2016年2月3日水曜日

愛知県私立高校 一般入試

愛知県私立高校の一般入試が3日間の日程で行われています。

試験結果が気になる生徒、保護者も多いでしょうが、
原則的に滑り止めで受験している生徒は不合格になることはありません。


詳しく説明しましょう。
私立高校の一般入試には、大きくわけて2つあります。


① 滑り止めで受験する私立高校一般入試

愛知県は公立志望の生徒が大半で、ほとんどの生徒が私立高校は滑り止めで受験します。
中学校と高校の間で話し合いができており、一定の基準(主に内申点)を獲得している生徒は事実上無条件で合格になります。
むしろ、中学校としてはその基準に達していない生徒は受験させませんし、基準に達していない学校を受験させる場合には別途もう一校、基準が低い高校を受験させます。
なので、試験会場に行って、名前を書いてくることができれば合格です。
多くの高校に数千人ものの受験生が集まりますが、その大半が合格するでしょう。


② 不合格の可能性のある私立高校一般入試

まずは滝高校や東海高校といった難関高校です。
これは落ちます。むしろ内申点は重要な評価項目ではなく、実力で勝負です。このあたりの高校は滑り止めではなく、一次志望の高校として受験することがほとんどでしょう。

その他の学校で、基準に達していないものの挑戦する生徒も若干名ですが存在します。
不登校や長期入院やその他の都合で、実力のわりに内申点が足りてない生徒もいます。そういった生徒は、事前に中学校を通してその旨を高校に連絡した上で実力で合否判定をしてもらいます。
こうした生徒の合否に関しては高校側の裁量のさじ加減1つですので、合否がどちらに転ぶのかまったく読めません。受け入れる生徒枠の空きの都合も大きいでしょう。


なので、9割方の生徒にとって今回の私立入試はまだまだ本番とはいえません。
本当の勝負は公立高校入試になります。

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