2013年9月2日月曜日

高校入試ボーダー最新版作成中!

夏期講習が終了し、教室では一般入試で受験する中3生向けに受験対策講座が始まりました。

高校入試についての資料を作成中です。
昨年も同様の資料を作成して生徒に配布してありますが、新しい資料と従来の資料をより詳細に分析し、より正確でより分かりやすい内容にまとめます。
近日中に、塾生に配布できる予定です。


塾で働いている者なら、必ず思うことがあります。

「市販されている資料や、大手塾の発表している合格ボーダーは一部の上位校については納得できるが、中堅校から下位校についてはまったくあてにならない」

比較的、良質な資料を用意してくれているのが、サナル予備校さんです。
しかし、それでも自塾の生徒の合否や、全県模試の合否追跡結果と比較すると、合否ボーダーがひどく適当に作られていることが分かります。
野田塾さんなどは、上位校のみで下位校や中堅校のボーダーは発表すらしていません。
理由はいくつかあるでしょう。

・ 下位校にいくほど資料が少ない。
 (きちんと自己採点のできる生徒が少ない)
 (受験者がそもそも少ない)
・ 特に専門学科は受験者が少ない。
・ 下位校に行くほど、併願校との兼ね合いでレベルが大きく上下しやすい。
・ 専門学科など募集定員の少ない学科ほど、ちょっとした受験者数の変化でレベルが大きく変化しやすい。
・ 実際のレベルがあまりにも低すぎるため、正直にボーダーをつくるのがはばかれる。

しかし、生徒指導をする都合上で、本当のボーダーがどのあたりにあるのかを知りたいという場合はあります。そのため、できるだけ正確な資料を自分で作る必要があるのです。
生徒に無謀な受験をしてもらったり、逆に必要以上に悲観して志望校を軽々に下げて欲しくはありません。正しい受験情報をもとに進路を考えてもらいます。
この資料づくりには、愛知県で受験者がもっとも多い模擬試験である愛知全県模試の追跡資料過去3年分を利用させてもらっているのですが、これを統計的に集計し直すのはかなり手間が掛かるためあまり多くの高校のボーダーを出すことはできません。
当塾に通う生徒が通いやすい地域にある高校、志望者がでる可能性が高い高校をピックアップしました。(具体的には近隣校と、少し遠い地域にある最上位校と、最下位校)

乞うご期待!


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