2014年4月23日水曜日

愛知県公立高校入試

愛知県の公立高校入試が、他県と大きく異なるのは2校まで受験できるところです。
(複合選抜制度)

ところが、

「俺たちの受験のときから、1校しか受けられないんだよ」

というデマが平坂中学校などの一部でまことしやか流れているようです。
今の受験制度を見直そうという議論は、以前からあるものですが、まだしばらくは2校受験できる見込みです。

ただし、細かな部分での変更はあります。
それも2017年の受験(今の小6生)の受験からで、現在中学生の生徒には直接影響はありません。

1.筆記試験問題のボリュームアップ(各教科20点満点→22点満点、試験時間延長)
2.推薦入試と一般入試の一本化

などが変更されます。
「群・グループ」を用いた複合選抜の制度自体に変更はございません。
「受験日」や、「群分けの一部廃止・グループの見直し」など、まだ一部で決まっていないところもあるようですが、変更点につきましては必ず十分に余裕をもって公表してもらえます。

私見を述べさせていただくなら、試験問題のボリュームアップ、推薦入試と一般入試の一本化など、とても良い変更だと思います。
入試制度はとても重要です。例えば、岐阜県の入試制度などは一度大きく変わって、おそろしく不評だったため、またすぐに変更されてしまいました。
その点、愛知県の入試制度はもう30年近く今の制度が続いています。それだけ評価の高い優れた入試方式なのだと思います。(少しは理不尽に思えるところもありますけれども)

詳細(愛知県のHPより、県教育委員会の有識者会議の結果報告書)

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