2022年6月7日火曜日

視力矯正

西尾教室の森田です。

私事なのですけれども、先週視力矯正の手術に行ってまいりました。

今週一週間は、手術後の目の保護のために伊達メガネをかけるよう医師より指示を受けておりますが、これが過ぎれば夢の眼鏡なし生活が始まります。


視力矯正手術というと、もっとも有名なのはレーシックなどの角膜を削るタイプの手術でしょう。

中2の理科では、人の目の仕組みを学びます。

水晶体(レンズ)で屈折力を変化させて網膜に像を結ぶと学びます。

このこと自体は正しいのですが、実のところ目に入る光の屈折力のうち3分の1しか水晶体はになっていないのだそうです。

では残り3分の2の屈折力がどこに由来するかというと、それが角膜です。角膜は屈折力を調整する機能はありませんが、以外なことに水晶体での屈折よりも角膜での屈折の方が大きいのですね。

ここでこの角膜に手を加えて、その屈折力を調整しようという手術がレーシックに代表される角膜屈折矯正手術なのだそうです。

私が選択したのは、眼内コンタクトレンズによる視力矯正です。

一般的なコンタクトレンズは角膜の上にレンズを装着するわけですが、角膜とこうさいの下、水晶体の上にレンズを挿入して屈折力を調整するというものです。

角膜を削る必要がないので、角膜屈折矯正手術よりも安全性が高いのではないかということで、昨今では角膜屈折矯正手術よりも人気が高くなっているようです。

もともとは白内障手術で発達した治療法で、そちらの方で実績も多いというのも人気の理由のようです。


私が子供の時分には、レーシックも眼内コンタクトレンズもどちらも一般的な治療法ではありませんでした。

生徒たちが大人になる頃にはもっと先進的な視力矯正が一般的になっているかもしれません。


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