2012年12月13日木曜日

小学生英語


当塾では、授業の指導内容やシステムには他塾以上にこだわっている自負があります。
今日は、小学生への英語指導の方針について説明させてもらいます。

まず、小学生への英語の指導の大前提として、

「中学校での英語の勉強につながる勉強」

というのを、一番に意識しています。
一言に英語といっても、

・ 英会話
・ 英検
・ 中学校英語

それぞれ、どこに焦点をあてるかによって、やるべき勉強の内容が変わってきます。
もちろん関連はありますが、指導内容は大違いです。
英会話塾の中には中学校のフォローもしますというようなところがありますが、やはり餅は餅屋ですので、中学校の英語や文法について学びたいなら当塾へ、英会話を学びたいなら英会話教室に行ってもらった方が良いです。
当塾では英会話の学習などはまったくやっていません。あしからず。
英検の勉強についてはフォローする体制はありますが、英検は英検で独特ですので、生徒やご家庭からご要望がある場合に対応する形で、教室として生徒全員に英検に向けた勉強をしてもらうということはありません。

さて、では中学校の英語に繋がる勉強とは、何に力を入れた勉強でしょうか?
当塾では「単語」「文法(ことばのきまり)」に力を入れています。
実際に中学校に入学すると、「教科書の理解」や「慣用表現の習得」などやるべき事は増えていきます。さらに中学高学年や高校にまで進学すると、「長文読解」「語法」などされに課題は増えていくのですが、中学準備としてはまず「単語」と「文法」に力を入れています。

これがきちんとできている子は、中学の英語で良いスタートが切れます。
「幼稚園からずっと英会話をやっているよ」なんて子たちを、学校の成績でどんどん抜いていけます。

英会話のような学習よりも、「単語」「文法」に力を入れた指導をするのには大きなメリットがあります。
それは、
宿題や自習でも勉強できること
英会話では、生徒一人で体系的に勉強するのは難しいですよね。
当塾では、小学生の生徒にも英語を文法ごとに勉強して貰い、宿題も多めに出しています。ですから、短期間にしっかりした英語の力がつけられるのです。
どんなに良い授業をしても、塾での授業時間だけではそうたいした成果は期待できません。
英語を自分で学ぶコツや、文法の要点を授業中に習得してもらい、あとは自分でがんばってもらいます。

もちろん、「単語」や「文法」に力を入れた授業というのは、どうしても作業内容が単調になりますし、英会話などの授業と比べ、ゲーム性も少なく退屈な内容になりがちです。
ですので「楽しく英語を勉強したいのなら、うちではなく他の英会話などに力を入れた塾」に通って下さいと説明しています。
けれども、私自身、あまり楽しい授業をしているつもりはないのですが、この退屈な授業を受けた生徒が、
「英語っておもしろいね!」
などと言ってくれることがよくあります。
それは、勉強というのは、その授業の楽しさそのものよりも、きちんと理解して分かったと感じることの方がより大きな喜びに繋がるからではないでしょうか。


以上のような方針で、当塾では小学生の英語を指導させていただいています。
中学校の英語に向けた準備をしておきたいという小学生高学年(4~6年)の生徒は特に、英語での受講をオススメしています。

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