2022年1月22日土曜日

得手・不得手はあっても良い

勉強は「好きなもの・得意なものから」伸ばしていくのが、効率よく力をつけていくコツです。

性格な真面目な生徒や保護者は、まず苦手なところを何とかしようと考えますが、得意や不得意はあっても良いものなのです。

その理由つは、

1.好きなもの・得意なものの方が努力しやすい

当たり前のことですが、生徒本人が好きなものや得意なものの方が集中力も続きやすく成果が出やすいです


2.どの教科を勉強しても、「勉強する力」が向上する

そして、どの教科から勉強しても、勉強する力自体が向上します。
例えば、数学が好きな生徒が数学ばかり勉強して数学だけ成績を伸ばしたとします。その生徒が長じて受験で英語が必要になったとき、数学で培った「勉強力」があれば、苦手な英語も効率よく勉強して長足で力を伸ばすことができます。


3.進学・受験に必要な科目はさまざまに選択できる

高校受験の場合は5科目での試験が一般的ですが、大学受験については学校学部によって必要な教科科目はさまざまです。
自分の得意を活かして、進路を選んでいくのが良いでしょう。


4.就職・就労に必要な技能もさまざま

大人になって働く段階で必要な学問や技能もまたさまざまです。
これも自分の得意や不得意に合わせて、就職先を選んでいくのが良いでしょう。特定の技能が求められる職種も、バランス良い能力が求められる職種もあります。
一般に特定の技能だけを強く求められる職種を専門職、バランスの良い能力を求められる職種を総合職・一般職と呼びます。


具体的に、どういう進路を選びたいのかという夢が決まっている生徒は、目標から逆算して必要なものを優先して学んでゆくのが良いでしょう。
しかし、目標が明確でない生徒であるのなら、伸び伸びと好きなところから勉強していくことがオススメです。

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