現代文は読めるけれど、古文は苦手という生徒におすすめなのが、小学館から発行されている「日本の古典」のシリーズです。
古典の中でも、有名どころを一通りを押さえた全20巻で、原典の全訳が記載されています。
この本は古文入門者にとっての敷居の低いところは、
・解説
・現代語訳
・原文
の順に掲載されているところでしょう。
内容を掴んでから、原文に取り掛かることができるので、教科書や問題集を扱うのよりずっと軽い負担で読みすすめることができるので、全20巻を読了するのもそれほどたいへんな作業ではないでしょう。
刊行も比較的新しいため、現代語訳のセンスも今風で読みやすさについてはピカイチです。
現代文における読解力があるのに、古文が読めないという生徒は、
古文常識がない
知らない古文単語が多い
といったところがネックになっているところが多いでしょう。
一通り読了することで、これらの弱点を補うことができます。また、実際の入試で読んだことがある問題が出題されるというのは、圧倒的な有利を獲得することができます。
特に、文系の難関大学への進学を考えている生徒にはおすすめのシリーズです。
参考リンク
小学館 日本の古典を読む
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