2013年5月10日金曜日

教材作成日記 歴史のこだわり


① 図表を用いて、語句を覚える。(ページ左側)
 覚える基礎語句をノートに書き出すなどして覚えて貰い、赤シートを使って確認します。
 図表が多用されているので、体系的に整理して理解することが容易です。

② 確認問題(TRYとEXERCISE)による演習
 基本的な問題で、基礎の確認をします。
 できるだけ簡単な問題で、アウトプットを意識していきます。

という基本構造は、歴史パートも同じです。

歴史ならではでこだわっているところは、

① タテの流れで歴史を理解する。

② 資料・史料を大切にする。

というところでしょう。

既存のテキストは、フォレスタも含め基本的に時代ごとに勉強していきます。
しかし、受験で必要なのは、歴史の流れを掴むことです。歴史のタテの流れとヨコの流れの両方の理解が必要なのです。学校の勉強や、通常の教材の勉強ではヨコの流れの理解はできますが、タテでの理解が不十分になってしまいます。

教育開発出版のマイクリアや、フォレスタゴールなどでは、テーマ史としてタテの流れで演習する項目も用意されていたりはします。どちらもとても良い内容です。
ですが、扱いが薄すぎます。不十分です。
ですが、本テキストでは、90%以上がタテの流れでの理解に力点が絞られていると言って良いでしょう。
もちろん、扱っている内容自体はタテに整理しようと、ヨコに整理しようと大差があるわけではありません。けれども、より体系的に流れを理解するためにはタテの流れで勉強することが必須になってくるのです。




資料や、史料(歴史文書など)もテーマ別に整理してあります。



人物写真などについては、wikipediaの中のパブリックドメインの画像などを多く利用させてもらいました。ちょっと画像の解像度が微妙になってしまったのがあるところが、ちょっと悩みどころです。

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