2018年6月28日木曜日

成績を上げる1番の方法

「成績を伸ばす一番の方法は、問題を解くことだ!」

当塾に通ってくれている西尾東高校の生徒によると、英語の先生のひとりがそのように言って、演習中心の授業を行ってくれているということでした。

学習塾や予備校の先生ですと、このような考え方をする講師は多いのですが、中学や学校の教師でこのような考え方をする教師は減ってきているような気がします。

「受験戦争」が激しかった頃は、中学校や高校でも同じようなことを言う教師は多かったと思うのですが、「テストの点数だけを追い求めるのは良くない」という風潮が広まり、ゆとり教育が実施される頃に以上のような考え方が減っていったように思えます。


受験に向けたテストや模試の点数ばかりを追い求めることの是非については、いろいろな意見があるのでしょうが、成績を伸ばすのにもっとも必要なことが問題演習であるというのは間違いがないと私も考えています。


当塾も、高校受験や大学受験を最大の目標に指導をしているのですが、他塾と比べても成績が上がっている生徒は多いと自負しています。
(先日、中学生向けの第二回愛知全県模試の結果がかえってきて、現在返却中なのですが、いつもどおり8割方の生徒の成績は上がってくれていました。全員が上がっていると言えないところが残念なところなのですが……)

生徒の成績を上げるために、

1.わかりやすく教える

このあたりは、どの塾でも努力していることでしょう。
それに加えて、

1.より分かりやすいテキストを採用する
  生徒の1人ひとりに合わせたテキストを使って指導する
1.効率の良い指導の仕組みを作る
1.テスト対策を行う
1.進路指導を適切に行い、生徒のやる気を引き出す

など、できるかぎりの努力をしています。
その中で、生徒の成績が伸びている最大の要因は、生徒に多くの問題を演習してもらっているというところにあるのではないでしょうか。

分かりやすい授業をする、とか、生徒にきちんと理解してもらう、というのでは不十分で、実際に問題を解く中で生徒自身が自分の力で理解を深くするという作業が学力の向上のメカニズムなのでしょう。
上手に教えることは良いことではありますが、上手に教えてそれだけで悦に入っているようでは、講師の自己満足に過ぎないと思うのです。

2018年6月25日月曜日

1学期末テスト

西尾市の中学校は、以前に西尾市で前後期制を敷いていた頃の名残で、定期テストが1学期に学年末テストが1回しかありません。
3学期制の体裁で、1学期にテストが1回というのはわりあいに珍しいシステムです。

高校については、ふつう通り1学期に中間テストと期末テストの2回あります。

さて、平坂・福地中学校はすでに期末テストが終了しておりますが、寺津中学校や一色中学校は現在テスト中です。
当塾での大きな目標の1つが、これら定期テストへの対策です。

定期テストというのは、学校の先生のお手製のテストですので、その先生の考え方や学校の方針などによって問題傾向はわりと大きく変わってきます。

例えば、1学期のテストの場合だと、前学年の3学期の期末テスト以降の内容を1学期のテストに入れ込んでくる場合とそうでない場合があります。

私は西尾市にくるまでは、全学年内容が含まれるのが標準的だと思っていたのですが、寺津中学校や平坂中学校は新学年の内容からのみ出題する場合が多いようです。

当塾では、テスト前に「定期テスト対策ミニテスト」という無料対策会を開いています。
5教科の定期テストの定番問題を演習して、テスト前の確認をしてもらおうというものです。

2018年6月5日火曜日

修学旅行

修学旅行シーズンです。

平坂中が修学旅行から帰ってきて、来週は寺津中や一式中の修学旅行です。
また普通科の高校2年生も修学旅行の学校が多いようです。

毎年、

「帰ってきたらテスト週間なので、修学旅行先に問題集持っていく」

などという熱心な生徒もいるのですが、たいていは、

「時間がなくて、あんまり勉強できなかった」

となります。

そういうものです。
けれども、勉強をしっかりやろうという意思が嬉しいですね。こういう気持ちを持てる子は、伸びますよね。