教科書改訂にあわせた2016年度の新刊で、ようやくサンプルができあがったようで営業が始まったばかりのようです。
まだ公式HPにも情報ゼロのようです。
まだまだサンプルには誤植が多いということで、ちゃんとした製品版を購入できるようになる見込みは1月下旬ということです。
「フォレスタ」
出版 SPRIX(森塾)
元祖にして本家、個別指導専用教材のオリジナル
SSS進学教室でも公式採用です
「SPIRAL」
出版 学書
フォレスタのパクリとしかいえないテキスト
フォレスタより優れた部分は皆無
「Key ステップ」
出版 教育開発出版
フォレスタに対抗して作られているものの、独自性が高い
「個別学習ワークパーソナル」
出版 育伸社
フォレスタに対抗して作られているものの、独自性が高い
旧「 i ワークパーソナル」
特徴をまとめます。
個別学習ワークパーソナルについては、手持ちになくサンプル冊子しかないので詳しい情報がありません。また、情報がより不正確になります。
フォレスタ | スパイラル | Keyステップ | 個別指導 ワーク パーソナル | スマート ワーク | |
出版 | SPRIX (森塾) | 学書 | 教育開発 出版 | 育伸社 | エデュケーショナル |
フォレスタ パクリ度 |
本家
(100%)
| 95% | 30% | 30%? | 90% |
色数 | 特色2色 (赤シート 対応) |
特色2色
(青)
| 墨1色 | 特色2色 (青) | 特色2色 (赤シート 対応) |
サイズ | A4 | A4 | A4 | A4 | A4 |
模範解答 | ふつう 墨1色 | 縮刷 特色2色 | ふつう 墨1色 | ? | 縮刷 墨1色 |
レイアウト | ◎ | ○ | ○ | ○ | ○ |
章末問題 | なし | 有り | なし | ? |
なし
|
確認テスト | 有(※ | 有 | 有 | 有 | 有 |
表紙 | ◎ | ◎ | ○ | ○ | △ |
仕入値 | 高 |
ざっくり比べました。
なんだかんだで、総合的に見て「フォレスタ」の出来が良いように思えます。
ただ、今回、出版される「スマートワーク」はいくつかの重要なポイントで、「フォレスタ」よりも優れています。
「フォレスタ」を模倣しつつ、ちゃんと「改良」された初めての個別指導用のテキストといえると思います。
「Keyステップ」や「個別指導パーソナル」は別物でしたし、「スパイラル」は劣化版としかいえないですので。
さて、表の説明です。
※ 色数
「フォレスタ」「スマートワーク」 赤色文字が赤色フィルムのシートで消えます。
「スパイラル」「個別指導用ワーク パーソナル」 目に優しく記憶力があがるという俗説もある青色と黒での印刷です
※ 模範解答
縮刷というのは、模範解答が本誌の縮小コピーになっているタイプになります。
学書などが積極的に利用している形式で、難問への解説は苦手ですが、平易な問題の場合はとても効果的です。
この形式により、ふつうの形式では丸付けができない子でもきちんと丸つけができます。
レイアウト
「フォレスタ」が良いですね。余白の使い方や、テキストの使いやすさという意味では他のテキストを圧倒しています。
章末問題
章末問題の有無はメリットデメリットがあります。
メリット 復習でまとめの演習ができる。
デメリット つまる生徒が多くでるため、授業の進行の妨げになりやすい。また講師の負担が大きくなる。
表紙
「スマートワーク」は超ダサです。
確認テスト
「フォレスタ」については、問題が本誌のTryとまったく同じです。
「本誌と数字が違えば、それだけで解けなくなる。だからわざとやってる」
というのが、SPRIXの主張ですが、私個人としては「いくらなんでも生徒を舐めスギ」といいたいところです。
ただし、別売になりますが、数字が違う方がよいのなら「フォレスタドリル」なども販売されていて困るということはありません。
仕入値
「フォレスタ」だけずば抜けて高いです。
次回、教科別の詳細を扱います。
デザインやいくつかの面でフォレスタに劣るところもありますが、「スマートワーク」
0 件のコメント:
コメントを投稿