2013年8月22日木曜日

英語は2学期が勝負!

英語は2学期以降の勉強をきちんと攻略することが要だと考えています。
特に、中1生と中3生は顕著です。

中1生の一学期はまだまだ内容は非常に易しく、差がつかない単元でした。
ですが、二学期以降は、「三単現のs」「代名詞の格変化」が本格的に出てきます。
「三単現のs」がきちんと攻略できれば、それ以降に出てくる「過去形」をはじめとして、「未来の文」「進行形」「受動態」「完了形」などなど「時制」についてはほとんど同じ要領で攻略できますね。
逆にここで躓くと、それ以降も大きく苦労することうけあいです。
ですので、当塾では中1生にはできるだけこの夏休みのうちに、このあたりの基本を身につけるようにしてもらっています。
今年は、中1生の大半にこのあたりの予習をしてもらうことができています。
時制さえ攻略できれば、不定詞や動名詞・比較などいくつかの例外はありますが、中3の1学期まではおおむね英語でつまずくことなく勉強していけるでしょう。そういう意味で「三単現のs」の攻略は非常に大切です。

中3生は、1学期は受動態と完了形を勉強しました。
時制の中では比較的に難しいところではありますが、中1からよい流れで勉強できている生徒には恐るるに足りない単元です。
問題は二学期以降に登場する「重文」です。
間接疑問文」「分詞や関係代名詞による後置修飾」ですね。(分詞の形容詞的用法は厳密には重文ではないのですが、教える側としてはいっしょのくくりで教えちゃいますね)
このあたりは、日本語にない概念で、生徒に理解してもらうのはなかなか難しいのですが、入試に頻出の単元でもあります。愛知県の高校入試では、文法事項は圧倒的に中3内容からの出題が多いですので、なんとか生徒にマスターしてもらいたいところであります。
英語で高得点を狙いたい生徒は、できればこの夏休みにこのあたりまで予習したいところなのですが、時制や品詞への理解がない生徒に無理矢理取り組ませても挫折するだけです。
一度、英語がまったく分からなくなってしまってから入塾してもらったような層には時制を中心に夏休みは復習してもらいました。2学期に向けての最低限の準備ですね。


ちなみに、分詞や関係代名詞による後置修飾というのは、よく「日本語より英語の方が優れている」という論拠の1つとしてあげられます。英語は英語でいろいろ欠点はあると思うのですが、複雑で論理的な文章を平易に述べるのには、この後置修飾というのは強力な武器です。
日本語にこれに相当する文法がないのは大きなディスアドバンテージですね。


また、西尾市の当塾の近辺の中学校は、前後期制の頃の名残で9月という通常より早い時期に中間テストがあります。
そのため、できるだけ夏休みの後半から学校の予習に移行します。

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