2013年3月20日水曜日

教室オリジナル教材 English Notebook


教室オリジナル教材

というほどではなく、プリントの延長なのかもしれません。

教室でプリンタで印刷し、新年度から英語選択の生徒全員に扱ってもらうテキストがあります。


















「English Notebook」(英語ノート)

です。
趣旨としては、シンプルです。

教科書の英語を、生徒自身に自分の力で訳して欲しい
(ただし時間はあまり掛けたくない)
(ただし英語が苦手な生徒にもやってもらいたい)

塾で教えたことのある者なら、分かってもらえると思うのですが、
ただし書きの部分も含めてこれを達成するのはかなりタイヘンなんですよね。

それを実現するのがこのテキストです。
ページ構成を見てください。


① 新出単語の練習
② 最低限の新出文法の説明
③ 本文

という構成です。

① 新出単語の練習
まず、「① 新出単語の練習」で新出単語を書き写して練習してもらいます。

② 最低限の新出文法の説明
次に、「② 最低限の新出文法の説明」で、本文を訳す上で必要最低限の文法を講師が生徒に説明します。ただし、あまり深入りはしません。きちんとした文法の習得は、このテキストを終了したあと、フォレスタなどのテキストを用いて行います。

③ 本文
教科書と同じ文と、訳す上でのヒントや注意事項が小さく書いてありますので、それを書き写して日本語に訳します。

この作業を通じて、生徒が習得できるのは、

① 新出単語を含めた語句の書き取り練習
② 自分の力で文章を訳していく読解力
③ 新出文法の基礎

と、盛りだくさんです。これだけのことを短時間に習得してもらいます。
これを行うことで、フォレスタの単語の演習などは省くことができますし、文法事項の説明もより手短で済むようになります。
すでに、一部の生徒で利用を開始していますが、我ながらなかなかの完成度だと自負しています。
(すでに誤植が見付かるなどもしていますが(汗)
このような教材を、いままでどの出版社も作ってこなかったというのが不思議でなりません。やはり、必要な教材というのは現場で働いている者にしか分からないものなのでしょう。
(森塾のフォレスタの完成度が高いのも、出版社まかせではなく、現場で働いている人が直接編纂にたずさわっているからでしょうね)

「English Notebook」は教室で編集し、教室のプリンタで印刷し、一冊一冊ホッチキスで製本しています。
なので、「English Notebook」が使えるのは世界中でもSSS進学教室西尾教室だけです。
このテキストを併用して、日本一中学英語の力が付く学習塾を本気で目指します。



さらに、ついでというわけでもないのですが、もう一冊テキストを用意しています。

「First English Notebook」

です。
「English Notebook」より前に完成し、すでに教室でだいぶ役だってもらっています。
これは、塾で始めて英語を勉強してもらう生徒(小学生~中1生)に演習して貰うテキストです。

生徒にもよりますが、ローマ字がすでに習得できている生徒の場合は、使用期間は一ヶ月以下になります。
わずかなページ数のテキストですが、

趣旨としては、大きく2つ

① ローマ字をきちんと習得して、アルファベットになれてもらう。

② 英文法の概念を理解してもらう。

前者のローマ字の習得については、既存の教材でも良いものはたくさんありますが、細部のこだわって効率良く学習・確認できるようになっていますので、既存のものにひけはとりません。

肝心なのが後者です。

1.英語では「主語」と「動詞」が大切になっていること
2.英語では「語順」が大切で、「句」ごとに理解すると日本語とはおよそ逆順になっていること
3.英単語には日本語の単語と異なる「品詞」があり、品詞を意識することが大切であること

以上の内容を、大雑把に感じ取って貰い、英文法というものの存在を感じて貰おうという趣旨になっています。

「小学生低学年のうちから英会話などをずっと習っていたような生徒」が、「中学に入ってはじめて本格的に英語の勉強を始めた生徒」に次々と抜かされていってしまうというのは、英文法を意識した勉強ができているかどうかの違いだと思います。
勘所の良い生徒は特に教えなくても文法を意識してくれるような子もいますが、どんな生徒にもまず文法を意識してもらいたいのです。当塾に通ってくれている生徒には全員、抜かれる側ではなく抜いていく側にまわってもらいます。

英語を勉強する上で、英文法はとても大切なのです。

当たり前のことですが。

















↑ローマ字(ヘボン式)の習得
トライ&エクササイズの問題形式は、フォレスタのパクリです。


↑ 英文法の導入のページ




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