2012年12月5日水曜日

塾の雰囲気

現在、2階の席はすべて自習席として解放しているのですが、
多くの塾生が自習室を利用してくれています。
どの生徒も黙々と勉強に集中してくれて、分からないところなどは質問してくれます。
とても良い雰囲気です。
現在のところ、成績上位の子から下位の子までまんべんなくいろいろな学習状況の生徒が塾生として集まってくれているのですが、自習に来てくれるのは成績上位層の子ばかりではなく、中堅層や下位層の子もよく来てくれています。
「まわりの子ががんばってるんだから、自分もがんばらなきゃ」という雰囲気ができあがっています。


私はいままで別の塾で働いていたときからですと、いくつかの教室を赴任してきましたが、今のような良い雰囲気なのは初めてです。
これまでの教室では自習に来てくれた生徒がいても、友達をついおしゃべりをしてしまったりする子がいたものですが、今の教室ではそれがまったくありません。友達同士で誘い合って自習に来てくれても、ちゃんと勉強は自分でやるものというのをきちんと理解してくれています。


今までの教室と何が違うのだろう?と考えるのですが、1つには、

たまたまよくがんばってくれる良い生徒が集まってくれた。

というのもあると思います。
けれども、一番は開校したての校舎だからというのが大きいのだと思います。
今まで私が赴任してきた教室は、別の担当者が担当していた教室に、人事異動で私が移動して担当しました。
そうすると、どうしても前の担当者の頃にガヤガヤとした雰囲気になってしまっていると、なかなかそれを払拭するのは難しいのですよね。
あるいは会社の都合で、ころころ担当者が変わるというのが良くないのかもしれません。教室の指導の方針にブレがあると、教室の状態は悪い方に動いてしまいます。
ですが、今の教室は一から新規開校の教室ですので、マイナス要因のないゼロからのスタートです。それで、良い状態を簡単につくることができたのでしょう。
塾の教室の雰囲気というのは悪くするのは簡単ですが、一度悪くなってしまったのを良くしていくのは難しいのでしょう。
幸い現在はとても良い状態でスタートが切れていますので、この雰囲気を維持していきたいと思っています。

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