勉強というのは、目標を立てて勉強すると、目標を達成しなければという義務感が生まれるので捗りやすくなります。
ただし、
1.目標はできるだけシンプルに立てること
が大切になります。
ときどき「1時から3時まで英語の問題集をやって、3時から5時までは数学をry」などと事細かな計画を立てる生徒もいますが、あまり好ましくありません。
まず予定通りにゆかないのですよね。
予定は崩れるものなのです。
なので、大雑把に適当な目標を立てることが大事。
2.勉強は、何をやったら成績が上がりそうかを自分で考え続けることが大事
成績が上がる生徒の特徴は、自分で何をしたら良いかを自分で考えることができます。
その考えた内容が的外れだったり、失敗したりはありますが、失敗を活かして次に繋げることができるのです。
ただ学校や塾から課された課題を盲目的にこなしているだけでは、結果は出にくいでしょう。
以上、2点を踏まえて、生徒用の計画表を用意しました。
書くだけ計画表.PDF
大仰なことを言ってアップロードしましたが、実はこの計画表はほかの塾でやっているのを聞いて、それを真似して作ったものになります。
計画表は、
巨人用(勉強したぞメーターのMAX値:150時間)
大型巨人用(勉強したぞメーターのMAX値:300時間)
超大型巨人用(勉強したぞメーターのMAX値:600時間)
の三種類があります。おおむね、巨人用が小学生用で超大型巨人用が中3~高3の受験生用になります。
使い方はシンプルです。目標は勉強時間で設定します。
計画は1日何時間勉強するかを書いて、それが40日間で何時間になるかを計算するだけです。
勉強は毎日行うべきですが、部活動やいろいろな用事もあります。毎日同じ時間きっちり勉強するなんて不可能です。けれども、勉強があまりできない日があってもその分を次の日に余分に勉強すれば良いのです。
そして、また勉強は時間を掛けることよりも、何をやるかといった勉強の質が大切です。
下のリスト欄に、自分が勉強したい内容を箇条書きで書いていってもらいます。
そして、終了した内容については打ち消し線を引いて消していってもらうのです。
はじめは学校の宿題でも良いですが、毎日しっかり勉強していれば宿題なんてすぐに終わります。そして学校の宿題をすべて片付けてからが本当の勝負なのです。
そこで生徒それぞれが、「何をやってら力が付くのか」を自分で考えて勉強していってもらいます。
塾の自習室を利用してもらえるなら、自習の様子を私の方である程度チェックできますので、尚更効果的になります。
「勉強のやり方が分からない。」
そう言って、塾にやってくる生徒は数多くいます。
そういう生徒に何を勉強したら力がつくかを教えることは比較的易しいです。しかし、そうした生徒を指導していく上でより大切なのは、何を勉強するかを伝えることではなく、何を勉強するかを自分で考える訓練をつませてあげることなのです。
あと1週間で夏休みに入ります。
この1週間で生徒それぞれに目標設定時間を書いていってもらいます。
塾生のみなさんには、夏期講習の日程表を配布します。受講申し込み書が未提出の生徒は急いで提出するようにしてください。
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