高校化学で学習する単位で、molというものがあります。
1molはおよそ6.02×1023個で、水素原子1gに含まれる水素原子の数でかつて定義され、現在では炭素原子12gに含まれる炭素原子の数と修正されています。
これは、ものすごく大きな数です。
例えば、地球人口は現在およそ78億人です。
7.8×109人ですね。
世界人口は現在増加中ですが、2100年頃に100億あまりでピークを迎え、そこからは減少に転じるというのが今の所の予測です。
ピーク時で、1.0×1010人です。
また、人間1人の持っている細胞の数は60兆とか、最近では37.2兆などと言われています。
ここでは60兆で概算してみましょう。
6.0×1013個です。
では、世界中すべての人の細胞の数を計算します。
(7.8×109人)×(6.0×1013)=4.68×1023個
おしいっ
あと少しで、1molの6.02×1023個に届きませんでしたね。
桁はあっていますので、だいたいの数字としては同じくらいとして良いでしょうか。
世界人口が100億を超えたあたりで計算すれば良い勝負になりそうです。
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