2013年6月6日木曜日

生徒の人生の舞台

私たちは塾に命かけてるけど、生徒たちはそうじゃない。
生徒の生活の中心は学校だ。
塾なんて、週に2~3回、ときどき短い時間ちょっとだけ行く場所でしかない。
そのことを忘れちゃ行けない。

せんだって、森塾の勉強会できいた言葉です。
これはとても大切なことです。

これを忘れて、

塾であらゆる問題の演習をさせる
塾だけで勉強をすべて完結させようとする
生徒に多すぎる宿題を出す

こういうことをすると、大事故が起こります。
塾には無限の時間が与えられているわけではありません。正直、「もし学校に行く時間と同じ時間を、SSS進学教室で過ごしてくれたなら生徒の学力なんて鰻登りに上がるはずだ。」と私は思います。
たぶんコレは他の多くの学習塾でも同じ思いを持っているはずです。
でも、それではいけないんですよね。
生徒にとって、生活や勉強の舞台というのは、

学校≧家庭>塾

なのです。
なかには、毎日のように塾に授業や自習に来てくれて、この順位が逆転しているんじゃないかっていう生徒もいないわけではありません。けれども、それは一部の生徒です。
生徒は部活動もありますし、学校からも宿題はたくさん出されます。毎日塾の勉強だけやっているわけにはいかないのです。
塾は、学校や家庭での勉強がスムーズに行くように、学習の基本や学習方法、応用問題への取り組み方などを伝えるだけで良いのです。むしろ、無理に多くをやろうとしてはいけないのでしょう。
生徒のためを思うと、
つい熱くなって、必要以上の指導をしたり、多すぎる課題を課したりしてしまうものです。そうならないように自制することが大切なのですよね。

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