2018年3月21日水曜日

ノートの取り方

Q ( )に適する語句を書きなさい。
(1)  私はあなたの顔を見て驚きました。
I (          ) (          ) (          ) see your face.

という問題があったとします。
そのとき、生徒にノートをどのように取らせるべきかということを、だいぶ前のことですが、当時一緒に働いていた同僚と議論したことがあります。

議論のテーマは、おおよそ次のどちらが良いかということです。

① ノートに全文を書かせる
was surprised to see your face.
→ メリット
  多くの文を書くことで、練習になる
  多くの文を書くことで、ノートに書く訓練になり勉強のスピードが上がりやす
→ デメリット
  時間が掛かる
  答え合わせがしづらい。

② ノートに答えだけを書かせる
was surprised to 
→ メリット
  短い時間で演習できるので、より多くの問題に挑戦できる

③ テキストに直接記入させる
was surprised to 
→ メリット
  もっとも短い時間で演習できるので、より多くの問題に挑戦できる
→ デメリット
  繰り返しの演習ができない
  ノート指導ができない

実のところ、これらは一長一短でどれがベストという明確な正解はないように思えます。

書いて勉強をするという作業自体に十分になれていない小学生や中1生などの低学年は、できるだけ多くの文を書く訓練をした方が良いので、ノートに全文を書かせる指導をした方が上手くいくことが多いかもしれません。
逆にある程度力がある生徒、学年の上の生徒にとっては、時間のムダにしないため答えだけを書くよう指導するのが良いかもしれません。
また、テスト前の最後の確認テストなどではテキストに直接記入するのが効率的でしょう。
また、生徒のモチベーションの維持も大切なので、きちんと勉強できているなら無理強いせずに、ある程度は生徒のやりたいようにやらせるべきでしょう。
どう指導する場合も、指導の意図をきちんと生徒に伝えることも大切です。

大切なのは、次の2点です。

1.生徒に効率的な学習習慣を身に着けてもらうこと
2.生徒にどうすれば効率的な学習ができるか、自分で考えて勉強する習慣を見に付けてもらうこと

塾の授業の時間だけ、形だけ指導しても効果は薄いですよね。
生徒の様子を見て適切に指導していきたいものです。

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