2018年12月29日土曜日

休校のおしらせ

12/31(月)~1/3(木) の4日間は休校とさせていただきます。
1/4(金)からは、冬期講習を再開のため午後1時から開校となります。

2018年12月23日日曜日

受験スケジュール

中学3年生も、高校3年生も受験まであと少しです。
大学受験のセンター試験まであと1ヶ月を切りましたし、公立高校入試もあと2ヶ月半です。

大学受験の高3生は、受験する大学によって日程は様々で、一人ひとり受験日程は異なります。無理のないスケジュールを立てて出願することが大切です。

1/19・20 センター試験
1月下旬~2月下旬 私立個別試験
2/25 国公立前期試験
3/12 国公立後期試験

今年はおよそこのようなスケジュールです。
私立高校については、1つの大学の同じ学科を複数回受験するのが、最近の大学受験の定石になっています。
(1世代前と比べて、受験方式の多様化が進んでいますね。大学側の資金集めという意味もあるのでしょう。)
筆記試験の点数というのは、どんな生徒でもどうしても良し悪しの波があります。
1つの計算ミスのせいで連鎖的に点数を落とすこともあれば、たまたま得意な問題が続いて実力以上の点数が取れてしまうこともあります。受験の緊張によって、普段より実力が出せる生徒もいれば、萎縮しまって実力が出せない生徒もいるでしょう。
ですので、受験回数はできるだけ多くとれるようにすることがオススメです。

大学によって、どの受験方式が有利なのか、あるいは不利なのかというのは、実のところ年度によって出願者数も大きく変わるのではっきりしたことはわかりません。
河合塾などは難易度の予想を出してくれていますが、あまり信頼性は高くないでしょう。これは河合塾の分析力の問題ではなく、私立大学の各受験枠が細かく分割されすぎて、受験者の動向によって大きくボーダーが変化してしまうという統計的必然です。
そのため、運不運にできるだけ左右されないように、なるべく受験機会は多く設ける必要はあります。

だいたいの傾向ではありますが、同じ大学の受験の場合、センター試験の後のなるべく早い時期の受験ほどボーダーが低く合格しやすい傾向があるように思えます。
また、同じ大学の受験の場合、必要な試験科目が多いほど合格得点率は下がる傾向にあります。
センター利用方式などは、手軽に出願できる反面、合格ボーダーは高くなりがちです。





高校受験の中3生は上記画像のようなスケジュールで受験対策を行っていきます。
赤字が受験における重要なイベントで、青字が塾での受験対策に関連する内容になっています。
例年、数人は私立単願での受験を希望する子が数名いるのですが、今年の塾生は全員公立高校志望になりました。
万一、公立高校の受験が失敗したときのために、すべりどめで私立高校も全員受験してもらいます。内申点が足りない生徒は私立高校を受験することができず、公立不合格の場合は専修学校などを受験することになるのですが、2学期になってなんとか内申点を上げてもらい専修学校の受験が必要な生徒は出なかったのは幸いです。
専修学校でも生徒の面倒見がとても良い学校が多いことは、もちろん私も知っているのですが、将来の履歴書を考えると全日制高校卒業の資格はどうしてもほしいところです。

愛知県の高校入試は、全国で唯一2校を受験することができます。1校は無理のない受験をして、1校で冒険をすることも可能です。当塾の生徒でも、何人かは合格できるかどうか分からない困難な受験に挑戦してもらいます。是非、最後まで頑張ってもらいたいものです。

2018年12月12日水曜日

中3 三者面談

先日、教室で机を新調しましたが、続いて本日は椅子を取り替えました。座り心地は良くなったと生徒には好評ですが、また後日写真をUPします。

さて、中学3年生は今週は中学校で三者面談です。
平坂中学校は本日までで、寺津中は明日木曜日が最終日です。

中学3年生の生徒はここで2学期の内申点を少しだけ早めに教えて貰い、私立高校の受験校を決定します。
西尾市は、名古屋圏のアクセスの悪さから、私立高校は滑り止めで受験する生徒がたいはんで、難関私立に挑戦する生徒はわずかです。

滝高校や東海高校のような難関私立と違い、愛知県では地方の多くの私立高校の合否は主に内申点で決定します。

たとえば、地元のある私立高校については、以下のような基準で合格が決まり、筆記試験は形だけ行うという感じです。

某私立高校(普通クラス)合格基準
推薦入試(単願)
2学期の内申点で9教科24以上または5教科13以上
※ ただし、事前相談で9教科23でOKの場合あり
※ ただし、5教科で内申1の教科があると不合格
※ ただし、欠席が10日以上ある生徒は事前相談が必要
一般入試(併願)
2学期の内申点で9教科26以上または5教科13以上
※ ただし、事前相談で内申点基準を-1してもOKの場合あり
※ ただし、5教科で内申1の教科があると不合格
※ ただし、欠席が10日以上ある生徒は事前相談が必要

某私立高校(特進クラス)合格基準
推薦入試(単願)
2学期の内申点で9教科29以上または5教科16以上
※ ただし、事前相談で内申点基準を-1してもOKの場合あり
※ ただし、5教科で内申1の教科があると不合格
※ ただし、欠席が10日以上ある生徒は事前相談が必要
一般入試(併願)
2学期の内申点で5教科18以上で、当日の筆記試験を加味して判断
※ ただし、5教科で内申1の教科があると不合格
※ ただし、欠席が10日以上ある生徒は事前相談が必要

という具合です。
以上のような合格基準を、中学校の先生は高校側から事前に教えてもらっていて、その上で受験校を指導してくれます。
地元密着型の私立高校は、多くの場合、筆記試験は特進クラス(特待生奨学金あり)の選定などに用いる程度です。合否は主に内申点と事前相談で決まります。
逆に言えば、基準を満たしていない生徒は不合格になりますので、受験させることはありません。

事前相談というのは、「中学校の先生から高校の先生への相談」です。
要するに、「うちの中学のこの生徒は人格面も問題のない良い子ですので、成績はギリギリですが、そちらの高校で受け入れてください」ということです。
中学校の先生も自分たちの生徒は可愛いですので、だいたいの場合はこの事前相談はどの生徒でも、行ってくれます。
また、事前相談で合格基準を1つ程度引き下げるというのは、ほとんどの高校で行われています。ですが出願期限ギリギリになってだと、事前の相談が間に合いません。私立の単願を希望する生徒は、この面談の時期には中学校の先生に希望を伝える必要があります。
また決めあぐねている生徒も決断は急ぐべきでしょう。


今年は当塾の生徒の内申点は好調で、今のところ塾に来てくれた生徒にはもれなく問いただしているのですが、内申点が下がった生徒は1人もいません

1学期内申19 → 2学期内申25 (6UP)
1学期内申40 → 2学期内申44 (4UP)
1学期内申27 → 2学期内申31 (4UP)

など、大きく上げてくれた生徒もいます。中2からの通算で、

2年3学期内申19 → 1学期内申27 → 2学期内申28 (通算9UP)

という生徒もいます。
がんばってくれました。
残念ながら内申点が現状維持に留まった子も、この時期はどの生徒もみな勉強量が増え、競争が厳しくなっています。成績を落とさずに維持することができたなら、がんばることができたということでしょう。

とはいえ、当塾の今年の生徒は全員公立高校志望です。
例年、1人か2人は私立を単願で志望する生徒がいるのですが、今年はやや偏りました。
私立高校は2学期の内申点での勝負ですが、公立高校は3学期の内申点&当日の筆記試験を中心に合否を決めます

まだまだここからが追い込みですので、生徒たちにはがんばってもらいたいところです。

2018年12月5日水曜日

机 新調!

最近、教室の机を新調しました。
古い机は開校から6年間の酷使で、天板の化粧板の塗装が剥がれるなどの痛みが出てきたための交換です。
机の幅は、学校の机などより10センチだけ広い70センチ幅のものを採用しています。
学校と同じ60センチ幅や65センチ幅のものを採用している学習塾が多いのすので、ちょっとだけですけど机を広く使うことができます。


写真は、新しい机の上に中学生に標準採用のテキスト、フォレスタゴールとノートをおいた場合の写真です。

机下にスライド棚が設置してあり、


模範解答を置いたり、筆箱を置いたりするのに重宝します。

生徒には、解いた問題の採点は自分で行ってもらっています。

・ 問題を解いたら、すぐに採点と見直しをする習慣をつけてもらいたい。
・ 模範解答を読んで、模範解答と解説から学ぶ力をつけてほしい。

といった意図があります。
丸付けが間違っているときは講師が指摘しますし、間違ったところを模範解答や解説をもとに見直しても理解できないときなどは講師に手伝ってもらって理解をし、改めて類題に挑戦するという流れになるわけです。


また、パーティションで仕切られた各ブースにはホワイトボードが設置してあります。


机とパーティションサイズにあわせてカッティングして作ってもらった特注のホワイトボードです。
生徒が理解できなかったところは、目の前のホワイトボードを使うことで、とても教えやすくなっています。

標準採用している「フォレスタ」というテキストは、大切な内容をまとめた解説ページがついていて、講師が板書を取る必要はほとんどないように作られています。
そのため、教える側の負担が少なく余裕をもって指導することができるのです。教える側が余裕をもって指導できるからこそ、生徒も理解しやすい授業が受けられるという仕組みです。
それでも、どうしても追加の説明がほしいところは出てきます。そうした場合にこのホワイトボードが活躍します。

2018年12月1日土曜日

期末テスト終了

中学生の期末テストが終了し、答案が返却されています。

特に寺津中学校の3年生は、すでに個票(成績表)までもらっています。
テストが終わったのが水曜日で、個票の配布が金曜日ですので、これはかなり速いですね。寺津中学校の先生方はかなりがんばってくれたのでしょう。
生徒からすれば、気になっている成績を早く教えてもらえるのですからありがたいことです。

5教科の平均点もおよそ6割以上と、少し易しめのテストだったようです。
平坂中の方も成績表はまだですが、平均点も高めのようです。
入試が近くなり、がんばった生徒が増えたというのもあるでしょう。当塾の生徒も多くの生徒が得点を伸ばしてくれました。

さて、この後、各中学校で受験のプランについて打ち合わせが行われる三者面談(学校によっては保護者面談)が行われます。
今回の定期テストの結果を踏まえて、2学期の仮内申も教えてもらえます。この2学期の内申点は私立高校の入試に使われます。
スムーズに受験を行うためにも、しっかりと志望校を考えておき、三者面談に臨む必要があります。
今回の面談では、

1.公立高校志望なのか、私立高校志望なのか
2.私立高校の受験校の決定(滑り止めの場合を含む)

この2点は必ず打ち合わせします。
あまりに無謀な受験の場合や、逆に低すぎる目標を掲げている場合などは学校の先生もアドバイスしてくれますが、だいたいどの高校を受験するのが良いかは事前に考えておいた方が好ましいでしょう。
特に、私立の推薦入試の枠も限られる場合がありますので、希望するご家庭はこの面談で伝えておく必要があります。