2013年12月23日月曜日

講師に高いパフォーマンスで働いて貰うために

昨日、講師の募集についての記事についてアップしましたが、講師の先生方に高いパフォーマンスで働いて貰うため気を付けていることがいくつかあります。
そのうちのいくつかを紹介させてもらいます。


1.楽しく働ける環境作り

まず、楽しく働ける環境作りは何より大切です。働いている者が楽しく働けないのなら、教えられる生徒も楽しくないと考えています。
私自身が楽しく働き、講師の先生方にも楽しく働いて貰える環境を作ることがまずは大切だと考えています。


2.無駄な仕事はさせない/講師の負担を減らす

どんな人間でもそうですが、1人の人間が発揮できるパフォーマンスには限りがあります
なので、まず私自身が余計な仕事はしない、また講師の先生方にもさせないというのが基本方針です。
このあたりの基本方針は、森塾の考え方を踏襲させてもらっています。
当教室は「生徒の成績を上げること」を目的にしていますので、講師の先生に質を高い授業をしてもらい、生徒の成績に繋がる基本的な仕事にのみ集中してもらいます。

例えば、多くの個別指導塾は生徒一人ひとりに対する「授業日報」や保護者の方への「報告書」などを実施しています。
こうした報告書などは、明光義塾やITTO個別指導学園など、古いスタイルの個別指導塾ではほとんどの教室で実施されていると思います。
しかし、こうした書き物仕事というのは当教室では一切行ってもらいません。

授業報告書の例(慶桜個別指導学院の場合)

こうした作業を講師にお願いすることは、講師には大きな負担になります。
けれど、生徒の学習状況の分析なんていう作業は経験の少ない講師に満足に出来るはずもありませんし、できたとしてもこうした報告書で十分にご家庭に伝えることは難しいです。また、生徒の成績の向上には直接関係ありません。
塾によって、こうした報告書を講師に授業中に制作させる場合、授業後にサービス残業をさせて書かせる場合がありますが、いずれの場合も好ましくないと考えています。

どんなに講師の負担を減らそうとしても、塾の業務というのは高いレベルで行おうとすると、なかなかタイヘンです。

・ 学校の進度状況に合わせた授業をしなくてはいけない
・ 生徒の学力をきちんと把握しておかなくてはいけない
 (生徒の学力によっては、扱ってはいけない問題などもあります)
・ 生徒としっかりとコミュニケーションをとって、信頼関係を築かなければならない
 (信頼関係がないと、生徒は勉強してくれません)
・ 生徒の学力に合わせて利用する補助教材の使い方を覚えなければならない
 (これについては、新人の講師には少しずつ覚えてもらいます)
・ どうしても発生するイレギュラーな指導が必要となる生徒について覚えなければならない
・ 受験や入試について理解し、生徒に啓発してもらわなければならない
……などなど

これらすべて新人の講師に完璧にやってもらうのは不可能です。少しずつスキルアップしていってもらわなければなりませんが、余計な仕事に労力を割いていては優先度が高い仕事を覚えて貰うことはできません。


3.労働の対価をきちんと払う/サービス残業をさせない

特に手当を払うことなく、サービス残業をさせるというのは講師のモチベーションを下げます。
人の良い方だと、ちょっとした雑務や上述したような報告書作りなども、対価を求めることなく行ってくれる講師もいます。しかし、教室はそういう講師の厚意に甘えていてはいけないと考えます。そうした甘えは見えないところで講師のモチベーションを下げると考えるからです。

なので、

・ 研修などにも報酬はきちんと支払う
・ 事務作業などをしてもらうときも報酬を支払う
・ 授業前に早めに出勤してもらう事に対する対価を払う

といったことを守っています。
金額にすれば、大きな額になるわけではありませんが、こうした当たり前のルールを守ることは大切だと考えています。
日本の会社組織には、アルバイトに正社員のような意識を要求したり、サービス残業を当たり前と考えたり、私生活より仕事を優先すべきというような風潮がありますが、良いことではありませんよね。


4.授業をしやすいシステム作り

当教室では、森塾の「フォレスタ」の利用した授業を行っています。
生徒にとって分かりやすいだけでなく、講師にとって授業のしやすいテキストなのですよね。
そのほか授業を行いやすくするためのできるだけの配慮をしていきます。

昔からある古い個別指導塾の場合、指導方針などは講師に任せきりにするような塾も少なからず存在します。
指導を講師に任せきりにするような塾は、塾という場だけを提供していても、ただの家庭教師となんら変わらないと考えています。そうしたやり方では、生徒の成績が上がるかどうかは講師の指導力次第になってしまいます。
当教室では「成績が上がりやすく」かつ「講師が実践しやすい」システムのもとで、質の高い授業を提供できるよういにしています。


5.分かりやすい研修

授業に入る前の座学での研修では、分かりやすさを追求して、短時間で教室のシステムや授業のポイントを理解して貰えるように配慮しています。
詳細に関しては部外秘です。

また、座学での研修や模擬授業などだけでは、新人の講師の先生には不十分です。
実際に授業をしてみないと分からないこと、伝わらないことがたくさんあります。かといって、不十分な状況で授業を担当してもらって生徒に迷惑をかけるわけにはいきません。
そのため、新人の講師の先生にははじめのうちは「補佐」という形で授業に入ってもらい、無理なく少しずつ授業になれていってもらいます。

また、講師も人間です。
指示したことの全てが一度にできるようになったりしません。必要なことは何度でも伝えます。
特に大切なことは、何度でも繰り返して伝えます。
そのあたりは、生徒を指導するのと同じですね。
生徒も繰り返し演習するから定着し、実力になるのですよね。講師が生徒を指導する技能を身につけるのも同じことなのです。

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というわけで、

当教室では、講師が快適に働くことができ、かつ教育者もしくは社会人としてより良い経験を得られる環境を作っています

経験者・未経験者、学生・社会人を問わず真面目に働いてくれる方であれば歓迎です。

是非ともご応募ください。

繰り返しになりますが、講師の応募は以下の電話番号まで。

SSS進学教室西尾教室
0563-58-1090

詳しい募集要項

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