2014年7月12日土曜日

書くだけ計画表

勉強というのは、目標を立てて勉強すると、目標を達成しなければという義務感が生まれるので捗りやすくなります。

ただし、

1.目標はできるだけシンプルに立てること

が大切になります。
ときどき「1時から3時まで英語の問題集をやって、3時から5時までは数学をry」などと事細かな計画を立てる生徒もいますが、あまり好ましくありません。
まず予定通りにゆかないのですよね。
予定は崩れるものなのです。
なので、大雑把に適当な目標を立てることが大事。

2.勉強は、何をやったら成績が上がりそうかを自分で考え続けることが大事

成績が上がる生徒の特徴は、自分で何をしたら良いかを自分で考えることができます。
その考えた内容が的外れだったり、失敗したりはありますが、失敗を活かして次に繋げることができるのです。
ただ学校や塾から課された課題を盲目的にこなしているだけでは、結果は出にくいでしょう。

以上、2点を踏まえて、生徒用の計画表を用意しました。

書くだけ計画表.PDF


大仰なことを言ってアップロードしましたが、実はこの計画表はほかの塾でやっているのを聞いて、それを真似して作ったものになります。

計画表は、

巨人用(勉強したぞメーターのMAX値:150時間)

大型巨人用(勉強したぞメーターのMAX値:300時間)

超大型巨人用(勉強したぞメーターのMAX値:600時間)

の三種類があります。おおむね、巨人用が小学生用で超大型巨人用が中3~高3の受験生用になります。


使い方はシンプルです。目標は勉強時間で設定します。











計画は1日何時間勉強するかを書いて、それが40日間で何時間になるかを計算するだけです。

勉強は毎日行うべきですが、部活動やいろいろな用事もあります。毎日同じ時間きっちり勉強するなんて不可能です。けれども、勉強があまりできない日があってもその分を次の日に余分に勉強すれば良いのです。



そして、また勉強は時間を掛けることよりも、何をやるかといった勉強の質が大切です。
下のリスト欄に、自分が勉強したい内容を箇条書きで書いていってもらいます。
そして、終了した内容については打ち消し線を引いて消していってもらうのです。

はじめは学校の宿題でも良いですが、毎日しっかり勉強していれば宿題なんてすぐに終わります。そして学校の宿題をすべて片付けてからが本当の勝負なのです
そこで生徒それぞれが、「何をやってら力が付くのか」を自分で考えて勉強していってもらいます
塾の自習室を利用してもらえるなら、自習の様子を私の方である程度チェックできますので、尚更効果的になります。

「勉強のやり方が分からない。」
そう言って、塾にやってくる生徒は数多くいます。
そういう生徒に何を勉強したら力がつくかを教えることは比較的易しいです。しかし、そうした生徒を指導していく上でより大切なのは、何を勉強するかを伝えることではなく、何を勉強するかを自分で考える訓練をつませてあげることなのです。

あと1週間で夏休みに入ります。
この1週間で生徒それぞれに目標設定時間を書いていってもらいます。
塾生のみなさんには、夏期講習の日程表を配布します。受講申し込み書が未提出の生徒は急いで提出するようにしてください。

2014年7月10日木曜日

肝心なところで誤植!

夏休みを前に、チラシの配布業者にお願いして、チラシの配布を行ってもらっています。



手作りのチラシで、受験情報を載せてあります。
出題傾向の分析も、私が自分で行いました。

受験傾向を分析して、それにあったきちんとした指導をしてますよとアピールしています。


入試の過去問のうち、1問を「PickUP! 入試過去問」として、取り上げています。
一見難しそうに見える問題なのだけれども、ちょっとしたテクニックで簡単にとけてしまうという問題です。

当塾では、こういった問題を練習していきますとアピールしてあります。

なのですが。

なのですが、その肝心なところで誤植が。
解説などは問題ないのですが、問題文にミスがありました。



上の赤丸で囲った関数が逆になっています。
要するに、横に書いてあるグラフが正しいのです。正しいグラフがありますので、読んでくれた方にはたぶん分かってもらえるはずです。

ですが、問題文を丸写しにするだけの作業でミスをして、誤字のチェックでも見逃してしまうというのはいささか恥ずかしいですねorz




























ちなみに、この問題②の解法ですが、もっと強引な解き方もあります。
求める直線の式を、

y = 2x + k

などとおいて、ADとBCとの交点をkで表し、
面積をkの式で表すという方法です。

けど、非常に計算がたいへんになっちゃうのですよね。

けれど、平行四辺形の中心を通る直線が平行四辺形を合同な2つの図形に分割することを利用することに気付けば、この解説のように簡単にとけてしまうわけです。

しかし、「平行四辺形の中心を通る直線が平行四辺形を合同な2つの図形に分割する」ことなんて、中学校の授業では勉強しないのが普通です。
ですので、学校のテストで良いテストを取るための勉強ばかりをしていても、入試のこうした問題を解くことができるようにはならないのですよね。

・ 学校の定期テストで良い点数を取り、内申点を上げるための勉強
・ 入試の筆記試験で良い点数を取るための勉強

この2つは、もちろん共通する部分もありますけれど、少し違っているのですよね。

自習環境向上!

家ではなかなか自習できない!という生徒のために、自習席を開放しています。
当教室では、2階の席はすべて自習席として利用できます。

当塾2階の自習室以外でも、図書館の自習室などは自習にはとても向いている環境です。

そのもっとも重要なポイントは、

他人の目があること

です。
塾や図書館では、他の学生も一生懸命勉強しています。
そんな中で、自分一人だけがサボっていては恥ずかしいですよね。

とはいえ、過度に他人の視線が目に入るようではマイナスです。
他人と視線が交錯する環境だと、集中力が乱され、仕事の効率が低下するという研究もあります。

それを踏まえて、2階の自習席にパーティションを完全導入しました。

















今までは、主に予算の都合で、パーティションが部分的にしか導入されていませんでしたが、各ブースがパーティションでしっかり区別されるようになりました。

周囲に他人がいることが意識され、各ブースがパーティションで完全に区別されているので、いったん集中してしまえば他の生徒の様子が目に入ることもありません。

まだブースごとの照明の配備が終わっていないなど問題点がありますが、近日中の整備する予定です。

生徒のみなさんは、より使い易くなったSSS進学教室の自習席をぜひ活用してください。