2012年12月9日日曜日

教材研究

先日の記事で、カラーボックスを増設した記事を書きました。
塾に置いてある教材が増えたため、増設が必要になりました。
ただ、置いてある教材のすべてを生徒に使って貰うことがあるわけではありません。ほとんどの教材は補助的に使うだけですし、当塾では生徒によって教材を使い分けていますが、実のところ95%以上の生徒には標準採用のフォレスタを使って貰うことになります。

仕入れ値が高いとか、送料が高いとか、送料の上に梱包費も1箱ごとにとるのかよとか、SPRIXのフォレスタにもいろいろ不満はありますが、

現在のところ、公立小学校・公立中学校の生徒の指導にもっとも良い個別指導塾で用いることのできるテキストはフォレスタであるのは間違いないと思います。

そういうわけで、ほとんどの生徒にはフォレスタを使ってもらうわけですが、それでも塾では教室の責任者がきちんと教材の研究をしておくことは大切だと私は考えています。

学校や塾の先生の中には、
「どの教材を使うかなんて、どうでも良い。大切なのは教え方だ」
と主張される方もいます。

もちろん指導方法は大切ですし、指導のノウハウは当塾でももっとも力を入れている部分です。
しかし、生徒が演習するのは教材に沿って行われます。教材がどれでも良いなんてことは決してありません。
生徒の学習状況、進路志望に合わせた教材をいつでも容易できるように、準備を整えておくことは必須です。
私は現在オーナーとして教室を運営していますが、以前に私が勤務していた個別指導の学習塾では、生徒によって教材を使い分けるのは上司から原則として禁止されていました。教材研究のため教材を買うこともできませんでしたので、私費で細々と買っていました。けれどもそれではやはり塾としてはダメですよね。


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