2014年1月28日火曜日

体系英語表紙

テキストの表紙に制作に苦労しています。





















































今のところ、一番下の案です。
人物のカットはシルエットAC様から無料の素材をいただいております。
前回の受験社会は、
















もう少し考えて見ます。

2014年1月27日月曜日

面接対策 & リスニング対策

本日は、教室にて中3生の「面接対策」と「リスニング対策」を実施しました。

面接対策では、

どういうことに注意して、どういうところは注意しなくていいのか。
面接試験までにどんな準備をしておくべきか。

を以上2点をきっちり伝授しました。
高校入試というのは過半数の生徒が合格する試験です。
あまり「完璧な受け答え」を目指す必要もありません。
完璧を目指しても逆に混乱してしまうだけです。多くの中学生は、面接試験そのものが初体験で慣れていません。同時にいろいろなことを詰め込みすぎてもいけないんですよね。
筆記試験や学校の成績の方がより合否判定においては重要なわけですし、面接ばかりに労力をかけるわけにはいきません。
だから、面接試験を受けるにあたって、最低限なにを注意しなければいけないこと、準備しておかなければいけないこと、逆にそれほど気にしなくても良いことを明確に伝えました。

リスニング対策では、

リスニング問題の出題傾向と解答のコツ
メモの取り方のコツ

を伝えた上で、実践的な演習を行いました。
リスニングの対策はただ回数をこなしただけで、正答率があがる生徒はごく一部です。
「どいうところに注意して聞けばいいのか」をきちんと理解した上で練習することで成果が出やすくなります。
リスニングは慣れないと得点しにくいところではありますが、問題自体は筆記問題よりも平易なため慣れてしまえば逆に大得点源です。

面接・リスニングとも具体的にどのようなポイントに注意すべきなのか。
詳しくはまた改めてアップロードします。

面接とリスニングの対策日はもう一日、予定しています。

2/16(日)
1:00~ 面接対策
2:00~ リスニング対策

の予定です。



2014年1月26日日曜日

「体系英語」ロゴ制作中

中学英語の基礎を勉強するテキスト「体系英語」の制作が遅々として進んでいます。
(間違った語彙の用法です;)

表紙のデザインは、前回の「受験社会」と同様の構成でメインのロゴの意匠だけ変更しようと思っています。
その素案です。


おーかっこいい!

と思ったのですが、教材向けのデザインじゃないですねw
没です。

2014年1月24日金曜日

教材マニアクス「あい・キャン」英語

あい・キャン 英語

基本情報
教材名 : あい・キャン
出版社 : 学書
シリーズ対応教科 : 
英語、算数、国語
製本 : A4
特徴 : 無学年進級式(全24級)


「あい・キャン 英語」は学書が2014年度に新刊する小学生向けの英語教材です。
既刊のテキストで「あい・キャン国語」「あい・キャン算数」(各全42級)もありますが、その性質はだいぶ異なります。この「英語版」の方が、はるかに大きな予算をかけて開発された革新的なテキストでしょう。
まず、テキストの最大の特徴として、以上の内容があげられます。
たぶん、今年の学書はもうこの「あい・キャン」の開発と営業に命をかけていたんでしょうね。制作者側の気合いがめっちゃ伝わる良いテキストです。

私の好みかといと、コンセプト自体があまり好きではないのであれですが、非常に素晴らしいテキストなのは間違いありません。
昨日の教材展示会でも、かなり好評そうで、教室での採用を検討して話し合っている先生方が数多くいました。

無学年進級式

国語や算数以上に無学年方式は便利そうですようね。

一人ひとりの自分のペースで学習可能

ひとり一人で自分のペースで学習できます。これは非常に重要です。
塾で実際に小学生に英語の授業をする場合、たとえば一斉塾で指導する場合などは、同じ学年の生徒でも学習の進捗に大きな開きがあるのが普通です。
幼稚園の頃から英語を始める生徒もいれば、小学高学年から始める生徒もいるわけですから、当たり前です。そうした生徒を一度に教えるのは非常に難儀なのですよね。レベル別クラスという方法もありますが、それでも生徒格差は大きくなりますので授業をする側としてはうまく授業を成立させるのは至難のワザです。職人芸です。それも上手にやっても、ただ英語で遊んだだけになっちゃおうkとおが多いのですよね。
ところが、この「あい・キャン」を個別指導で扱えば、生徒が各自のペースで勉強できるので、非常に効率的です。またテキストに沿って演習させるだけで良いので、講師の質が低くても指導しやすいでしょう。

指導がしやすい平易な内容/文法を扱わないパターン演習方式

基本的に、このテキストでは文法を扱いません。ひたすらパターン演習を繰り返します。
そのため文法の説明の難しい低学年からの指導につかえます。小学1年生から使えるでしょう。

タッチペンによる単語や例文の読み上げ

これが一番の売りですね。ペンでチェックするだけで、単語や例文を読み取ってくれます。
CDを用意したりするより、ずっと楽ですね。
素晴らしいツールです。

スタートラインチェックテスト

まず、チェックテストが利用できます。まずこのテストを受けて貰って、どの級から始めたら良いのか
今日の展示会では、印刷されたものが配布されていましたが、pdfでの配信もしているようです。生徒にこのテストを受け手もらってからどの級から始めるかを検討できます。

模範解答

スパイラルやオンリーワンでも恒例の縮小コピー型の模範解答です。
しかも、特色2色刷の贅沢な内容。本体はフルカラーですし。これは贅沢です。
(特色2色刷りの印刷コストはフルカラーとほとんど変わらないくらい高いのです!)
低学年の生徒でも丸付けしやすい親切仕様です。

上記、本体と模範解答、おまけの表彰状です。
各級をクリアしたら賞状をあげるのですね。こういうのが子どものやる気を助長します。大人からすれば益体のないものですが、こういうのはきちんと使ってあげたいですね。

さて、次に具体的なテキストの中身についてです。
テキストで扱われている内容を、公式HPからコピペしてきました。
(特設HPを作っているところからも、学書の本気さがうかがえます。)

1級 身近な単語(くだもの・野菜・食べもの・飲みもの・乗りもの・動物)
2級 身近な単語(家でつかうもの・身につけるもの・体・色・形・数字・天気)
1~2級は、音声を聞いてイラストを選ぶというだけの問題です。アルファベットの書き取りすらまだです。

3級 アルファベット・フォニックス
アルファベットの書き取りが出てくるのは3級でようやくですね。

4級 語彙(国名・職業・形容詞),文の語順理解,be動詞(I am ~ ./ You are ~ ./Are you ~ ?)
5級 語彙(生き物・学校で使うもの・教科・スポーツ・楽器),文の語順理解,be動詞,一般動詞の読み・書き(What's this?/How many?/How much?)

4級から文が出てきて、5級には疑問詞も登場します。
しかし、文法の説明は一切なし。むしろこのテキストを使うのなら教えないのが正解なのでしょう。

6級 語彙(建物・場所・店・乗りもの),文の語順理解,一般動詞(肯定・否定)の読み・書き
7級 語彙(種類を表す名詞),文の語順理解・be動詞・一般動詞(疑問)の読み・書き(What do you ~ ?/What's your name?/How old are you?/Where are you from?)
8級 語彙(名詞・形容詞),文の語順理解,be動詞(This is ~ ./This is not ~ ./Is this ~ ?)
9級 語彙(名詞・副詞・動詞),文の語順理解,様々な表現の読み・書き(形容詞+名詞・一般動詞の肯定・否定・疑問)
10級 語彙(建物・場所・店・動詞),文の語順理解, 様々な表現の読み・書き(命令文・Let's ~ ./Please ~ ./Don't ~ ./Where ~ ?/When ~ ?/How ~ ?)
11級 語彙(曜日・月の名前),文の語順理解, 様々な表現の読み・書き(How many ~ ?・What time ~ ?・What day ~ ?・What's the date ~ ?)
12級 語彙(名詞),文の語順理解,様々な表現の読み・書き(Which do you ~ ?・Which 名詞 ~ ?・When ~ ?・Where ~ ?)


13級 語彙(家族と人),文の語順理解,様々な表現の読み・書き(He/She is ~ .の肯定・否定・疑問・Who is ~ ?/We/They are ~ .)
14級 語彙(動詞・名詞),文の語順理解, 様々な表現の読み・書き(一般動詞に-(e)sのつく形)
15級 語彙(動詞・名詞),文の語順理解,様々な表現の読み・書き(Does/doesn'tを使った一般動詞の否定・疑問)
16級 語彙(動詞・名詞),文の語順理解,様々な表現の読み・書き(疑問詞What・Where・When・Which・Who・How)
9級には、前置詞句など少し難しめの文が登場しています。

14級では三単現なども登場します。

17級 be動詞(肯定・疑問・否定),対話文の内容理解(40語程度)

まともな文法の説明は17級です。4級で登場したbe動詞がここで初めて説明されます。
むしろ、ここまでは文法の説明をしてはいけないテキストなのでしょう。
教える方のストレスがたまりそうです;

18級 一般動詞(肯定・疑問・否定),対話文の内容理(40語程度)

18級では一般動詞の文法も説明されていきます。ここからはだいぶ急ぎ足で、今まで登場した内容を文法的に理解しなおしていきます。

19級 疑問詞(What / Who),対話文の内容理解(40語程度)
20級 命令文(Do / Don't / Please / Let's),対話文の内容理解(40語程度)
21級 名詞の複数形・代名詞の複数形(We / They),長文・対話文の内容理解(50語程度)
22級 時刻・曜日・日付,長文・対話文の内容理解(60語程度)
23級 疑問詞(Where / Whose),長文・対話文の内容理解(70語程度)
24級 助動詞can(肯定・疑問・否定),対話文の内容理解(80語程度)


24級の内容です。16級までは独立した単文ばかりでしたが、文法が扱われ始める17級以降は対話分の読解も扱われています。

学習内容のリストだけを見ると、かなり高度なことを扱っているように見えますが、そうではありません。
このテキストではじめてまともな文法的な説明が登場するのは、17級のbe動詞の使い分けのところです。
それまでも、be動詞も多数登場しているわけですが、文法的な説明はせずにただパターンで覚えさせるという趣旨になっています。

中学生や、中学準備をする小学生にこうした文法をおろそかにした初歩的な英語の学習が効率が悪いことは言うまでもありません。
ただし、こうしたパターン学習型の勉強でも英検などは取得できてしまいます。中学や後の勉強を考えれば、そうした学習が好ましいとは思えませんが。
ただし、日本語の「主語や述語」が分からないような学年に英語の文法を説明することもナンセンスなのですよね。

例えば、小学1~3年生などの英語指導については、当教室でも「あいキャン」を使いたいと思います。
とはいえ、そのあたりの学年の生徒に英語を教えるのは早すぎると思ってはいます。まずは国語の読解や文法(ことばのきまり)などを学ぶことの方がずっと有意義です。小学校低学年の子どもというのは日本語もまともに使えていないのが普通なのですから。

学書セミナー レビュー

学書主催の、中土井氏のセミナーにいってまいりました。

中土井鉄信
1961年、神奈川県横浜市生まれ。教育機関へ授業術、経営術を伝える合資会社マネジメント・ブレイン・アソシエイツ代表。NPO法人ピースコミュニケーション研究所理事長。

私自身が内容を整理する目的を兼ねて、少し記事をアップします。

当たり前ですが、生徒の人数が少なすぎると塾は経営が成り立ちません。
生徒数が少なすぎると、教室が赤字になり遠からずつぶれます。

たとえば、広告費や建物の外観など個別塾でもっとも大きな費用を掛けている明光義塾の場合は生徒が50名以下の場合は経営がかなり厳しくなるでしょう。
いろいろ経費を削りまくっているSSS進学教室の場合でも20名以下だとやっぱり厳しいところが多いはずです。

中土井氏は、経営がきつくなってきた塾などを建て直しをする塾コンサルタントです。

学書の教材展示会のたびに、中土井氏は無料セミナーを実施してくれます。
毎回勉強させてもらっています。

(会場で、薄くて値段の高い自著を売ったり、有料のセミナーに勧誘されたりしますが)



① 学習塾の経営にとっては厳しい年が続く

まずだいぶ脅されました。

・ 学習費が下がっている
文科省の学習費調査によると、学校外で使う学習費が下がってきているようです。
少子化で生徒数も減ってきています。にもかかわらず、学習塾の数は年々増えてきています。
2013年度は特にこれまでにないくらい学習塾にとっては厳しい年だったようです。

そういう意味では、ちょうどそのタイミングで開校して、順調に生徒数が伸びてきている当教室はどちらかといえばレアなケースで幸運に恵まれていました。

また、消費税が増税されます。
前回の消費税が3%→5%に上がったときは、学習塾はのきなみ実績を落としたそうです。
顧客の確保と、退会を出さないために内部充実をはかることは死活問題です。

・ 田舎は教育費をかけない/男女差がまだまだ大きい
同じく文科省の学習費調査によると、田舎ほど教育費はかけないそうです。
西尾市は田舎です。田舎というより、田舎気質な土地柄です。
ですので、授業料はそれほど高く設定はできません。
基本的にはSSS進学教室の授業料は全国統一で、教室ごとで勝手に設定するわけではありません。しかし、なるべく安い授業料で生徒の成績を上げていかなければいけません。
例えば、当塾のような個別指導塾で、週5で5教科通って貰うというのは授業料のハードルが高くなりすぎてしまうのです。例えば、英数で通ってもらっている生徒に、無料で他教科のサポートもできるような体制づくりなのが必要かもしれません。現在でも、理社講座という理社の割引き講座を準備していますが、もう少し手厚いサポートができないか検討中です。

② 設計の3要素

塾のシステムをつくるとき、考えるべき必要な要素は次の3つ。

・ 利便性
価格、時間帯などの通いやすさ、時期など。
・ 効果性
成績が上がりやすそうか。成果が出やすそうか。
・ 投資性
投資をする価値があるか。(受験が近くなるほど、投資性は上がる)

いちいちもっともです。
SSS進学教室の基本的なプランは本部が考えてくれています。けれども、地域の受験にあった対応や細かな日程などは教室ごとで考えなければなりません。

③ セルフエスティーム

中土井氏のセミナーでは必ず出る用語ですが、セミナーとか行われる方というのは無駄に横文字が好きなんですよね。ハッタリがきいて良いとは思いますが。
詳しくは興味のある方は、実際にセミナーを聞きにいってください。今回はレビューは省略。

④ チラシつくりの基本10項目

「一昨年だか去年だかのセミナーで行った内容とかぶる」ということで、詳しい内容が端折られました;;
私、そのとき行けなかったので、今度こそ聞けると思ったのに。
残念。

でも、ちょっとだけ話を聞けました。

私はチラシなどもできるだけ自分で作りたいとか思ってしまう方なので、とても勉強になります。

⑤ フランチャイズの塾の本部、特に大手は何も勉強していない

「フランチャイズの塾の本部は、特に昔からある大手ほど勉強しようとしないし、ノウハウがまるでない」
とおっしゃってました。
わたしも、一時期大手のフランチャイズのところで社員として働いたことがあるので、まさにその通りだと知っています。社員もすぐにやめて入れ替わりますし、そもそもノウハウを蓄積しようという努力をしないんですよね。教務面でも、経営面でも。

明光義塾とかは名指しでミソカスに言われてましたね。
「明光とか、あのへんは何も考えてないから。
 あ、今日、明光の人来てる? 来てたらごめんね」
とってつけたように、謝ってますが、どう考えてもわざと言ってます。
(明光義塾はフランチャイズの最大手ですので、参加者がいないはずがありません。
中土井氏はかつて明光義塾のコンサルを頼まれたものの、旧態依然として頑でまともに経営改善できなかったみたいなことを以前言っていたような。いなかったような。)

そういう意味では、SSS進学教室の本部はだいぶ良いんですよね。
小さな本部ですし、まだまだノウハウが完璧に充実しているともいえないのですが、取締役の城氏を中心にノウハウを蓄積し、システムをブラッシュアップしていこうという試みがあります。
失敗もときとしてありますが、新しいノウハウなどにも柔軟です。
とはいえ、何から何まで本部まかせはNGなのだと思います。教室を良くしていくのは、実際に現場で働いている私たちです。

⑥ イベントの実施

イベントを実施して集客につなげる。

いろいろな事例を教えてくれました。中土井氏の提案の1つにはアイスクリーム教室などもありますが、当教室では成績を伸ばすことにしぼって行こうと思っています。

⑦ 保護者へのDTS

DTS=デイリーテレホンサービス という中土井氏の造語です。
保護者にこま目に連絡を取って、信頼関係を結ぼうということです。そうすれば口コミのきっかけにもなりますし、信頼関係ができていれば成績が下がってもなかなかやめないということらしいです。

けど、私はこういうのはあまりやってないんですよね。
やった方が良いのは分かるのですが。私はそんなに話し上手でもないですし。

だって、「めんどい」んですもん。
経営的にはそういうのもやった方がいいのは分かるのですけどね。

生徒の成績を上げること、生徒の学習習慣を身につけさせること

そちらに集中したいです。自分で教材作ったりとか、教務面でやりたいことも多いですし。

⑧ 感動の見える化

生徒の成長を、きちんと保護者に伝えること、アピールすること。
上述のDTSもその一貫ですね。
そのための手段もいろいろ教えて貰いました。

たとえば、授業の最後に
「じゃあ、○○くん、この問題をお家でお母さんに聞いてみてよ。
それでお母さんが解けなかったら説明してね」
などと言うそうです。
そうすると、生徒が家庭で塾の話題を出すので、塾は良いところだと保護者に伝わるという仕掛けです。

ほんとあざといですね-。ためにはなりますが、あまり真似できなさそうです。

さて、順番につらつら羅列しましたが、実際に話を聞いてみないと分からないところも多いです。
ちょっと、ここでは書けないこともありますし。


学習塾の経営者、または社員として教室の運営を行っている方は、一度是非ききにいってみてください。
たいへん勉強になります。

2014年1月23日木曜日

無学年進級式あい・キャン 英語

本日、学書の教材展示会とセミナーに行って参りました。
セミナーについては、また明日にでもレビューを上げたいと思っていますが、今日は教材展示会について少しだけ書かせて貰います。

今回は、会場にて

「あい・キャン 英語」

の教材サンプルをいただいてきてしまいました。

ちなみに、
「We can 英単語」























という市販されている単語帳は、タイトルは似ていますがまったく無関係なテキストです。
このテキストは、私の大学時代の先輩で大恩あるTSスタジオのTS氏が組版(原稿をもとに誌面をレイアウトすること)を担当されています。

閑話休題。

正直なところ、私はあまり学書のテキストは好きではありません。
なんというか、どれも細部がいきとどいていないというか、配慮が足りないというか、いかにも現場を知らない人が企画して縦割り作業で作ったという感触がするテキストが多いのです。
学書のメインになるテキストというと、

ワーク系テキスト
「ニューベッシック(中学生)」「小学生ワーク」
問題量が他のワークより多め・説明欄や使いやすさへの配慮が乏しい

個別指導用テキスト
「スパイラル」
フォレスタの劣化コピー

などが上げられます。
それでも、昨今のものは改訂によりだいぶ良くなってきていますし、他に無い独自性の強い良いテキストもあります。

私が好きなテキストですと、

中学生用補助教材
「オンリーワン」
易しめ~中レベル問題を繰り返し演習させるためのテキスト。

オンリーワンは、やはり何かと出来は悪くて、単元事の問題量のバランスが悪いとか、問題を絞り込みがよくないとか、やはり学書らしい配慮がなにかと足りないテキストです。
しかし、成績下位の生徒に繰り返し演習をさせるには非常に使いやすいテキストで、他に類書がない文字通りオンリーワンのテキストです
こういうテキストは貴重です。

今回の「あい・キャン」は「オンリーワン」以上に、オンリーワンなテキストでしょう。
(まだ細部については精査できていませんが)
主な特徴は、

「あい・キャン」の主な特徴

1.小学1年生程度から使える
とても易しいです。ひらがなを覚えたばかりの子などから始められるでしょう。
個人的にはそういう学年は英語を教える前に、国語や算数をしっかりおしえるべきじゃないかと思ってますが、保護者から英語をはやくやらせたいというニーズが一定量あることもたしかです。

2.個別指導で教えやすい
無学年進級式で、全24級とボリュームもあり、個別指導で非常に教えやすいテキスト構成になっています。

3.単語の朗読機能がすごい
スピーカー付きのペンが単語を朗読してくれます。これはとても重宝ですね。



サンプルを頂いてしまいました。
サンプルだけで、だいぶ印刷されているようです。
カラー刷りですし、これはお金かかってますねー。さすがに学書はいつも太っ腹です。


これが一番はじめの1級です。
まだ読み書きはせず、聞いて選ぼうという問題ばかりですね。



こちらがラストの24級です。
全24級をやり終えると、英検5級がとれるかな?という内容です。

疑問詞や命令文といったものも、わりあい早くの級から登場していますが、それに文法的な説明がなされるのはかなり遅い級ですね。
中学に繋がるような文法指導は15~20級くらいからとかなり遅めです。
無理が無く指導ができるとは思いますが、ちょっと寂しいところもありますね。
英語というのは、ときに初級の段階では「文法」と「語彙」に力を置いて指導するのが効率的で、だんだんと「表現」や「会話」などにウエイトを移していった方が力を付けやすいのですが。

より詳しくは学書の「あい・キャン 英語」の紹介ページにて。
私も関心度の高い教材の1つではありますので、もう少し精査して後日詳しい紹介記事をアップさせてもらいます。

当塾では低学年の英語に力を入れるつもりはありません。
基本的には当塾の小学生英語は「中学準備」で、中学校の内容を先取りして行います。そのため、開始するのは早くても3~4年生くらいになるでしょう。
現在当塾の最年少は3年生です。しかし、小学1~2年生の生徒が来てくれて英語を指導しようとなった段には、「あい・キャン 英語」がほとんど唯一の選択肢になるでしょう。それくらい画期的なテキストだとは思います。
正直、既存の小学生向けの英語のテキストってどれもイマイチのものばかりなのですよね。「あい・キャン 英語」はそこに一石を投じた形になりました。

学書も今回は、ほんとうにこのテキストを社運をかけて売り出しているという感じですし、それだけあって力の入ったテキストです。
小学生をメインターゲットにした学習塾の多くがこのテキストを採用することになるのではないでしょうか。

2014年1月20日月曜日

国語の問題集には意外とイイコト書いてある

毎週、月曜日5:30~ 国語「読解講座」を実施しています。
不人気で生徒があまり集まらない時間帯を利用し、授業料無料で国語の読解演習をしています。
小学生から、中学2年生までが対象です。

受講している生徒の中で、数学などは得意で好きだけれども、国語は嫌いという生徒がいます。
その生徒が、

「問題集って、意外とイイコト書いてあるかも」

と、漏らしてくれました。

メチャクチャ嬉しかったですね。
まさしくその通りなのです。それがまさに、私が生徒に感じて欲しいと思っていることなのです。

国語の問題集の演習というと、特に理系気味の子には多いのですが、「めんどい」「つまらない」「面白くない」というイメージを持っている子が多くいます。
実のところ、子供時分の私自身もそうでした。

けれども、実際に問題集を解いていって、問題文をきちんと読めるようになっていくと、その文章がとても「知的で」「面白く」「示唆に富んでいる」ことが感じられるようになるのです。

「算数や数学は大好き」だけれども、「国語は大嫌い」。
そんなことを思っている生徒ほど、読解の演習に挑戦していって欲しいと思います。

2014年1月17日金曜日

週末の開校予定

19(日) 午前1時~7時 開校
26(日) 午前1時~7時 開校 中3生面接・リスニング練習会実施

以上の日程で開校します。

自習生は教室を利用できます。
中3生はできるだけ全員、面接の練習会には参加してもらいます。
公立志望の生徒はリスニングの練習会にも参加してもらいます。私立単願(推薦)の生徒はリスニングの練習会に参加する必要はありません。
学校では教えてくれない「面接のコツ」、リスニングのテクニックを伝授いた上で練習を行います

23(木) 開校 午後4時ごろ

通常、当教室は毎日遅くとも3時には開校していますが、都合により23(木)は開校が遅れます。

学書主催の教材展示会・セミナーに出席の都合です。
今回は名古屋駅前なので、少し交通の便が良くてありがたいのですが、それでも西尾市からだとちょっと時間がかかります。(西尾市は町の規模のわりにおそろしく公共交通機関の便が悪いのです。。)
塾コンサルタントの中土井鉄信氏の講演です。この方の話は実務的にたいへん勉強になりますので、無料でセミナーを実施してくれるときは、できるだけ話を聞きにいっています。塾の経営者、学習塾で社員として働いている方には一度参加してみることをオススメします。
この人の言う通りに教室運営を行えば、教務力の弱い教室でも経営は成功させられるんじゃないかとさえ思います。なんだかもう詐欺師みたいな人です。(コンサルタントの方に対しては褒め言葉になると確信しています)
24(金)も中土井氏の会社の井上郁夫氏という方の講演もあるようですが、こちらは不参加です。私の前職でもある神奈川県で大手の学習塾、中萬学院出身の方なのだそうです。中土井氏は中萬学院の経営の立て直しにもタッチしているそうですので、その関係なのでしょうか。興味はありますが、教室もそれなりに忙しいので2日連続で日程を調整するのは難しいです。

セミナーのレポートはまたアップします。

2014年1月5日日曜日

今日は模試の日!

本日、1月5日(日)は愛知全県模試を実施しています。
ツイッター風に言えば、

全県模試ナウ

です。

















みんな集中して問題に取り組んでくれています。

当教室では、1年生からなるべく模擬試験を受験してもらうようにしています。
模試を通して勉強をしてほしいというのもありますが、「子供に自分の学力を知ってもらい、自分の進路について真剣に考える機会を持って欲しい」というのが一番の目的です。
生徒に勉強についてモチベーションを上げてもらうためには、勉強はした方が良いのだと自分で分かってもらうことが必要です。「将来のために、勉強しなさい」と漠然と言っただけでは伝わらないものがあります。勉強の必要性を肌で実感してもらうのに、模試はとても優れたツールです。

さて、小学校~高校は明後日の火曜日に始業式で、3学期の開始になります。
当教室は木曜日までは冬期講習期間で、金曜日から通常授業が再開になりますが、冬期講習の授業も9割方消化しています。

ふだんの授業では学校の予習、講習期間中は復習が原則ですが、中3生に限っては基礎の復習はおよそ夏休みまでにほぼすべての生徒が終了させてありますので、しっかりと受験対策ができました。
今日はその成果を発揮してもらえれば良いのですが。。

冬期講習のいちばん初めには、「宿題X-day」というイベントも行いました。
冬期講習の早々に学校の宿題を片付けてしまおうというイベントで、講習のたびに毎回実施しています。


↑宿題X-day

宿題X-dayは基本的には自習ですが、困ったところは私や講師が手伝います。
小学生などの参加も多いので、普段よりも少しガヤガヤしちゃうかな?と心配したのですが、大勢集まってもみんな集中して黙々と取り組んでくれました。
期待以上に生徒ががんばってくれるというのは、本当に嬉しいですね。