2013年3月7日木曜日

宿題の出し方

最近、ブログの更新をサボりがちです。


当塾では、宿題の出し方にちょっとしたこだわりがあります。
内容面ではこだわりは多いですが、今日は宿題の内容とは関わりのない部分でのこだわりです。


とくに学習習慣の身についていない生徒には多いのですが、

「宿題やってこなかった。プリントがどっかいっちゃったから」
「宿題やってこなかった。どこやれば良いか忘れちゃったから」

大人からすれば、どう聞いてもその場しのぎの言い訳にしか聞こえません。
けれど、多くの場合は本人は真剣に言っているのですよね。決してその場しのぎで言い訳をしようというのではなく、素直に本音を語っているだけなのです。
学習習慣のついてない子というのは、そもそも学習に対する意識は低いわけで、プリントなどしっかり管理しようという気持ちがないのです。だから、プリントをきちんと管理できないというのは当然のことなのです。

なので、宿題の出し方としては、

・ プリントの類いは極力使わず、テキストから出題する。
・ 宿題の出し方はできるだけ毎週同じ形式にする。
  (当塾の場合は、毎回フォレスタのエクセサイズを宿題にするなど)
・ 宿題がどのページなのかを明記しておく。
  (当塾では宿題ノートを生徒に配り、理社講座などを除く通常授業で利用しています)

もちろんプリント類などは塾だけではなく学校でも配られるわけですから、おいおいは自分で管理できるようになってもらわなければなりません。けれども、まずはきちんと学習習慣を付けてもらうことが先です。そういった自己管理能力はそのあとで付けていけば良いのです。
もちろん、学習習慣がきちんとついている生徒に対しては、必要に応じてプリントを使って指導してあげることも良いと思います。
ただ、学習習慣が身についていない生徒については、何を学ぶかよりも学ぶ習慣をまず身につけて貰うことが第一になってきます。

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