっていました。
1階は寒くても2階は暑いという温度差が生じてしまっていたのです。

そこで、昨日より教室内の空気を拡販し、熱ムラを是正するためにサーキュレーターを導入しました。
サーキュレーターは、通常の扇風機と違い、空気が渦を巻いて進むので指向性が強く、風が遠くまで届きます。そのため、室内の空気を攪拌するのに向いているのです。

教室には2階と1階に各一台のエアコンがあるので、それぞれのエアコンの送風口に向けて2台のサーキュレーターを設置しました。風をエアコンの送風機に向けるのは、エアコンの送風能力を打ち消すような印象があるのですが、調べてみたところこれがもっとも効率の良い使い方のようです。

また1階のエアコンを強めに、2階のエアコンは弱めに設定しなおしました。
これで教室の空調管理は完璧。なはず。



2012年12月6日木曜日

教室前に、バス停ができました!



















教室前にバス停ができました!
新品のバス停です。

六万石くるりんバス
左まわりルート 若王子駅

「若王子」と書いて、「なこじ」と読みます。「SSS進学教室前」でも良いような駅ですが(笑)
近所の地名なのですが、読めませんよね。私も塾生に教えて貰って、はじめて読めました。

運行時間
9:22
11:22
13:22
15:22
17:22

運行は2時間ごとで、1日5本だけですが、上手に使えば役に立ちますよね。
夜間の運行はしていませんので、普段の通塾に使うのは難しいですね。
乗車賃も1回100円と格安です。定期券を利用すると、さらに安いようです。

くわしくはコチラを。




2012年12月5日水曜日

塾の雰囲気

現在、2階の席はすべて自習席として解放しているのですが、
多くの塾生が自習室を利用してくれています。
どの生徒も黙々と勉強に集中してくれて、分からないところなどは質問してくれます。
とても良い雰囲気です。
現在のところ、成績上位の子から下位の子までまんべんなくいろいろな学習状況の生徒が塾生として集まってくれているのですが、自習に来てくれるのは成績上位層の子ばかりではなく、中堅層や下位層の子もよく来てくれています。
「まわりの子ががんばってるんだから、自分もがんばらなきゃ」という雰囲気ができあがっています。


私はいままで別の塾で働いていたときからですと、いくつかの教室を赴任してきましたが、今のような良い雰囲気なのは初めてです。
これまでの教室では自習に来てくれた生徒がいても、友達をついおしゃべりをしてしまったりする子がいたものですが、今の教室ではそれがまったくありません。友達同士で誘い合って自習に来てくれても、ちゃんと勉強は自分でやるものというのをきちんと理解してくれています。


今までの教室と何が違うのだろう?と考えるのですが、1つには、

たまたまよくがんばってくれる良い生徒が集まってくれた。

というのもあると思います。
けれども、一番は開校したての校舎だからというのが大きいのだと思います。
今まで私が赴任してきた教室は、別の担当者が担当していた教室に、人事異動で私が移動して担当しました。
そうすると、どうしても前の担当者の頃にガヤガヤとした雰囲気になってしまっていると、なかなかそれを払拭するのは難しいのですよね。
あるいは会社の都合で、ころころ担当者が変わるというのが良くないのかもしれません。教室の指導の方針にブレがあると、教室の状態は悪い方に動いてしまいます。
ですが、今の教室は一から新規開校の教室ですので、マイナス要因のないゼロからのスタートです。それで、良い状態を簡単につくることができたのでしょう。
塾の教室の雰囲気というのは悪くするのは簡単ですが、一度悪くなってしまったのを良くしていくのは難しいのでしょう。
幸い現在はとても良い状態でスタートが切れていますので、この雰囲気を維持していきたいと思っています。

2012年12月4日火曜日

ミニほうき装備!

















教室内の一部ブースに、ミニほうきを設置しました。
自分で出した消しかすが邪魔になったときに、手軽に掃除できます。
当教室は自習の生徒も多いので、役に立ってくれると思います。
生徒の評判をきいて、良さそうであれば全ブースに配備する予定です。

2012年12月3日月曜日

求人掲載

また求人の掲載を増やしました。 森塾の関連企業の運営する「塾講師JAPAN」に掲載します。 それに伴い、塾講師JAPANの提携サイトにも掲載されます。

生徒の成績を上げるには、生徒が楽しく勉強できる環境でなくてはいけません。
生徒が楽しく勉強するには、教える方が楽しく指導できなければなりません。
ですので、楽しく働ける教室を目指しています。

西尾市にお住まいで、塾講師の仕事に興味のある方は、是非お問い合わせください。
以下のサイトから問い合わせていただいてもOKですが、直接電話していただけるのが一番早いです。

問い合わせ先
電話 / 080-1610-7161
メール / sss.nishio@gmail.com

求人掲載サイト
『塾講師JAPAN』
『塾講師スタイル』 
『大学生アルバイト』 
『バイトリッチ』 

2012年12月2日日曜日

ムスカ大佐に学ぶ表現技法

















知人の塾の先生にアイデアをもらい、教室に貼り出す掲示物を一点、制作しました。
イラストカットも、わたしが自分で描きました。

ムスカ大佐に学ぶ表現技法
です。

天空の城ラピュタの人気キャラクターであるムスカ大佐ですが、たった1本のアニメ映画の中で数多くの修辞法を用いてくれます。

たとえば、

見ろ!人がゴミのようだ!!
直喩法
「まるで」「ようだ」「みたい」などの言葉を用いて、別の物事にたとえる表現技法で、比喩法の一種です。炎上するゴリアテから落ちていく兵士たちを見て、ムスカ大佐は「人」を「ゴミ」に喩えています。「ゴミ」という無機物に「人」をたとえることで、人という生き物の矮小さを強調しています。

2012年12月1日土曜日

MOVEに求人を掲載します

新聞に折り込みの集合広告に求人を掲載します。
三光アドのMOVEです。カラーでの掲載です。

生徒が楽しく勉強できて、講師が楽しく教えられる学習塾を目指しています。
近くにお住まいで、塾講師の仕事に興味のある方は是非お問い合わせください。

塾での勤務経験のある方はもちろん、経験のない方も研修期間をもうけていますので安心してご応募ください。