2013年1月31日木曜日

中3 高校入試 面接練習会

2/2(土) 午後2時~
2/23(土) 午後2時~

それぞれ、公立高校入試の面接の練習会を行います。
よく聞かれる質問と答え方、コツの伝授と、実戦演習を行います。

2013年1月29日火曜日

合格ボーダー配布中

各中学校で、内定した内申点が学校の面談会で通達されてきています。

つきましては、内申点・志望校別の合格点早見表を生徒に配布しています。
ずばり志望校に何点あれば合格するのか、一目で分かります。

2013年1月27日日曜日

手に職!足にも職!

学歴社会の日本ですが、生涯雇用の仕組みが成り立たなくなった昨今では、技能を身につけ、資格を取得することで、職業に繋げることが大切なのではないかと考える人が多くいます。

塾に通ってくれる生徒や保護者にも、そういった考え方の人が多くいます。
将来のことを考えて、勉強していくというのはとても大切なことです。ただ漠然と勉強するのではなく、自分の人生についてしっかりと考えることができる人が、より良い人生を勝ち取っていくのでしょう。

しかし、資格というのはただ闇雲に取れば良いものでもありません。
昨日、英語の検定についての記事を書きました。英語の検定ひとつとっても、必要なものを選んで計画的にとっていくのが好ましいのです。
もっと、極端なことを言えば、たとえば学習塾の勤務するのに、危険物取扱の資格や、カラーコディネート検定の級位なんてなんの役にもたちません。

塾に通ってくれている生徒たちに大切なのは、

自分に必要な資格や勉強が何なのかをきちんと考えて、調べて、それにあった勉強をする力を身につけること。(=リテラシー)

そして、

いざ資格などが必要になったときに、そのための勉強を始められるだけの基礎学力を身につけること。

だと私は思います。
昨日、例に挙げた英検やTOEICの場合でも、基礎の英語力がちゃんとついていれば、出題傾向に合わせた対策を短期間行うだけで、望む結果はついてくるでしょう。
数学や理科をきちんと学んでいれば、技術系の資格を学ぶ準備は整っているでしょう。しかし、基礎学力がなければ、勉強を始めることさえできません。

一言に資格といっても、どんな資格が必要になってくるのかは、生徒がその後歩む人生の方向によって違ってきます。
この資格さえとっておけば人生は安泰なんていう便利な資格はありまえん。
志望する職業の種類に合わせて、あるいは、就職してから仕事の必要性に応じて、適切な勉強を始めるための技能を身につけて欲しいと思っています。

個別指導の学習塾では、生徒にきちんと学習の仕方を学んでもらうことで、それができると思っています。

2013年1月26日土曜日

英語検定のすすめ

明日は英語検定の1次試験です。

英検は、場合によっては受験などにも有利になります。
英語関係の検定についてちょっとまとめてみます。

有名なところは、英語検定、TOEIC、TOFELの3つです。


英語検定
高校受験や大学受験に有利にもっとも有利になるのが英検です。
生徒が英語の資格を取りたいと言ってきた場合は、当塾では迷わず英検を薦めています。

高校受験における英検の扱い
愛知県の公立高校の場合は、調査書に記入して貰えるますので、多少ですが受験に有利になるでしょう。他県の場合、例えば私が以前教えていた神奈川県では、学校ごとで3級をとっていたら5点加点などと具体的な取り決めがありました。こうした取り決めのある場合は、愛知県の場合などよりずっと有利になります。

大学受験における英検の扱い
英文系の学科などで、たまに加点の取り決めなどがある場合があります。

受験目安
5級 ・・・ 中1修了程度
4級 ・・・ 中2修了程度
3級 ・・・ 中3修了程度
2級~1級 ・・・ 高校生以上

各級6割程度の得点で合格になります。
5級~4級は筆記試験のみですが、3級からは簡単な面接試験(2次試験)もあります。
また、英検は2つの級を同時に受験することができます。

TOEIC・TOFEL
英検は日本の業者が作っていますが、TOEICTOFELは海外の業者が行っている資格試験です。
どちらも、同じ業者が問題を製作しているので、出題形式は似ています。TOEICがビジネス英語、TOFELが留学のための英語となっていて趣旨が異なります。就職に活かしたいのならTOEIC、留学のために取得したいのならTOFELになります。
また、英検は一度取得してしまえば永久資格ですが、TOEICTOFELは有効期限があります。TOEICの場合、有効期限は2年間です。
また、英検と異なり級や段位はなく、同じテストで何点とれるかという形の試験になります。問題もそれなりに難しくなり、初級英語の検査にはふさわしくありません。英検でいえば、少なくとも3級以上の力を持った上での受験が推奨されます。

大学受験では、もっとも加点規定が多いのは英検ですが、学校によってはTOEICを加点対象に扱っている場合もあります。
その都合で、生徒にTOEICを受験してもらったことはありますが、TOFELは私は今まで指導したことがありません。


と、以上のように説明をしましたが、
実のところ、当教室ではあまりこれらの検定の受検を強くすすめているわけではありません。

なぜかというと、

検定の勉強と、中学英語・高校英語、受験英語の勉強はまったくの別物

だからです。
当教室では、一番力を入れているのは、学校での勉強を含めて良い学習習慣を作り、高校や大学の受験に備えることです。
検定の勉強は趣旨が外れます。
もちろん、受験に多少は有利になる場合もありますし、こうした資格を取って貰うことで、生徒がやる気になってくれるのなら悪くはありません。ただし、優先順位はやや低めに考えています。

たとえば、英検の場合は4級が中2修了程度、3級が中3修了程度の文法内容から課されます。
しかし、1学年分程度は文法の理解が遅れていても、1週間ほどもパターン演習をすれば十分に合格点に届いてしまします。
きちんと理解できていなくても、なんとなくパターンで解けるだけで十分になってしまうのです。

というわけで、西尾教室では生徒には特に英検に力を入れて指導をしているわけではありません。
余力があり、それほど労力を掛けずに挑戦できるのなら、取っておきましょうというくらいにおすすめしています。

2013年1月25日金曜日

近況報告

教室の近況報告です。

小学6年生

算数は多くの生徒が中学校の予習に入りました。
地元には、寺津小・矢田小などいくつか小学校があり、西尾教室では学校の進度(単元の進み具合)に合わせて指導させていただいています。一部、進度の遅い小学校などはまだ小学校内容を扱っていますが、ほとんどの生徒は中学校の予習に移ることができています。遅れがちの小学校の生徒も、2月初旬には中学校の予習に移ります。

英語は各自のペースで文法と、書き取りを中心に勉強を進めてもらっています。
10~11月頃からはじめて英語を始めた生徒で、中1内容の文法事項が1/4~1/3程度履修できているペースです。中学英語は多くの生徒が良いスタートが切れそうです。


中学3年生

学校の内申点がそろそろ内定し、各生徒にも今月中くらいに学校の方から教えて貰えそうです。
学年末試験が終了した時点で、教室では完全に入試対策にしぼった学習に入っています。冬期講習などで、一通りの基礎の確認を終えた生徒は過去問や類題の演習を行います。それぞれの学習進度にあわせて、得点源にしたいタイプの問題を中心に演習します。



中学1~2年生・高校生

通常通り、学校の予習で学習を進めています。2週間程度を目安に予習を行っています。
来月中旬には定期テストがありますが、普段の学習が定期テスト対策になっています。進度の都合で、テスト一週間前のみは復習の授業を行うことになります。

2013年1月24日木曜日

勉強は基礎が大切

勉強は基礎が大切です。

今まで、どれだけの人がこの言葉を口にしたでしょうか。
塾で教えていて、これは本当に感じます。
もちろん、応用が必要ないというわけでなく、基礎がきちんと勉強できていれば応用も楽々に進められるということです。
簡単な問題でも苦労していた生徒が、基礎から順序良く教えたら、トントン拍子で学習をすすめて応用問題もこなして、こちらの予想以上の成果をあげるということは良くあります。
勉強というのは、いちばん身につけるのが難しいのが基礎なんじゃないかとさえ思えます。

ただ、たいていの勉強について言えることなのですが、

勉強は基礎がいちばんつまらない。

英語、数学、理科、社会、国語、どの教科でも基礎というのはつまらないものです。
英単語を覚えるとか、単純な計算練習とか、漢字の書き取りに、社会の覚えなくてはいけない語句の多さといったら。
正直、わたしも子供の時分は大嫌いでした。
けれども、勉強の楽しさやおもしろさというのは、そうした単純作業を乗り越えた先にあるのですよね。

多くの生徒にとって、

好きな教科=得意な教科
嫌いな教科=苦手な教科

という等式が成り立っているのは、得意な教科ほど応用の領域に踏み込めているからというのが一つの理由になっているんじゃないかと思います。

だから、1人でも多くの生徒に、

「英語って、ちょっと面白いかも」
「数学が面白くなってきた」

と言ってもらうために大切なのは、愉快な授業をしたり、生徒を甘やかせたりするのではなく、その教科について本当に理解を深め、学力を身につけてもらうことなのだと思うのです。
生徒にしっかり勉強してもらうことこそが、楽しい塾を作るための一番の近道だと思っています。

2013年1月22日火曜日

教える技術

私は以前、黒板を使って授業をする一斉形式の学習塾で指導をしていた経験があります。
そのときには、いろいろと指導についての考え方やノウハウなど、ほんとうに多くのことを学ばせてもらったのです。

しかし、ふだん私は一斉塾における指導技術をできるだけ封印しています。

集団での指導では、難しい問題を簡単に解くテクニックや、分かりやすく説明する方法など様々な手法を駆使して指導します。私も未熟ではありましたが、そういったものを学びました。

けれど、生徒に力を伸ばして貰うのはそこではないんですよね。

生徒に、自分の力で問題を解いて貰うことが大切であると私は考えています。
だから、SSS進学教室の授業では、授業というか説明は極力最低限です。端的で分かりやすい説明で、あとは生徒が自分で考えて演習を進めます。もちろん、分からないところや難しいところは手助けしますし、どう勉強していけば良いかのプランニングは塾の仕事です。
しかし、授業の主役は講師ではなく生徒なのです。そこだけは決して忘れてはいけないと思うわけです。