西尾教室です。
本日は年末恒例の大掃除を行いました。
新年度を良い気分で迎えます。
本日は中学生を対象に愛知全県模試を実施しています。
大学受験、高校受験が間近にせまってきています。中3生は塾で受験対策講座の真っ只中で、高3生も追い込みの最中です。
さて、公立高校入試では、受験制度が少し変更されて、特に進学校は筆記試験重視、実力重視で合否判定になったということは以前にも紹介しました。
今までは、一定以上の内申点を取れていた生徒が合格点が優遇されていたのがなくなったのに加え、進学校はⅢ型の筆記試験1.5倍から、Ⅴ型の筆記試験2倍に移行したことで筆記試験の配点が高くなったからです。
しかし、この筆記試験2倍というのは、実のところは2倍以上の差があるのです。
もともと、内申点の配点は45点満点を2倍して90点満点になるわけですが、内申点の最低点に0点はなく、オール1の生徒の18点が最低点になります。
「範囲」ということでは、72点が内申点の点数になるわけです。
筆記試験については、各教科22点満点で110点満点を2倍して、220点満点です。0点もあり得るわけですから、「範囲」もそのまんま220点です。
つまり、
内申点の範囲:72点
筆記試験の範囲:220点
→ 格差約3.06倍
筆記試験は内申点の3倍以上で評価されるわけです。
岡崎高校や刈谷高校は難しいですが、筆記試験で満点をとれば刈谷北高校や西尾高校なら内申点オール1からでも合格を狙える計算です。
今年は受験日程が早くなったことで、学年末テストを待たずに高校側に調査書(内申点)を送らなければなりません。もう内申点はほぼほぼ動かないわけです。
しかし、筆記試験の点数はこれからです。
逆を言えば、内申点が十分な子でも、筆記試験で逆転不合格もあり得るわけですが、内申点が不足している子もここからの頑張り次第でまだまだ逆転合格も狙えるということですね。
当塾で作成しました「入試5科ANCK」のテキスト中身を紹介していきます。
今回は国語の紹介です。
受験国語で何より大切で、もっとも重要視されて問われているのは「読解力」です。
文章を「正しく読み解き,理解する」ことが必要になります。そしてそれに必要なのは「考える力」を養うことです。
そのためには、小手先の技術を養うことではなく、良質の問題を読み、生徒1人1人がよく考えて問題を問いていくことが必要になります。実践的な問題演習こそが何よりも大切になってきます。
とはいえ、学習塾では目先の点数を追うために、小手先のテクニックであるとか、入試に出やすい現代文用語を学んでもらうのですけれども。
入試現代文は、大きく分けて次の3つに出題が分類されます。
1.物語文・小説文
架空または実際に起こった出来事をもとにしたお話です。
登場人物の気持ちを読み取り、作品の主題を読み取ることが大切になります。
2.随筆文
作者の考え方や思ったことを書きとどめた文章です。
インターネット掲示板に書き込むと、「チラシの裏にでも書いておけ」と罵られる類の文章です。
3.説明文・論説文
何かを筋道立てて説明する文章です。文章の重要な結論は、最初の段落や最後の段落にかかれていることが多くなっています。
この3つの分類の中では、近年、高校入試や大学入試に共通して「物語文・小説文」の出題が減って、「説明文・論説文」からの出題が増えているという傾向があります。
小説好きの立場からすれば残念な傾向ではあるのですが、実社会に出て役に立つことを学ばせようという文科省の方針が伝わってくるような変化です。
教育の方針というのは、それぞれの時代に不足しているものを求めるようになっているのでしょう。例えば行動経済成長を経て、日本が物資的な豊かさを手に入れた時代には「心の豊かさを大切にしよう」ということで、ゆとり教育が提唱されました。
そして物質的な豊かさが失われつつある今、心の豊かさは蔑ろにされるようになってきたのでしょう。残念なことではあるのですが、必要なことなのでもあるのでしょう。
受験に良く用いられる現代文用語としては、
「特殊」当てはまる範囲がとても限られること
「一般」多くの場合に当てはまること
という言葉があります。一般は「ふつう」と言い換えることもできます。
例えばアインシュタインの「特殊相対性理論」と「一般相対性理論」では、特殊相対性理論は特別な場合にしか用いることができない限定的な相対性理論で、一般相対性理論ではあらゆる場合に適応することができる上位互換な相対性理論になります。
言葉の意味を正確に理解していないと「特殊」の方がなんかすごそうと思ってしまうところですが、実のところ汎用性は一般の方が上ということになります。
現代文では、日常生活よりも言葉を正確に理解するということが大切になってきます。
なお、生徒が申告する「ふつう」は拾のところあまり信用できません。
「テストの出来はどうだった」と質問して、
「ふつう」(成績が急上昇、50点→90点)
「ふつう」(成績が急降下、80点→45点)
どういう状況でも、多くの生徒が「ふつう」と答えてくれます。
塾では、生徒の学習状況に合わせた指導が必要になりますので、主観的な感想だけでなく客観的な成績も必要になりますので、生徒には定期テストの成績表を見せてもらえるように頼むのはそのあたりの事情があります。
国語の確認テストは,漢字や語句が中心となります。
当塾で作成しました「入試5科ANCK」のテキスト中身を紹介していきます。
今回は社会科の紹介です。
まずは歴史からです。
そのため、受験歴史では時代ごとの学習ではなく、すべての年代を通して知識を整理するということが大切になります。
また、時代の流れを理解する上で有用な学習方法は、歴史の人物と紐づけて理解するということです。
あわせて「歴史漫画」を読むのもオススメです。特に角川まんがシリーズの「日本の歴史」などは、最近改定になっていて、絵柄が新しくなって今どきの子どもたちのウケも良くなっていてオススメです。
なお、人物というと、立派すぎるヒゲを持っている近現代の日本人は明治時代に活躍した人物が多くなっています。
これは明治維新によって、「ちゃんとした男性=ヒゲ」という価値観が西欧から輸入されてきたからです。明治政府の歴々は、国の代表者として外国の政治家たちと渡り合うために立派に手入れされたヒゲが必要だったわけです。
日本の歴史において往々にしてヒゲブームは興っては廃れていきましたが、明治維新後のヒゲブームは日本史上最大のヒゲフィーバーだったと言って過言ではないでしょう。
すごいよ!マサルさんではありませんが、ヒゲというのは大切なものだったわけです。
なお、田中正造先生(戦後昭和)のような手入れもされてない無精髭は、明治に生きていたとしたら、政治家としては失格だったでしょう。長く伸びて手入れの難しいヒゲを美しく整えることこそが紳士の嗜みなわけですから。大久保利通先生のデュアルツイヘっどヒゲや、中学歴史では登場しませんがターンエーガンダムよりも立派なプロペラヒゲを持つ長岡外史先生を見習ってもらいたいものです。
社会科の確認テストは少し難しめです。
歴史の流れ、順番をきちんと整理することができなければ解けません。学校の勉強だけでは厳しいところですが、受験を勝ち抜くためには必要な課題です。
当塾で作成しました「入試5科ANCK」のテキスト中身を紹介していきます。
今回は理科の紹介です。
数学を除く英語・理科・社会・国語の4科目は2ページ1セットの構成です。
理科は、
中1 生物 化学 物理 地学
中2 生物 化学 物理 地学
中3 生物 化学 物理 地学
以上、12単元を単元別で整理しています。
今日紹介の中1生物は、前回の教科書改定で大きく内容が変わったところです。
以前の内容としては、
中1生物 : 植物
中2生物 : 動物・人体
だったのが、
中1生物 : 植物と動物の分類
中2生物 : 植物と動物のつくりと働き
ざっくりというと、以上のような内容に変更されました。
この結果、中1生物はこれまでにもまして分類して整理し理解するということが大切になって、図表での整理が大切になります。
当塾で作成しました「入試5科ANCK」のテキスト中身を紹介していきます。
今回は英語の紹介です。
英語のANCKは「英文法の秘訣」と「入試デルデル英単語」の1ページずつがセットです。
「英文法の秘訣①」では、「語順の基本と述語動詞を極める」というテーマです。
ふだん学校の授業で勉強する「進行形」「過去形」「完了形」という単元ごとの学習をヨコ割りの学習とするなら、「英文法の秘訣」はタテ割りで単元を整理しています。
実際の入試では、あらゆる単元から出題されるため、一通りヨコ割りで学習を終えた生徒はタテ割りでの学習がとても効果的です。
この単元では、英語と日本語の語順の違いと、述語動詞の変化のパターンについて整理します。
英語と日本語の語順の違いは、
英語 → 主語+述語+他(ズームアウト型・大切なものから先に言う)
日本語 → 主語+他+述語(ズームイン型・大切なことは最後に言う)
文法の違いではありますが、ある意味で文化の違いでもありますね。
住所や日付についての表現の仕方なども、これと同じ考え方で整理できます。
また、英語や日本語以外のルーツの異なる世界の言語を眺めたとき、英語型の語順も日本語型の語順もどちらもありふれた形のもので、その9割以上がこのどちらかに分類されるようで、主語は文頭で述語は主語の直後か文末にくるのが大半で、例えば主語が文末に来るような言語は珍しいそうです。
また、英語は単元ごとに確認テストも用意しています。
「英文法の秘訣①」と「入試デルデル英単語①」の内容から出題しています。
当塾で作成しました「入試5科ANCK」のテキスト中身を紹介していきます。
まずは数学です。
数学のANCKは「基礎テク」と「応用テク」に分けています。
特に「基礎テク」は入試に向けて最低限マスターしておく必要があります。
ページ上側に覚えておくべき公式やテクニックを掲載しており、下側にそのテクニックを使った例題を載せてあります。
西尾教室です。
夏から故障していて使用不可になっていたウォーターサーバーを新調しました。
なお、教室には水・お茶などは水筒ペットボトルで持ち込みOKですが、ジュース・コーヒーなどは不可とさせていただいております。
西尾教室です。
西尾市内の中学校は、2学期中間テスト前になりますので、今週と来週の日曜日には定期テスト対策イベント「ミニテスト」を実施の予定です。
中学校ごとに多少の日程の違いがありますので、中学校の日程に合わせて参加してもらいます。
さて、西尾市内の中学校は他の自治体よりもどうして中間テストの日程が早いのでしょうか。
実は、これは15年くらい前まで西尾市内の中学校が「3学期制」ではなく、「2学期制(前後期制)」でカリキュラムが組まれていたことに由来します。
当時の習慣が未だに残っていて、3学期制になった今でも定期テストのスケジュールはかつてのスケジュールのまま行われているのです。
そのため、他の地域では1学期に定期テストを2回、中間テストと期末テストを実施しているところ、西尾市内では1回しか実施しません。また、2学期の中間テストが他の地域よりも若干早めに実施されます。
西尾市も3学期制になってだいぶ経ちます。当教室が開校したときにはすでに3学期制でした。そろそろテストのスケジュールも標準化しても良いかなあとも思うのですが、当面は変わらないようです。
ところで、このような地域によって定期テストのスケジュールが異なっているというのは珍しくありません。
標準的なスケジュールですと、1学期に2回、2学期に2回、3学期に1回で、年間で5回の定期テストを行うという形になります。
次点で多いのは、西尾市と同様に前後期制型の定期テストスケジュールで、前期に2回、後期に2回の年4回になります。
同じく4回の日程でも前後期制ではなく、「4クォーター制(4学期制)」で1クォーターごとに定期テストを行うところもあるようです。これは、キリスト教系の私立中などで多いようです。
また珍しいところで、各学期2回の年6回であるとか、各学期1回の年3回で実施している自治体もあるようです。
事務作業で、ちょうどこのサイズのラベルシールがあると助かるんだけどなあ
と探していたのですが、一般に市販しているラベルシールにちょうどよいサイズのものがなくてたどり着いたのが、こちらのお店。
検索サイトでも、表示優先度が恐ろしく低くて、たどりつくのに苦労をしましたが、他のメーカーよりも圧倒的に多様なサイズのラベルシールを販売してくださっています。
通販サイトの作りは安っぽく、おそらく主に企業向けの直販を中心に行っていて、卸売や小売には力を入れていないのでしょう。商品サイズの多様さという点では他の追随をゆるしませんので、楽天やAmazonなどで販売してくれればいいのにと惜しく思えます。
良い商品が世にあまり出ていないというのはもったいないですね。
中3向けの参考書を作成しました。
入試に向けて中1から中3内容の要点を1冊にコンパクトにまとめています。
問題集ではなく「参考書」という位置づけです。
生徒たちには、入試問題を解いていく上での併用書として使ってもらいます。
数学は重要な公式や便利なテクニックを一覧にして,実際に活用できる事例を掲載しています。
基礎テクを30個と、応用テクを15個掲載します。
愛知県の公立高校一般入試のマークシートの発表が先日あったばかりですが、発表された問題の単元割から推測すると、出題の問題構成については大きな変更は出さない方針で、漢字や記述がなくなるところだけ注意していけば良いでしょう。
生徒に受験対策を行ってもらう上で、マークシートにもなれていってもらう必要はありますが、愛知県の入試対策に使える塾教材は限られます。
マークシートへの対応状況をまとめます。
まず、入試模擬系のテキストが3種類あります。
学悠出版 入試対策模擬試験6回 11月マークシート対応頃改定予定
研修社 入試完成6回 冬頃マークシート対応改定予定
学書 愛知県版入試6回 12月頃マークシート対応改定予定
なぜかどこも6回セットです。問題の出来などは、どれも完成度が高いのですが、当教室では愛知全県模試の作成も行っていて、もっとも本番に近い品質を維持している学悠出版の入試対策模擬試験6回を採用して利用しています。
いずれも冬休みに間に合うようにの改定予定だと思いますが、はっきりとしたスケジュールは未確定のようです。
学悠出版 愛知県版公立高校完全演習 本年度中の改定予定なし
学悠出版 公立高校完全演習SUMMMER 本年度中の改定予定なし
模擬形式以外で、オリジナル問題の愛知県傾向に合わせたテキストは上記の2つです。
こちらは改定の予定はありませんが、記述以外の問題については、こちらが今まで通りベストの問題集になるでしょう。
来年以降の改定に期待です。
学書 愛知の○○シリーズ(5科科目別) 追加プリント挟み込み予定
研修社 愛知県公立高校入試パターン集
模擬形式以外で、オリジナル問題の愛知県傾向に合わせたテキストは上記の2つです。
こちらは過去問を元に、問題の出題内容をもとに編集されたテキストです。過去問がもととなっているので、本年中にマークシートへの対応があるわけではありません。
ただし、学書の愛知の○○については、本誌の改定は予定しないものの、冬以降にマークシートに対応したプリント問題を差し込んでくれる予定だそうです。ただし、詳細についてはまだ未確定だそうです。
6月中に発表予定の、公立高校入試のマークシートについての発表が本日6/29にありました。
愛知県教育委員会はギリギリの日程を狙ってきます。
神奈川県や東京都のマークシートは、漢字や記述を残した一部マークシート化でしたが、愛知県はA日程B日程の採点基準の統一を意図したものであるためでしょう、完全マークシート化で記述問題などは一切残らないようです。
文科省の方針でもあり、2017年の入試制度改革でも力を入れた「思考力・判断力・表現力」を重視するという方針に逆行する形になるのですが、大丈夫なのでしょうか。
また、マークシートを見ると、大問ごとの問題数などには従来から変更はないように思えます。基本的な対策については、従来どおりで構わないのでしょう。
ただし、完全マークシート化に伴い記述問題などが無くなってしまうわけですが、その部分の問題について代わりにどのようなタイプの問題が手配されるかについてなどは、一切の発表がありません。
今回の発表で、そのあたりについても言及されると期待していたのですが。
外部リンク
愛知県教育委員会「愛知の教育」より
令和5(2023)年度愛知県公立高等学校入学者選抜(全日制課程一般選抜)における、マークシートによる学力検査の実施に関するリーフレットの作成について
以前も一度記事にしましたが、4月の末に発表された公立高校一般入試の合否判定における配点の変更を分かりやすく一覧表にしました。
公立高校の一般入試の出願には、調査書の提出もありますし、一部の学校では従来どおり面接試験も実施されます。
しかし、一般入試(一般選抜)では主に評定(内申点)と筆記試験の点数だけで合否が判定されているのが実情です。
各高校としても、多数の受験生の合否を短期間で決定して通達しなければならないのですから、当然なのでしょう。
さて、改めて配点の種類を確認します。新年度からⅣ型とⅤ型が追加されました。
Ⅴ 学力超重視型
内申点90点+学力検査110点×2
内申点1点 = 学力検査22点満点中の1点
Ⅲ 学力重視型
内申点90点+学力検査110点×1.5
内申点1点 = 学力検査22点満点中の1.33…点
Ⅰ 均等型
内申点90点+学力検査110点
内申点1点 = 学力検査22点満点中の2点
Ⅱ 内申重視型
内申点90点×1.5+学力検査110点
内申点1点 = 学力検査22点満点中の3点
Ⅳ 内申超重視型
内申点90点×2+学力検査110点
内申点1点 = 学力検査22点満点中の4点
V型に至っては、計算上の内申点1点の価値は筆記試験1点の価値と同等になります。
つまり、ある教科で内申点1の生徒でも、その教科の筆記試験で4点分余分に正解するだけで内申点5の生徒に得点で追いついてしまうということです。
逆に、採用している学校は少ないですが、Ⅳ型を採用している学校では、内申点1点が筆記試験の4点分の価値を持ちます。内申点が2つも違えば、8点です。Ⅳ型を採用している高校は、主に比較的レベルの低い職業専門学科になります。これらの高校の教科別の平均点は22点満点中で5点前後だと思われます。その中で、4点ないし8点分のハンデキャップは容易に覆すことはできない数字でしょう。
全体的にはやはり進学校ほど、筆記試験の配点の高いⅤ型やⅢ型を採用しています。
職業専門科や、普通科でも大学進学率の低い非進学校でⅡ型やⅣ型が採用されていますが、全体的にはⅡ型やⅣ型を採用する学校は減少傾向です。
たいていの受験生にとっては、目先の内申点だけでなく、筆記試験で点数を取る実力をつけることがより重要になってきています。ただし、志望校によっては学校の成績をとっていくことに、ウエイトを置く必要のある生徒も少数ですがいます。
今年の中3生から、愛知県の公立高校入試制度が少し変更になります。
まだいくつか決まってないこともあって、6月中に教育委員会からアナウンスがあることになっています。
新しい制度で、「特色入試(特色選抜)」があります。
一部の学校のみで実施し、推薦入試と同一日程で行い、推薦入試と特色入試はどちらか一方しか受験することができません。いわばもう一つの推薦入試といえるでしょう。
さて、推薦入試と特色入試のそれぞれの特徴について説明します。
まず、既存の推薦入試から見てみましょう。
推薦選抜
募集人数
普通科 定員の15%程度まで
職業専門科 定員の45%程度まで
選抜内容
中学校から提出される推薦書
調査書(内申点など)
面接
(一部の学校で実技試験)
以上のようになっています。
ふつう進学校の場合は、一般入試より合格のボーダーが高めになるため推薦入試で出願するメリットは小さいのですが、職業専門科の場合は比較的有利に受験できます。
推薦入試を受験をするには「中学校から提出される推薦書」が必要になるため、まずは中学校内での選抜を勝ち残る必要があります。
校内での選抜を抜けるためにまず必要になってくるのは「内申点」です。学校での成績をきちんととっていくことが必要になります。
最終的に推薦入試で合格するためには、「生徒会活動」「ボランティア」「部活動」などはアピールポイントになります。特に生徒会活動、とりわけ生徒会長の経験は大きな有利になります。大半の生徒が参加している部活動は、比較的アピールとしては弱いでしょう。
また応募人数にもよるのでしょうが、教育委員会が定めている定員の枠を超えて合格者が出ているケースもあります。実際には普通科で20%程度まで、職業専門科で50%程度まで合格者を出している高校が多くあります。ただし逆に定員よりも少ない人数しか合格していない場合ももちろんあるようです。
続いて特色入試ですが、まだ実施されていない入試であるため、ある程度推測で述べさせていただきます。
特色選抜
募集人数
定員の20%を上限に学校ごとに定員を設定
選抜内容
調査書(内申点など)
本人記載の志望理由書
面接
+「 作文」「基礎学力検査」「プレゼンテーション」のうちどれか1つを実施する
まず特色入試は、すべての高校で実施する推薦入試と違い、一部の高校の一部の学科でしか実施しません。また、選抜の内容が学校によって違います。
さらに定員についても、全体的に推薦入試よりも少なめであることが多いですが、高校によりだいぶ格差があります。
特色入試の選抜方法と定員、推薦入試の定員と比較した一覧表を作りました。いちぶ公式発表されていないデータについては昨年度のものを流用しています。
特に特色入試の定員を多めに設定されている学校、たとえば吉良高校や碧南工科高校などはかなりの狙い目でしょう。課題が作文なのも、対策がしやすいでしょう。
プレゼンテーションが得意な中学生というのは希少だとは思いますが、少しでも自信がある生徒は狙い目かもしれませんね。
推薦入試、特色入試、それぞれ特徴はありますが、いずれの場合も職業専門科の生徒には特におすすめです。
普通科進学校を狙うせいとには、推薦入試も特色入試もどちらも勧められません。
狭き門だからというのも1つですが、大学まで進学する生徒にとっては高校は途中経過で最終学歴ではないからです。その点、職業専門科を選ぶ生徒にとっては、高校が最終学歴になりますので、目先の結果を追い求めるのも良いでしょう。
将来大人になって就職しよう、もしくは再就職しようというときに重要になってくる肩書は最終学歴です。しっかり実力をつけて一般入試で受験をする方が後につながってくるでしょう。
西尾教室の森田です。
私事なのですけれども、先週視力矯正の手術に行ってまいりました。
今週一週間は、手術後の目の保護のために伊達メガネをかけるよう医師より指示を受けておりますが、これが過ぎれば夢の眼鏡なし生活が始まります。
視力矯正手術というと、もっとも有名なのはレーシックなどの角膜を削るタイプの手術でしょう。
中2の理科では、人の目の仕組みを学びます。
水晶体(レンズ)で屈折力を変化させて網膜に像を結ぶと学びます。
このこと自体は正しいのですが、実のところ目に入る光の屈折力のうち3分の1しか水晶体はになっていないのだそうです。
では残り3分の2の屈折力がどこに由来するかというと、それが角膜です。角膜は屈折力を調整する機能はありませんが、以外なことに水晶体での屈折よりも角膜での屈折の方が大きいのですね。
ここでこの角膜に手を加えて、その屈折力を調整しようという手術がレーシックに代表される角膜屈折矯正手術なのだそうです。
私が選択したのは、眼内コンタクトレンズによる視力矯正です。
一般的なコンタクトレンズは角膜の上にレンズを装着するわけですが、角膜とこうさいの下、水晶体の上にレンズを挿入して屈折力を調整するというものです。
角膜を削る必要がないので、角膜屈折矯正手術よりも安全性が高いのではないかということで、昨今では角膜屈折矯正手術よりも人気が高くなっているようです。
もともとは白内障手術で発達した治療法で、そちらの方で実績も多いというのも人気の理由のようです。
私が子供の時分には、レーシックも眼内コンタクトレンズもどちらも一般的な治療法ではありませんでした。
生徒たちが大人になる頃にはもっと先進的な視力矯正が一般的になっているかもしれません。
事務周りの準備もできました。
1階玄関を入ってすぐの、受付のハイカウンターです。
カウンター上には、受験案内や塾の資料、各種案内などを置く予定です。
2階は自習席です。
また、説明会やイベントなどでは机の向きを変えて利用します。イベント用にホワイトボードも用意しています。
1階授業スペースです。
1人1人個別のブースで授業を行います。開校直後は、生徒も少ないですので一部の机しか使わないですね。
まだいくつか準備のできていないところがありますが、おおよそ開校の準備が整ってきました。
オフィス家具や什器、自習用の机と椅子などの搬入を行いました。
トラックから下ろして、教室に入れるだけでも一苦労です。
また、什器などの半分は2階に運ばなければなりませんが、まだ大物の本棚(オープン書架というそうです)が3台残っています。
このあたりをすべて適切に並べて、本棚の中身も整理してとまだまだ作業が残っていますが、週末に作業して6/1の開校日に間に合わせます。
余裕もっての開校の予定でしたが、搬入が遅れて、ギリギリの日程になってしまいました。
↑ まだ教室に入れてあるだけです。これから配置していきます。
重い荷物を運んで、スタッフ一同、明日は筋肉痛の予定です。
塾業ですと、ふだん力仕事とは縁遠いですので、たまの力仕事は体にきちゃいますね(汗
窓に貼るインクジェットシートが届きました。
印刷会社からは、寸法カットなしで届きますので、トンボに添って裁断してから窓に貼ります。
今日はカットまで終わらせました。窓に貼る作業は、1人での作業だと失敗しやすいので、後日改めて行います。
予定より遅れていたオフィス家具の搬入の予定も立ちました。
なんとか開校の6/1には間に合いそうです。
勉強に限ったことではないのでしょうが、「努力を続ける」というのはなかなかに困難な行いです。
特に、目標となるハードルが大きくなるほど、乗り越えるのが困難になっていきます。
本人にとって、大きすぎる目標をいきなり設定してしまうと、たいていの場合は途中で心が折れて挫折してしまうことになります。
かといって、いつまでも小さな目標で満足していては大きな飛躍は望めません。
例えば、
小学校の低学年では授業の進みもゆっくりで、テストもあまり多くありません。
学校にきちんと通って、授業に参加し、宿題をやってくるというのが目標になるでしょう。
小学校も高学年になってくると、だんだん単元ごとの小テストが増えていきます。小5~小6になってくると全範囲の学力テストなども行われるようになってきます。
中学校に上がると、定期テストがあります。単元ごとのテストと比べテスト範囲が広く、テスト週間中にまとまったテスト勉強が必要になってきます。
中学校も3年生に近づくにつれ、受験を意識して、テスト範囲だけではなく全範囲からの出題の模試や実力テストを通して志望校を考えるようになっていき、最終的には高校合格を目標に勉強していきます。
高校生も、定期テストや模擬試験、入試というステップアップは同じなのですが、みんなと同じように勉強していればよかった中学時代と違い、自分の進みたい進路によって必要な勉強内容や努力の方向性を考えていかなければなりません。高い目標を設定する生徒はより大きなハードルを超えていかなければならなくなります。
以上のように、学校教育はきちんとついていければ無理なく少しずつステップアップできるようにはできています。
しかしながら、生徒の全員がこの流れに乗れるわけではなく、途中で流れに取り残されてしまう生徒もどうしても出てしまいます。逆に、人よりも早いペースで先に進んでいこうという意欲的な生徒もいます。
私たち塾人は、生徒一人ひとりに合った適切な目標を設定し、彼らがより大きく飛躍することを手伝っていくことが仕事なのでしょう。
2階のトイレとスタッフルーム(物置)の入り口の表示をラミネートで作りました。
これで、
「漏れる! トイレトイレっ」
ぱかっ
「物置じゃん!」
となるのを予防できます。
1・2階に時計を設置しました。
1階のプログラムチャイムは、塾の授業の開始に合わせてチャイムを鳴らします。
短針だけ色が変わっていて程よくオシャレですが、文字が大きくて見やすく実用性もあって良いですね。
6/1に開校予定の碧南教室ですが、昨日、電話線も開通しました。
電話番号は、
碧南教室 0566-78-7555
です。5が3つならんで、SSSっぽい感じです。
ファイルキャビネットを組み立てました。
1階の授業スペースに置いておき、頻繁に使うテキストなどを置いておきます。
メインになる本棚は2階に別途設置予定ですが、家具屋さんからの配送待ちです。
物置にスチールラックを組み立てました!
玄関入り口に、A4パンフレットケースを設置しました。
入塾案内を透明封筒に入れておきますので、興味のある方はお持ちください。
教室の準備はまだまだ途中で、お見苦しいところもございますが、本日より個別の入塾説明会の受付を開始します。
SSS進学教室碧南教室は個別指導の学習塾で、生徒1人1人の学習状況や進路志望に合わせた指導を行わせていただきます。
入塾の際は、まず個別の入塾説明会を実施して、お子様の勉強のご様子をお伺いした上で指導の方針を説明させていただき、指導方針になっとくいただけましたら、入塾していただくという流れになります。
1回80分のお試し体験授業も併せて実施しております。
よろしくおねがいいたします。