2018年1月27日土曜日

宿題ノート 改定

当教室では毎回の授業で宿題を生徒に出しています。
塾で扱った問題を繰り返し演習してもらい定着させるのが目的です。

SSS進学教室では、「宿題ノート」を用意していて、毎回の宿題を記録しています。
新年度から、この宿題ノートが改定になります。




下段の画像が記入例です。実際には黒字で記入します。

日付
前回の宿題の達成度
宿題の内容
次回予定

毎回の記録内容はこれだけ。
とてもシンプルな内容になっていて、余計なことは何もかきません。

他塾ですと、もっと詳しい報告書などを用意している場合もあります。
こちらは、例えばこんなのです。



生徒の授業の様子を記入したり、
指導の目標や、場合によっては生徒本人に目標を記入させたりします。
ご家庭との連絡欄などを作ってる場合もあります。

当教室では、こういった報告書はムダだと考えています。
書類の記入に忙殺されて、指導がおろそかになってしまっては本末転倒です。

古いタイプの個別指導塾の場合、生徒と講師が1:1での家庭教師のような指導で教える側が暇すぎたためにこのような報告書を書きながら指導しても時間が余ったものですが、今では授業料との兼ね合いで当塾のように1:3などでの指導の方が一般的です。
指導上必要なことだけを記入する方式の方が好ましいでしょう。

場合によっては、授業ごとの授業報告書にプラスして、月別の報告書を講師に書かせて、時間外労働でブラックバイトなどと呼ばれる個別指導塾もあるようです。

学習塾の顧客は、「生徒」であると同時に「保護者」でもあります。
ですので、保護者に対して見栄えの良いアピールをすることも意義のあることかもしれません。
ですが、当教室ではそうしたところに力を入れたくはないのです。
学習塾というのは、生徒の学力や成績を上げるために勉強してもらう場所であって、生徒や保護者が求めているのも学力や成績なのです。
それ以外は不要なものとしてバッサリ切り捨てて良いというのが、当教室の方針です。
講師により良い指導をしてもらうために、できるだけ負担を減らせるように工夫しているわけです。