2013年11月27日水曜日

中3の入試までのスケジュール

2学期の期末テストが実施中です。
早い中学校は終わったところです。

言うまでも無く、特に中学3年生にとっては人生を左右する重要なテストです。

今回のテストと、これからの入試までの日程について説明しましょう。























11月下旬 2学期期末テスト

12月上旬 中学校での保護者面談(三者面談)

一般的に期末テストが終わると、2学期の内申点が確定します。
私立高校の受験に用いる内申点は2学期の成績です。
12月上旬にほとんどの中学校で、三者面談または保護者面談が行われます。1~2年生は終業式に初めて知ることのできる2学期の内申点を、中3生はここでいち早く知ることができます。
また、この内申点を踏まえ、この面談の席で具体的な受験プランも決めます。特に私立高校を第一次志望にする生徒は決断が求められます。
これまで成績に無頓着であった生徒が、ここで初めて、

「おまえは、公立は無理だから、私立にしろ」
「西尾東は厳しいな。一色と吉良で受験するのが良いんじゃないか」
「公立も私立も無理だな。専修学校でいいとこがあるぞ」

などと、担任教師から伝えられて大慌てなんてパターンもよくあります。
そうならないように、塾ではきちんと進路指導を行っているわけです。

この面談の席で、志望校が確定できない生徒、特に学校側としては成績の不安などが理由で「私立単願」で受験させたいのに、公立志望で行きたいという生徒には再三学校から呼び出しされて、追加の三者面談が行われて説得されるということもよくあります。
多くの生徒はここで心が折れます。
高校受験で用いる調査書などは、中学校の先生に書いて貰うわけですから、中学校の先生方の意向を無視して受験校を決めるのは事実上困難なわけです。
(不可能というわけではありませんが)

12月下旬~1月上旬 冬休み
・ 第5回愛知全県模試
・ 冬期講習

1月中旬 学年末テスト

冬休みは受験勉強の追い込みです。塾でも冬期講習を実施し、最後の模擬試験も行います。
ただし、受験勉強ばかりというわけにもまいりません。
休みが明けたらすぐに学年末テストです。この1月中旬の学年末テストで3学期の内申点がここでほぼ確定します。公立高校の受験にはここの内申点が用いられます。
なので、冬期講習期間中は受験勉強だけでなく、こちらの定期テストを意識した学習を進めなければなりません。ただし、学年末テストといっても実力テストや入試傾向を踏まえた問題も多くでる場合もありますので、逆にテスト範囲の勉強ばかりになってしまっても良くありません。
このあたりの案配は難しいところですね。


1月末 私立推薦入試(私立単願)

私立高校の推薦入試です。面接試験を行います。
内申点さえ足りていれば、よほどのことがないかぎり合格します。
よほどのことがあって、稀に不合格になっている生徒もいないわけではないようです。


2月上旬3日間 私立一般入試(公立・他の私立との併願可)

3日間の日程で、別の日程の高校であれば併願して受験することができます。
例えば今年の場合は、
2/4→岡崎城西高校 2/5→安城学園高校 2/6→光ヶ丘高校
というように、最大で三校まで受験できます。
が、普通は公立高校と併願の生徒であれば1校受験すれば十分です。私立の推薦が貰えず、公立を受験しない一般入試での私立志望の生徒でもふつうは2校の受験で十分でしょう。
専修学校なども多くの場合、同じ日程で受験があります。


2月中旬 公立高校推薦入試

公立高校の推薦入試は、面接試験です。
面接はスピーチ試験ということになっていますが、普通の面接が行われることも多いようです。
公立の推薦は私立の場合と違い生徒がガンガン落ちます。
受験には生徒会活動や部活動の実績などがあると有利でしょう。面接対策も最重要です。

当教室では、2回の面接・リスニングの練習会を実施します
第一回は私立の推薦入試前に、第二回は公立高校の推薦入試前に実施します。


3月中旬 公立高校一般入試(A日程・B日程)

愛知県、とくに地方では公立志向が強いので、7割方の生徒がここが本番になります。
A日程とB日程でそれぞれ、筆記試験と面接試験が実施されます。
特に中位~上位の進学校は内申点だけではなかなか合格が確実にはなりません。下位校を志望する生徒も内申点が足りていない生徒は、ここで逆転合格を狙っていきます。

入試まで、なかなか忙しいスケジュールですが、中3の生徒にはがんばってもらいます。
本年度の詳しい日程については、生徒には印刷して配布してあります。
上にアップロードしたエクセルファイルがそれです。

0 件のコメント:

コメントを投稿