2020年2月6日木曜日

私立高校入試の心構え

今日まで3日間私立高校入試の一般試験でしたが、中2以下の生徒さんに考えてもらいたいので書きます。


公立高校を目指す人が併願で受験するのが私立高校の一般入試です。


ほとんどの方が滑り止めということを考えて受験されるでしょう。この考え方は全くもって正しいと思います。


ただ、それだけで受験するのは高い受験料を払っていると考えたらちょっともったいない気がします。


この入試を最大限に活かすための心構えを私なりに書きたいと思います。
まず、受験というのは何回も受けられるものではないので、受験会場の雰囲気に慣れることや、誰でも多かれ少なかれ緊張をするということを考えると、問題の解き方や順番、時間配分に至るまで綿密に計画を立てて受験に臨むということが大切です。


高校ごとに問題が異なるため合格最低点を取りに行って安心を得るのか、満点を目指して特待生を狙うのか、今後の公立高校のレベルに応じて作戦を練らなければなりません。


受験で一番大事なものは当日の精神状態です。どれだけ実力がある人でも出し切れなければ負けます。また体調管理も重要です。これは実力のうちとよく言われるのはそのためです。


試験当日にどれだけ余裕を持てるかは、それまでの努力量やシミュレーション量に比例すると考えます。これはちょっとやそっとではできませんので、中2の方たちは今から1年後に自分がどのような状態で入試に臨むのか考えてくれると合格する確率が上がります。


何から手を付けたらよいのかわからない方は模擬試験を受けると自分の苦手な単元などわかりますので、復習の目途がつきやすくなりますし、志望校内での自分の位置づけもわかるのでお勧めです。塾生でなくても模試を受験することは可能です。


高校合格は1日にしてならず、受験勉強は計画的に、でした。

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