2016年1月10日日曜日

自ら学ぶ力

勉強が得意な生徒というのは共通して、「自ら学ぶ力」を持っているという特徴を持っています。

今日の自習室開放で、今も十数人の中3生が自習に来てくれていますが、当塾でも成績上位の子が中心になっています。

目標とする試験でどんな問題が出るのか
自分が何を学んだら良いのか
参考書や問題集をどう利用したら良いのか
学校や塾の先生をどう利用したら良いのか

勉強方法を自分で考えるからこそ、勉強が効率良くなっていきます。
こうしたことを自分なりに考えた上で勉強できる生徒が伸びていきます。


他塾では、テスト直前に追加の授業を取るように営業するところもあります。

ですが、当塾では原則的にテスト前に追加の授業をオススメするようなことはありません。
どうしてもと頼まれれば引き受けないわけでもないですが……

定期テスト直前になって「何を勉強したら良いのか分からない」「塾の先生の手伝いが必要」といっているようでは、指導に失敗していると言わざるをえません。
テスト直前には生徒が自分で何をやったら良いかが分かり、問題につまったときに質問する必要がある程度にはなっていて欲しいのです。またそうなるように指導しています。


とくに、定期テストというのは、多くの種類の試験の中でも対策がもっとも取りやすい試験です。
なにせテスト範囲がはっきりと決まっているのですから。
テスト範囲が広く広汎になるほど、生徒はどう対策をとったら分からなくなります。

対策の難しさ
易しい←                                                          →難しい
小テストなど < 定期テスト < 高校入試 < 大学入試 < 公務員試験、就職試験など

生徒たちは比較的対策のとりやすい試験から、自分で対策する力を身につけていくのです。

小学生の頃は小テストくらいしかありません。
それが中学になり定期テストが始まります。
中学後半には高校入試の対策を始め、
高校では入学直後から大学入試の対策を始めてゆくわけです。
公務員試験などの就職試験などでは、学力と同じくらいリテラシーなども求められます。


生徒たちが「自ら学ぶ力」を育む手助けをしていきたいと思っています。

だからこそ、塾では「ただ定期テストや入試で出題されやすい問題を生徒にやらせる」だけでなく、普段から「定期テストや入試でどのような問題が出題されるのかを説明したり、問題を解かせる意味を説明する」のです。
ただ与えられたものを消化するのではなく、自ら考えて学んでいってもらうことが必要なのです。

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