2015年11月16日月曜日

数学教材 SSSugaku(エスエス数学)(仮) テキストの基本構成

テキスト名称
 SSSugaku(仮) (エスエス数学(仮))

テキストのコンセプト
 ハイレベル問題を中心とした個別指導専用教材

テキストの紹介記事の続きです。
ハイレベルな数学指導を目指すテキストになりますが、基本のテキスト構成は次のようになっています。

Point!
要点の説明です。
一部については赤シートで隠れるようになっていて、生徒に発問しやすくなっています。

Warm up
生徒が講師に手伝ってもらいながら、解き方を教えて貰った上で解く問題です。
問題のすぐあとに解説がわかりやすい解説が書いてあります。
ここで解き方を説明してあげます。
解き方のポイントや、図表が既に書いてあるので、講師が自分で板書を作る必要がなく、簡単に高度な指導が行えます。




Try
類題演習です。
塾での授業中に利用することが想定されています。
Warm Upを参考に、生徒に自分の力だけで解いて貰います。
詰まってしまったときだけ、講師は生徒を手伝ってあげましょう。
問題を理解するだけでなく、自分の力でとくことで本当の力になります。


Exercise A
類題演習です。
宿題用として、利用することを想定しています。
Tryとレベル、内容ともに類似した問題になります。繰り返し演習することで、よりしっかりとした力になります。
Tryと比べ同じレベルの類題なので、きちんとTryを解くことができた生徒なら問題なく解くことができます。
宿題に付随する「解けないから、やる気がなくなる」という学習阻害要因を排除します。

Exercise B
予備の類題演習です。
こちらもTryとレベル、内容ともに類似した問題になります。
授業中にTryを挑戦して演習が不十分だと講師が判断した場合や、宿題でExercise Aを演習した上でもうちょっと類題を挑戦したいと感じた場合に挑戦してもらいます。
生徒により多くの課題を課したい場合には、Exercise Aと同様にはじめから宿題として課すことも可能です。



以上のような内容で1セットになり、この内容の単純な繰り返しになります。
まとめ問題のページなど、余計なページ構成は設けておらず、指導をする上で講師が迷わずに済むような構成になっています。
1回の授業で、この「Point!, Warm Up」のセットを2~3セット程度消化し、対応する「Exercise A」から宿題を出すという流れを基本として考えます。

B問題(Basic) 標準問題の確認(5%)
学校の定期テストレベルの問題

S問題(Special)(55%)
公立高校入試レベルの問題
平均的な公立中学校で4以上を安定的にとれる生徒に挑戦してもらいます

SS問題(SuperSpecial)(40%)
難関私立高校入試レベルの問題・高校数学への架け橋となる問題
平均的な公立中学校で5以上を安定的にとれる生徒に挑戦してもらいます

以上のように、テキストは3段階にレベル分けがなされていますが、基本構成はどのレベルでもほぼ同様となっています。
ただし、B問題については「基礎のまとめ単元」という位置づけであるため、WarmUpの問題を省略してあります。



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