西尾教室です。
本日は年末恒例の大掃除を行いました。
新年度を良い気分で迎えます。
本日は中学生を対象に愛知全県模試を実施しています。
大学受験、高校受験が間近にせまってきています。中3生は塾で受験対策講座の真っ只中で、高3生も追い込みの最中です。
さて、公立高校入試では、受験制度が少し変更されて、特に進学校は筆記試験重視、実力重視で合否判定になったということは以前にも紹介しました。
今までは、一定以上の内申点を取れていた生徒が合格点が優遇されていたのがなくなったのに加え、進学校はⅢ型の筆記試験1.5倍から、Ⅴ型の筆記試験2倍に移行したことで筆記試験の配点が高くなったからです。
しかし、この筆記試験2倍というのは、実のところは2倍以上の差があるのです。
もともと、内申点の配点は45点満点を2倍して90点満点になるわけですが、内申点の最低点に0点はなく、オール1の生徒の18点が最低点になります。
「範囲」ということでは、72点が内申点の点数になるわけです。
筆記試験については、各教科22点満点で110点満点を2倍して、220点満点です。0点もあり得るわけですから、「範囲」もそのまんま220点です。
つまり、
内申点の範囲:72点
筆記試験の範囲:220点
→ 格差約3.06倍
筆記試験は内申点の3倍以上で評価されるわけです。
岡崎高校や刈谷高校は難しいですが、筆記試験で満点をとれば刈谷北高校や西尾高校なら内申点オール1からでも合格を狙える計算です。
今年は受験日程が早くなったことで、学年末テストを待たずに高校側に調査書(内申点)を送らなければなりません。もう内申点はほぼほぼ動かないわけです。
しかし、筆記試験の点数はこれからです。
逆を言えば、内申点が十分な子でも、筆記試験で逆転不合格もあり得るわけですが、内申点が不足している子もここからの頑張り次第でまだまだ逆転合格も狙えるということですね。
当塾で作成しました「入試5科ANCK」のテキスト中身を紹介していきます。
今回は国語の紹介です。
受験国語で何より大切で、もっとも重要視されて問われているのは「読解力」です。
文章を「正しく読み解き,理解する」ことが必要になります。そしてそれに必要なのは「考える力」を養うことです。
そのためには、小手先の技術を養うことではなく、良質の問題を読み、生徒1人1人がよく考えて問題を問いていくことが必要になります。実践的な問題演習こそが何よりも大切になってきます。
とはいえ、学習塾では目先の点数を追うために、小手先のテクニックであるとか、入試に出やすい現代文用語を学んでもらうのですけれども。
入試現代文は、大きく分けて次の3つに出題が分類されます。
1.物語文・小説文
架空または実際に起こった出来事をもとにしたお話です。
登場人物の気持ちを読み取り、作品の主題を読み取ることが大切になります。
2.随筆文
作者の考え方や思ったことを書きとどめた文章です。
インターネット掲示板に書き込むと、「チラシの裏にでも書いておけ」と罵られる類の文章です。
3.説明文・論説文
何かを筋道立てて説明する文章です。文章の重要な結論は、最初の段落や最後の段落にかかれていることが多くなっています。
この3つの分類の中では、近年、高校入試や大学入試に共通して「物語文・小説文」の出題が減って、「説明文・論説文」からの出題が増えているという傾向があります。
小説好きの立場からすれば残念な傾向ではあるのですが、実社会に出て役に立つことを学ばせようという文科省の方針が伝わってくるような変化です。
教育の方針というのは、それぞれの時代に不足しているものを求めるようになっているのでしょう。例えば行動経済成長を経て、日本が物資的な豊かさを手に入れた時代には「心の豊かさを大切にしよう」ということで、ゆとり教育が提唱されました。
そして物質的な豊かさが失われつつある今、心の豊かさは蔑ろにされるようになってきたのでしょう。残念なことではあるのですが、必要なことなのでもあるのでしょう。
受験に良く用いられる現代文用語としては、
「特殊」当てはまる範囲がとても限られること
「一般」多くの場合に当てはまること
という言葉があります。一般は「ふつう」と言い換えることもできます。
例えばアインシュタインの「特殊相対性理論」と「一般相対性理論」では、特殊相対性理論は特別な場合にしか用いることができない限定的な相対性理論で、一般相対性理論ではあらゆる場合に適応することができる上位互換な相対性理論になります。
言葉の意味を正確に理解していないと「特殊」の方がなんかすごそうと思ってしまうところですが、実のところ汎用性は一般の方が上ということになります。
現代文では、日常生活よりも言葉を正確に理解するということが大切になってきます。
なお、生徒が申告する「ふつう」は拾のところあまり信用できません。
「テストの出来はどうだった」と質問して、
「ふつう」(成績が急上昇、50点→90点)
「ふつう」(成績が急降下、80点→45点)
どういう状況でも、多くの生徒が「ふつう」と答えてくれます。
塾では、生徒の学習状況に合わせた指導が必要になりますので、主観的な感想だけでなく客観的な成績も必要になりますので、生徒には定期テストの成績表を見せてもらえるように頼むのはそのあたりの事情があります。
国語の確認テストは,漢字や語句が中心となります。
当塾で作成しました「入試5科ANCK」のテキスト中身を紹介していきます。
今回は社会科の紹介です。
まずは歴史からです。
そのため、受験歴史では時代ごとの学習ではなく、すべての年代を通して知識を整理するということが大切になります。
また、時代の流れを理解する上で有用な学習方法は、歴史の人物と紐づけて理解するということです。
あわせて「歴史漫画」を読むのもオススメです。特に角川まんがシリーズの「日本の歴史」などは、最近改定になっていて、絵柄が新しくなって今どきの子どもたちのウケも良くなっていてオススメです。
なお、人物というと、立派すぎるヒゲを持っている近現代の日本人は明治時代に活躍した人物が多くなっています。
これは明治維新によって、「ちゃんとした男性=ヒゲ」という価値観が西欧から輸入されてきたからです。明治政府の歴々は、国の代表者として外国の政治家たちと渡り合うために立派に手入れされたヒゲが必要だったわけです。
日本の歴史において往々にしてヒゲブームは興っては廃れていきましたが、明治維新後のヒゲブームは日本史上最大のヒゲフィーバーだったと言って過言ではないでしょう。
すごいよ!マサルさんではありませんが、ヒゲというのは大切なものだったわけです。
なお、田中正造先生(戦後昭和)のような手入れもされてない無精髭は、明治に生きていたとしたら、政治家としては失格だったでしょう。長く伸びて手入れの難しいヒゲを美しく整えることこそが紳士の嗜みなわけですから。大久保利通先生のデュアルツイヘっどヒゲや、中学歴史では登場しませんがターンエーガンダムよりも立派なプロペラヒゲを持つ長岡外史先生を見習ってもらいたいものです。
社会科の確認テストは少し難しめです。
歴史の流れ、順番をきちんと整理することができなければ解けません。学校の勉強だけでは厳しいところですが、受験を勝ち抜くためには必要な課題です。
当塾で作成しました「入試5科ANCK」のテキスト中身を紹介していきます。
今回は理科の紹介です。
数学を除く英語・理科・社会・国語の4科目は2ページ1セットの構成です。
理科は、
中1 生物 化学 物理 地学
中2 生物 化学 物理 地学
中3 生物 化学 物理 地学
以上、12単元を単元別で整理しています。
今日紹介の中1生物は、前回の教科書改定で大きく内容が変わったところです。
以前の内容としては、
中1生物 : 植物
中2生物 : 動物・人体
だったのが、
中1生物 : 植物と動物の分類
中2生物 : 植物と動物のつくりと働き
ざっくりというと、以上のような内容に変更されました。
この結果、中1生物はこれまでにもまして分類して整理し理解するということが大切になって、図表での整理が大切になります。
当塾で作成しました「入試5科ANCK」のテキスト中身を紹介していきます。
今回は英語の紹介です。
英語のANCKは「英文法の秘訣」と「入試デルデル英単語」の1ページずつがセットです。
「英文法の秘訣①」では、「語順の基本と述語動詞を極める」というテーマです。
ふだん学校の授業で勉強する「進行形」「過去形」「完了形」という単元ごとの学習をヨコ割りの学習とするなら、「英文法の秘訣」はタテ割りで単元を整理しています。
実際の入試では、あらゆる単元から出題されるため、一通りヨコ割りで学習を終えた生徒はタテ割りでの学習がとても効果的です。
この単元では、英語と日本語の語順の違いと、述語動詞の変化のパターンについて整理します。
英語と日本語の語順の違いは、
英語 → 主語+述語+他(ズームアウト型・大切なものから先に言う)
日本語 → 主語+他+述語(ズームイン型・大切なことは最後に言う)
文法の違いではありますが、ある意味で文化の違いでもありますね。
住所や日付についての表現の仕方なども、これと同じ考え方で整理できます。
また、英語や日本語以外のルーツの異なる世界の言語を眺めたとき、英語型の語順も日本語型の語順もどちらもありふれた形のもので、その9割以上がこのどちらかに分類されるようで、主語は文頭で述語は主語の直後か文末にくるのが大半で、例えば主語が文末に来るような言語は珍しいそうです。
また、英語は単元ごとに確認テストも用意しています。
「英文法の秘訣①」と「入試デルデル英単語①」の内容から出題しています。
当塾で作成しました「入試5科ANCK」のテキスト中身を紹介していきます。
まずは数学です。
数学のANCKは「基礎テク」と「応用テク」に分けています。
特に「基礎テク」は入試に向けて最低限マスターしておく必要があります。
ページ上側に覚えておくべき公式やテクニックを掲載しており、下側にそのテクニックを使った例題を載せてあります。