2022年12月29日木曜日

高校受験間近! 筆記試験は内申点の3.06倍! まだまだ逆転はある!

本日は中学生を対象に愛知全県模試を実施しています。

大学受験、高校受験が間近にせまってきています。中3生は塾で受験対策講座の真っ只中で、高3生も追い込みの最中です。


さて、公立高校入試では、受験制度が少し変更されて、特に進学校は筆記試験重視、実力重視で合否判定になったということは以前にも紹介しました。

今までは、一定以上の内申点を取れていた生徒が合格点が優遇されていたのがなくなったのに加え、進学校はⅢ型の筆記試験1.5倍から、Ⅴ型の筆記試験2倍に移行したことで筆記試験の配点が高くなったからです。


しかし、この筆記試験2倍というのは、実のところは2倍以上の差があるのです。

もともと、内申点の配点は45点満点を2倍して90点満点になるわけですが、内申点の最低点に0点はなく、オール1の生徒の18点が最低点になります。

「範囲」ということでは、72点が内申点の点数になるわけです。

筆記試験については、各教科22点満点で110点満点を2倍して、220点満点です。0点もあり得るわけですから、「範囲」もそのまんま220点です。


つまり、

内申点の範囲:72点

筆記試験の範囲:220点

→ 格差約3.06倍


筆記試験は内申点の3倍以上で評価されるわけです。

岡崎高校や刈谷高校は難しいですが、筆記試験で満点をとれば刈谷北高校や西尾高校なら内申点オール1からでも合格を狙える計算です。


今年は受験日程が早くなったことで、学年末テストを待たずに高校側に調査書(内申点)を送らなければなりません。もう内申点はほぼほぼ動かないわけです。

しかし、筆記試験の点数はこれからです。


逆を言えば、内申点が十分な子でも、筆記試験で逆転不合格もあり得るわけですが、内申点が不足している子もここからの頑張り次第でまだまだ逆転合格も狙えるということですね。

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