2013年4月18日木曜日

フォレスタに向いていないケースは?

SSS進学教室では、通常教材を森塾の関連企業のスプリクスが製作しているフォレスタシリーズを採用しています。

今日、森塾主催の「森塾勉強会 2013」の案内がとどき、それでなんとはなしにフォレスタの公式HPを眺めていたのですが、こんな記事を見つけました。

そのまま記事を引用しちゃうと、

---- 引用ここから ----

フォレスタに向いていないケース


フォレスタの「限界」は?
フォレスタシリーズの特長を充分に生かしていただきたいため、フォレスタシリーズでは貢献しにくいケースを3つまとめました。

ケース1:生徒の成績が90点以上のケース

私たちのフォレスタシリーズは、もともと成績のよい生徒よりは、「自信のない生徒にこそ貢献したい」という想いの下で開発されています。
90点を100点に引き上げるための「『超』難問」・「特殊な問題」をテキストに掲載してしまうと、逆に平均点レベルの生徒さんの指導が難しくなるという行動分析の結果を踏まえて、「『超』難問」や「特殊な問題」は掲載しておりません。

従いまして、フォレスタシリーズは「90点に引き上げる」または「90点をキープする」ためには非常に有効ですが、それ以上の点数を取らせるためには、別の教材やプリントを差しこんでいただく必要がございます。

ケース2:特殊なカリキュラムの学校に対応するケース

フォレスタシリーズは、原則「教科書準拠」で制作いたしております。
従いまして、多くの公立中学校・公立高校の成績を上げるためには非常に有用ですが、一部、教科書に準拠しない特殊なカリキュラムを採用している学校の成績を上げるためには、他の教材をお勧めいたします。
但し、教科書に準拠していないカリキュラムに対しても、準拠・非準拠に関係のない「復習」につきましては、フォレスタステップで通常通り対応可能です。

ケース3:講師が全員ベテラン正社員のケース

フォレスタシリーズは、一般的な個別指導に見られる「大学生講師」または「入社2年目くらいまでの正社員」といった、指導経験が比較的浅い講師が指導することを前提に制作されています。
ベテランでない講師の指導レベルを飛躍的に向上させるという点において、フォレスタシリーズは有効と考えております。

個人技によって、既に「成績を上げる」という結果をコンスタントに出すことができるベテラン講師の方々のとっては、フォレスタシリーズによって「教え方」の自由度が若干制限されてしまいます。従いまして、既に「全員結果が出せている」状況であれば、そのままの運用をお勧めいたします。
なお、ベテラン講師とベテランでない講師が混在しているケースにつきましては、非常に有効な活用方法がございますので、直接弊社担当までお問い合わせください。

---- 引用ここまで ----


こういうとこ書いちゃうところが、フォレスタの良いところなんですよね。
もちろんこの記事には、フォレスタの欠点を書くとこで、逆に良いところを強調して宣伝しようというあざとい意図が透けて見えます(笑)

けれども、実際、どんな場合にも有用なテキストなんて無いんですよね。
上手に使い分けていくことが個別指導塾の教室長の腕の見せ所でもあるんです。



さて、森塾はフォレスタが適切でない3つのケースを上げてくれましたが、それぞれに対する当塾(SSS進学教室・西尾教室)の考えも述べさせて貰います。

>ケース1:生徒の成績が90点以上のケース

西尾教室では、通常授業で生徒ひとり一人に合わせた補助教材を利用しています。

森塾では90点以上は適さないと言っていますが、70~80点程度の子もできればワンランク上のテキストを併用していくことが好ましいと考えます。成績下位の生徒には、補助教材としてフォレスタドリル(フォレスタの追加問題のみのテキスト)などを渡しています。

ただし、学校レベルの基礎の習得にはフォレスタ以上のテキストはありません。そして、基礎さえしっかり習得してもらえれば、それほどたいした指導をしなくても生徒はどんどん応用問題も自分の力で解いていけるのです。

なお、補助教材は9月までに入塾の生徒の場合は教室にて教材費を負担させていただいています。(10月以降に入塾の生徒は、教材費1冊2500円が掛かります)

>ケース2:特殊なカリキュラムの学校に対応するケース

西尾市の当教室の周囲には、難関私立中学などはないので、特殊なケースは少ないようです。今のところ、塾生は公立に通う生徒ばかりです。
ですが、私立中学などに通う生徒に対するノウハウは実はちゃんと持っています。
教育開発出版が開発されている「数BEKI」などのテキストを用いて、中高一貫の学校の授業に歩調を合わせた指導を行います。

ケース3:講師が全員ベテラン正社員のケース

当教室を含めて、個別指導塾で講師全員がベテラン正社員などということはあり得ないでしょう。
全員が社員を謳った個別指導塾も首都圏にはありますが、なんちゃって社員なのが実情だという話もききます。
当教室でも、講師にはアルバイトで働いて貰う場合が多くあります。
そうした経験の浅い講師に、高いパフォーマンスを発揮してもらうためには、教えやすい教材が必要なのですよね。
ただ、当教室が森塾やほかの教室と違うところは、生徒全員を教室長である私が管理しているというところです。問題についての指導などは講師の先生にもまかせられますが、進路志望に合わせた学習指導や補助教材での問題の選び方などはベテランの塾屋でないと指導の難しいところがあります。これが出来ているから、当塾では成績が上がるのです。
また、私が生徒全員を平等に見れるようにするため、他の個別指導塾で行われているような「完全担任制」の指導形式は行っておりません。

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