2012年9月27日木曜日

他塾紹介(7)中萬学院


とりあえず、他塾の紹介はこの記事でいったん休止にします。
自分の塾の紹介をしていきませんと(笑)


中萬学院


中萬学院は神奈川県の学習塾で、創業は戦後直後という超老舗です。
県外にはまったく校舎が無くて全国的な知名度はイマイチですが、県内では有数の有名塾です。


・CG啓明館(CG啓明館事業部)
 中学受験を行う小学生対象の一斉塾です。
 愛知県など地方在住者には想像しにくいのですが、首都圏の公立中学校などは学級崩壊しているところも多く、私立中学校を選びたいという家庭が多くあります。

・CG中萬学院(高校受験事業部)
 昔ながらの中萬学院はコレです。小学生・中学生(メインは中学生)を対象にした一斉塾です。

・CGパーソナル/CGハイブリッド(個別指導事業部)
 個別指導を行っています。CGハイブリッドでは、個別指導の授業と集団形式の一斉授業の両方が行われます。


中萬学院は上記のようにいくつかの事業部に別れていて、各事業部の交流は現場レベルではあまり多くはありません。ノウハウの共有はあるものの、事業部によってほとんど別の塾だと考えた方が良いでしょう。
どの事業部でも、授業料などは競合する他塾と比べ決して安くはありません。やや高めです。ですが、他塾にない手厚い個別サポートが売りになっています。校舎の環境も他塾と比べてかなり良い教室が多いですね。



この記事は、個別指導の他塾の紹介が趣旨ですので「CGパーソナル/CGハイブリッド」について詳しく説明します。


中萬学院の個別授業は、
授業時間 1コマ90分 1:1または1:2で選択(1:2がメイン)
です。
ただし、この90分のうち80分が授業時間で、最後の10分は「セルフチェックシート」というアイテムを用いて生徒が自分でその日の学習内容を振り返って整理する時間になります。振り返り学習を行うことで、記憶が強化されるというシステムです。
中萬学院の個別指導では、塾の授業内容の家庭への報告書が他塾よりも相当緻密で講師はこれを記入するのにだいぶ時間が取られます。この10分間は講師が報告書を書く時間でもあります。


そのほか、特にあげておきたい特徴として、

・個別指導なのに、板書で指導をする。
・生徒に合わせて、異なる教材を使用。
・イベントが多い。

板書で指導というのは、ふつうは黒板を使った授業のことですが、中萬学院の個別指導では個別ブースの1つ1つにホワイトボードがついていて、講師はこのホワイトボードを使って指導をします。
また、生徒によって異なる教材を使用するという個別指導塾は多いのですが、多くの場合は同じ教材を用いてイレギュラーな生徒だけ異なる教材を採用するという場合がほとんどです。(当塾でもほとんどの生徒は「フォレスタ」を用います)
ですが、中萬学院では本当に多様です。教室の担当者がしっかりと教材研究を行っていないと、これはできません。教材研究に限らずこういった指導ノウハウの蓄積のレベルはとても高いです。

また、CGハイブリットでは、集団授業と個別講習を組み合わせた受講もできます。
たとえば、基本的には一斉授業で受講し、苦手科目だけ個別授業でフォローを受けるという使い方もできます。
CGハイブリッドの講師の授業の平均水準はCG中萬学院(高校受験事業部)と比べると一段劣りますが、授業が上手ならば生徒の成績が上がるというわけでもありません。より大切なのは、生徒ひとり一人にあった指導を受けるということですので上手く利用できれば効果的な指導形態です。

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