2020年2月29日土曜日

受験対策講座1.5倍DAY

新型肺炎コロナウイルスの影響で、小中高の休校が決定しました。

中学、高校での未習内容は翌学年に持ち越されるため、学校での指導の進度管理は厳しくなりそうです。我々学習塾もですが、学校の先生はより大きな苦労を背負うことになるでしょう。

また生徒の立場からすれば、この予定外の休みの間にきちんと自分で勉強を進められるか、あるいは遊んでしまうかで大きな差がついてしまうでしょう。


中3生や高3生は、もう卒業ですので、授業自体には影響はほぼありません。
高3生も残すは後期試験だけですし、中3生は来週から始まる公立入試で最後です。

中学3年生には、夏休みから受験対策講座を実施して、愛知県公立高校入試に特化した対策を行ってきています。
西尾教室では、明日の土曜日は通常の受験対策講座の時間を1.5倍に延長して、5教科通しての模擬問題を演習してもらいます。問題の解き方だけでなく、最後に時間配分などの作戦も含めてしっかりと準備をしてもらいます。

2020年2月26日水曜日

テスト対策実施


今日からテスト週間に入り、自習生も多く、提出物の進みも順調です。

刈谷小垣江教室はまだ生徒数も少なくテスト前でも席に余裕がありますので、テスト対策を塾生以外にも公開しています。提出物が終わってしまって演習問題をたくさんこなしたい方、問題集でわからないところを質問したい方、テスト勉強をする環境が欲しい方など気軽にお問合せください。

成績を上げたいという向上心、熱意のある生徒様をお待ちしています。

2020年2月24日月曜日

テストが終わって

学年末の定期テストも岡崎市の中学校は全て終わりました。

今週にはテストの点数と順位も出てきますが、私は原則全員のテスト結果(問題用紙・解答用紙)を見ることにしています。

当然といえば当然ですが、そこからなるべく多くの情報を読み取るためです。

テスト当日、生徒の一人ひとりがそのように問題を解いたのか、問題を解く上でどのような科目上の課題を生徒が抱えているのか、間違いがただのケアレスミスなのか他の問題を抱えているのか、様々な事柄が見えてきます。

答案を見せるのを最初は嫌がる子もいますが、確実に改善をするためにも必要な事なので、きちんと見せてもらいます。 それをその後の指導に反映させたり、面談で改善案を提示したりするのにとても重要なことなのです。


2020年2月22日土曜日

英語を学ぶことは、英語を学ぶだけじゃない

小学4年くらいから小学6年生くらいから、中学英語のための準備を始めるという生徒は多くいます。
特に教科書の改定で、他の教科と比べても中学英語は難易度の向上が大きくなりますので、早めに勉強を始めるのは良い選択だと思います。

さて。

I go fishing after school everyday.
私は、毎日、放課後に魚釣りに行きます。

愛知県の生徒で、英語の勉強を始めたばかりの生徒は、だいたい一度は、こうした例文に対して、

「えっ、放課に魚釣りに行っちゃうの!?」

と驚いてくれます。

というのも、愛知県を中心した方言では「放課」というのは学校の授業が終業した後の時間帯のことではなく、授業と授業の間の10分程度の休憩時間を意味するのです。
生徒に、日本のほとんどの地域に住む人たちにとって放課が放課を意味しないことを説明すると、だいたい驚いてくれます。

言葉というのは、同じ言葉でも別の意味を持っていたり、不思議な由来の言葉があったりします。

例えば、イギリス英語では「1階」が「2階」を意味していたり、
英語で「バケツを蹴ろ」が「死んでしまえ」だったり、
英語のスラングでは「ポケットモンスター」が「おちんちん」だったり、
あるいは、日付や住所を記述するとき、英語と日本語では逆順になることであるとか、

いずれも有名な事例だと思いますが、生徒にこうした事例を説明するとどうしてだろうと理由を考えてくれます。
日本語や英語に限らないことなのですが、ことばというものは背景にある文化の中で作られていくものです。子供たちは英語の勉強を通して、言語としての英語だけではなく、文化や社会のあり方についても自然と学んでくれることになります。

ときとして、
「社会に出て、英語を使うような人なんてごく一部じゃないか」
というような意見を聞くこともありますし、一理ある意見だとは思います。

しかし、英語を学ぶというのはただ英語を学ぶだけではなく、何かと実りの多いものであるというのことも多くの生徒たちに伝わるといいなと思います。



2020年2月12日水曜日

日本の古典を読む

現代文は読めるけれど、古文は苦手という生徒におすすめなのが、小学館から発行されている「日本の古典」のシリーズです。


古典の中でも、有名どころを一通りを押さえた全20巻で、原典の全訳が記載されています。

この本は古文入門者にとっての敷居の低いところは、

・解説
・現代語訳
・原文

の順に掲載されているところでしょう。
内容を掴んでから、原文に取り掛かることができるので、教科書や問題集を扱うのよりずっと軽い負担で読みすすめることができるので、全20巻を読了するのもそれほどたいへんな作業ではないでしょう。
刊行も比較的新しいため、現代語訳のセンスも今風で読みやすさについてはピカイチです。

現代文における読解力があるのに、古文が読めないという生徒は、

古文常識がない
知らない古文単語が多い

といったところがネックになっているところが多いでしょう。
一通り読了することで、これらの弱点を補うことができます。また、実際の入試で読んだことがある問題が出題されるというのは、圧倒的な有利を獲得することができます。
特に、文系の難関大学への進学を考えている生徒にはおすすめのシリーズです。

参考リンク
小学館 日本の古典を読む

岡崎上地校「土日テスト対策」

2月15日(土)と16日(日)は、毎回行っているテスト前教室開放を実施します。
開校日程は10時~15時を設定しています。

参加費用は無料です。

学校の課題で分からない部分の質問や追加課題の消化など、主要5教科であればすべての教科に対応可能です。技能4教科は分野によりけりですがアドバイスなどできると思います。テスト直前、さらに点数を伸ばすつもりで取り組んでいます。

土曜日はもうすでに満席なので外部の参加はできない状態ですが、 日曜日ならまだ余裕があるので外部参加希望の方は塾までご連絡いただくか、塾生の生徒に声をかけていただければ参加可能ですのでお願い致します。

2020年2月11日火曜日

定期テスト対策 ミニテスト(中1・2)

16日(日)1:30~
西尾教室
定期テスト対策「ミニテスト」中1・中2
塾生・参加費無料

週末日曜日に、西尾教室では、学年末テストの対策イベントを実施します。
定期テストの定番問題のプリントを各教科5枚程度ずつ演習してもらい、とき終えた生徒から順に終了です。

2020年2月10日月曜日

指導要綱の変化

新年度は小学校の教科書に大きな改定があります。
また、翌年には中学校の教科書の改定が予定されています。

小・中・高の学習内容は、以前と比べるとだいぶ変わってきています。大雑把な変化の傾向についていえば、

「子供たちが大人になったときに、実際に役立つ知識や技能を重視する」

という実用性重視の改定がずっと続いています。

英語については、英文法や複雑な文構造の解釈が軽視されるようになり、日常で使うような表現が重視されるようになりました。

数学は、必要な公式や証明が軽視されるようになり、実用的な統計などの単元が補強され続けています。

理科においても、力学的・化学的な計算へのウエイトが減り、有機物や科学の実社会への影響についての単元の扱いが大きくなっています。

全体的に見て、学問それ自体の面白さという意味では従来の指導内容の方が優れているのでしょうが、世の中の実情に合わせた、必要な変化なのでしょう。

2020年2月8日土曜日

公立高校入試まであとわずか

夏休みから始まった受験対策講座も残り1ヶ月を切りました。

今年の子達もよく仕上がってくれています。

最初は基礎的なこともおぼつかない事だらけでしたが、時間をかければ人間は必ず成長します。

まさに継続は力なりです。

塾では、受験の傾向と対策、各教科の重要事項、各問題の解き方テクニックなどをいくらでも教えてあげられますし、そこに自信はあります。
しかし、塾側が上手く教えられるだけでは、生徒の学力は上がりません。

生徒一人ひとりの学習の習慣があって、はじめて形になってきます。
それも何ヶ月もコツコツやってきて、初めて身についてくるものです。
そして、そこで身に付いた学習の習慣は、きっと生徒自身の将来にも活きてくるものです。

そう思うと、受験というものも大変で苦しいだけのものではありません。

残り一ヶ月しっかりと取り組んでいきましょう。

2020年2月6日木曜日

私立高校入試の心構え

今日まで3日間私立高校入試の一般試験でしたが、中2以下の生徒さんに考えてもらいたいので書きます。


公立高校を目指す人が併願で受験するのが私立高校の一般入試です。


ほとんどの方が滑り止めということを考えて受験されるでしょう。この考え方は全くもって正しいと思います。


ただ、それだけで受験するのは高い受験料を払っていると考えたらちょっともったいない気がします。


この入試を最大限に活かすための心構えを私なりに書きたいと思います。
まず、受験というのは何回も受けられるものではないので、受験会場の雰囲気に慣れることや、誰でも多かれ少なかれ緊張をするということを考えると、問題の解き方や順番、時間配分に至るまで綿密に計画を立てて受験に臨むということが大切です。


高校ごとに問題が異なるため合格最低点を取りに行って安心を得るのか、満点を目指して特待生を狙うのか、今後の公立高校のレベルに応じて作戦を練らなければなりません。


受験で一番大事なものは当日の精神状態です。どれだけ実力がある人でも出し切れなければ負けます。また体調管理も重要です。これは実力のうちとよく言われるのはそのためです。


試験当日にどれだけ余裕を持てるかは、それまでの努力量やシミュレーション量に比例すると考えます。これはちょっとやそっとではできませんので、中2の方たちは今から1年後に自分がどのような状態で入試に臨むのか考えてくれると合格する確率が上がります。


何から手を付けたらよいのかわからない方は模擬試験を受けると自分の苦手な単元などわかりますので、復習の目途がつきやすくなりますし、志望校内での自分の位置づけもわかるのでお勧めです。塾生でなくても模試を受験することは可能です。


高校合格は1日にしてならず、受験勉強は計画的に、でした。

2020年2月4日火曜日

私立高校入試

2/3~5の日程で、私立高校一般入試です。

最大で3校の受験が可能ですが、ほとんどの生徒は合格がほぼ確実である高校を受験するので、いずれかの日程で1校のみの受験の生徒が大半になります。
受験日程の多い生徒でも2校の受験が普通です。

ほとんどの受験生にとって、人生始めての大きな試験です。
全力を出すことで、大きな彼らにとって大きな経験になることでしょう。