2013年5月30日木曜日

育伸社の教材

先日、教材の出版社の育伸社の方が営業に来て下さいました。
当塾のような小さなところにも寄ってくれるのは嬉しいですね。

今年、SSS進学教室西尾教室では育伸社の教材は、採用していないのですが、数多くある教材出版社の中でもココは本当に良い教材を作ってくれます。

とくに、「iワーク」などは、定評のある良いテキストで多くの塾で採用されています。
当塾ではSPRIXのフォレスタシリーズを採用している都合で、教科ごとに利用するテキストを変えると同じオペレーションで指導ができなくなるというデメリットがあって、部分的に利用する踏ん切りがついていないだけで、当塾がもし集団指導形式の一斉塾だったなら少なくともいくつかの教科では育伸社のテキストを採用していたのではないかと思います。
(個別指導塾では、「教えやすさ」が何よりも大切で、どの教科も同じオペレーションで指導できるというのは大きなメリットなのです)

さて、今回は育伸社の教材について、いくつか興味深いことをいくつか伺えたのですが、まず育伸社のテキストは、図版作成・組版作成・問題作成などをすべて出版社内で同じ人間が行っているそうなのです。よほど凝ったものだけは外注するそうなのですが。
なるほどー、と思いました。
他社の教材と比べ、図表が多く、かつ図表が分かりやすいのはここに由来するのだと納得しました。

あ。専門用語を出しちゃいましたね。

図版 ・・・ 問題集や参考書などにのっている図表やイラスト
組版 ・・・ 文章や図版を配置して、誌面を構成すること

実は、私自身が最近覚えたような用語なのですが、知ったかで説明してしまいます。
普通は、図版、組版、問題作成は分業によって行います。なぜなら、それぞれの分野で専門的な技能が必要とされるからです。

けれども、そうした作業を一人で行うというのは、最終的な教材の完成度を高めることに繋がるはずです。
さらに、手前味噌ではありますが、現在制作中の社会科教材は原則的に作業は私1人で行っています。編集作業などはまだまだ不慣れでありますが、私は「塾の現場で実際に教えている」人間でもあります。だからこそ、ほんとうに必要とされるものを作れるのだと自負しているところです。


0 件のコメント:

コメントを投稿