世界有数の花粉大国日本では、毎年国公立大学入試や公立高校入試とともに花粉の季節がやってきます。
当塾の生徒たちも、多くが毎年春になると苦しめられています。
実のところ、ここ数年は花粉の飛散量は少なめで、過去とりわけ飛散量が多かったのは、
2011年・2013年・2018年・2019年
でしょう。
特に2013年は西尾教室が開校してすぐでしたが、目に見えるほどの黄色い粉塵に恐怖しました。
ここ数年は比較的少なめか平年並みの飛散量でしたが、本年度の花粉の飛散量はかなり多くなるのではないかと報道されています。
そんな今年、花粉に対抗するためのオススメのお薬グッズを紹介します。
・飲み薬
アレグラFX錠(28日分)(アマゾン2,345円)
いわゆる第2世代(または第3世代)の鼻炎薬で「フェキソフェナジン塩酸塩」が有効成分です。
古い鼻炎薬と比べ、副作用が少なく眠くなりにくく、また効き目も強いという夢のような飲み薬です。第2世代の鼻炎薬で世界が救われた人は多いでしょう。薬局で一番安い鼻炎薬を選ぶと、古い世代のお薬になってしまいますので注意して選ぶ必要があります。
スカイブブロンHI 錠(30日分✕3箱)(アマゾン2.498円)
第2世代の鼻炎薬は少し値段が高くなってしまいますが、ジェネリック医薬品を選ぶとだいぶ値段が下がります。スカイブブロンHI錠はアレグラと同じ「フェキソフェナジン塩酸塩」用いられています。
・点鼻薬
ナザール(10ml)(アマゾン1,368円)
血管収縮剤の点鼻薬です。鼻詰まりがきついときに、こちらをシュッシュとするとほんの数十秒でいっきに鼻の通りがよくなります。即効性のあるお薬です。
ただし、花粉用の点鼻薬の大半は使いすぎは厳禁で多様しすぎると症状を却って悪化させてしまうことがあるようです。一日数回、本当に症状がきついときにだけ利用します。
・喉スプレー
アズショット(30ml)(アマゾン558円)
鼻が詰まると口呼吸になり、喉を傷めやすくなります。とくに塾講師など、声を出す仕事では喉の痛みは大敵です。
そんなときに炎症を抑えるのが水溶性アズレン(アズレンスルホン酸Na)を含んだこちらの製品です。
のどスプレーには成分によって、いくつかのタイプがあります。
一番安く売られていて、誤って買ってしまいやすいのが、「ヨード系(有効成分がヨウ素)」が含まれるものです。こちらは殺菌作用が強く、風邪などのときに利用するのが良いようです。しかし、ヨード系の喉スプレーは効果が強すぎて、多様しすぎると逆に喉を痛めてしまうこともあるようです。比較的安心して利用できる殺菌系の喉スプレーとしては「塩化セチルピリジニウム」を有効成分にしたものが良いようです。
・花粉用目薬
アルピタット(アマゾン1,346円)
花粉が目に来てしまう場合は、花粉用目薬です。
ただし、血管収縮剤やステロイドが処方された目薬は鼻スプレーと同様に副作用が大きく、使い方を誤ると却って症状を悪化させてしまいかねません。
抗ヒスタミン剤を主な有効成分にかゆみを抑えてくれる製品がオススメです。
・ティッシュ
ネピア鼻セレブ3箱(アマゾン645円)
いわゆるローションティッシュの先駆け、鼻セレブです。2004年の発売されたばかりの年には、あまりの人気に転売もされ、最盛期には1箱3000円というティッシュとは思えない値段で売買されていた製品です。
何度も鼻をかんでいると、ティッシュで鼻が擦れて痛くなってしまうものですが、鼻セレブならこれをさいぶ軽減できます。
花粉症の生徒に学校に持っていかせるのにも、ボックスタイプのティッシュがおすすめです。ポケットティッシュはすぐに使い果たしてしまいますが、ボックスタイプなら十分な枚数がありますし、使い終わった箱はゴミ箱に転用できます。
・紙マスク
マスクは当然と言えば当然なのですが、オススメの使い方は寝ている最中にもマスクを着用すること。特に鼻詰まりになると、口呼吸になってしまい喉を痛めます。喉が痛むとと口内もあれて、舌苔が繁茂し、口も臭くなってしまいます。負の連鎖の始まりです。
睡眠中のマスクの着用は口腔内の湿度を保ち、喉や口腔内の環境を維持してくれます。
ほかにも、目に症状が出る場合は、花粉用眼鏡は有効ですが、どうしても付け心地が良くないのがネックです。
静電気を利用して花粉を防ぐ、花粉スプレー・スプレーマスクなる製品も人気のようですが、効果のあるなしの検証は難しいところですね。
0 件のコメント:
コメントを投稿