2018年12月23日日曜日

受験スケジュール

中学3年生も、高校3年生も受験まであと少しです。
大学受験のセンター試験まであと1ヶ月を切りましたし、公立高校入試もあと2ヶ月半です。

大学受験の高3生は、受験する大学によって日程は様々で、一人ひとり受験日程は異なります。無理のないスケジュールを立てて出願することが大切です。

1/19・20 センター試験
1月下旬~2月下旬 私立個別試験
2/25 国公立前期試験
3/12 国公立後期試験

今年はおよそこのようなスケジュールです。
私立高校については、1つの大学の同じ学科を複数回受験するのが、最近の大学受験の定石になっています。
(1世代前と比べて、受験方式の多様化が進んでいますね。大学側の資金集めという意味もあるのでしょう。)
筆記試験の点数というのは、どんな生徒でもどうしても良し悪しの波があります。
1つの計算ミスのせいで連鎖的に点数を落とすこともあれば、たまたま得意な問題が続いて実力以上の点数が取れてしまうこともあります。受験の緊張によって、普段より実力が出せる生徒もいれば、萎縮しまって実力が出せない生徒もいるでしょう。
ですので、受験回数はできるだけ多くとれるようにすることがオススメです。

大学によって、どの受験方式が有利なのか、あるいは不利なのかというのは、実のところ年度によって出願者数も大きく変わるのではっきりしたことはわかりません。
河合塾などは難易度の予想を出してくれていますが、あまり信頼性は高くないでしょう。これは河合塾の分析力の問題ではなく、私立大学の各受験枠が細かく分割されすぎて、受験者の動向によって大きくボーダーが変化してしまうという統計的必然です。
そのため、運不運にできるだけ左右されないように、なるべく受験機会は多く設ける必要はあります。

だいたいの傾向ではありますが、同じ大学の受験の場合、センター試験の後のなるべく早い時期の受験ほどボーダーが低く合格しやすい傾向があるように思えます。
また、同じ大学の受験の場合、必要な試験科目が多いほど合格得点率は下がる傾向にあります。
センター利用方式などは、手軽に出願できる反面、合格ボーダーは高くなりがちです。





高校受験の中3生は上記画像のようなスケジュールで受験対策を行っていきます。
赤字が受験における重要なイベントで、青字が塾での受験対策に関連する内容になっています。
例年、数人は私立単願での受験を希望する子が数名いるのですが、今年の塾生は全員公立高校志望になりました。
万一、公立高校の受験が失敗したときのために、すべりどめで私立高校も全員受験してもらいます。内申点が足りない生徒は私立高校を受験することができず、公立不合格の場合は専修学校などを受験することになるのですが、2学期になってなんとか内申点を上げてもらい専修学校の受験が必要な生徒は出なかったのは幸いです。
専修学校でも生徒の面倒見がとても良い学校が多いことは、もちろん私も知っているのですが、将来の履歴書を考えると全日制高校卒業の資格はどうしてもほしいところです。

愛知県の高校入試は、全国で唯一2校を受験することができます。1校は無理のない受験をして、1校で冒険をすることも可能です。当塾の生徒でも、何人かは合格できるかどうか分からない困難な受験に挑戦してもらいます。是非、最後まで頑張ってもらいたいものです。

0 件のコメント:

コメントを投稿