2013年1月10日木曜日

白チャートのすすめ

市販されている問題集や参考書についていえば、

小中学生向けには、基礎的なものに良いものが多く、
高校生向けには、応用的なものに良いものが多い

ように感じます。
これは、小中学生のテキストと、高校生向けのテキストの購入者層の違いから来るのではないかと勝手に分析しています。

つまり、

小中学生向けのテキストは、保護者が選んで、子供に買い与えます。
特にテキストを購入しようとするのは、勉強が苦手な子供を持つ保護者で、より基礎的なものを選好します。需要が大きくより充実するのが基礎的なものになるわけです。

高校生向けのテキストは、大学受験を意識する高校生が自分で購入します。
そうすると、学習意識が高い生徒ほど教材を購入しようとするわけですから、成績の良い生徒が購入層になります。

小中学生向けの難しめの教材や、高校生向けの基礎教材がだいぶ少なくなります。

今日は、高校生向けの基礎教材を少し紹介しましょう。
塾教材で、高校生向けの基礎教材というと、やっぱり、

高校フォレスタ
(数学・英語)

のシリーズが最高でしょう。高校生の基礎指導に、どの教材を使ったら良いかお悩み中の塾の先生はこれを使えば良いでしょう。

家庭で、市販している問題集を購入したい場合は、

白チャート(チャート式 基礎と演習)
(数学)

がオススメです。
昔からある鉄板の教材ですね。とても分かりやすくて良い教材です。
チャート式のシリーズは、表紙の色によって難易度が人目で分かるようになっています。

易 白→黄→青→赤 難

と、なっています。
高校で採用されるのは、黄色か青色が多いでしょう。実際、出版している数研出版が力をいれて作っているのは、黄色や青色だと思うのですが私のオススメは白チャートです。
基礎の習得が終わったあとは、志望校にあわせて過去問やセンター問題集などで演習した方が効率が良いですし、受験レベルのハイレベルのテキストならZ会のものなど良いものが多数あります。チャート式である必然性はそれほど高くないように感じます。

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