2012年9月21日金曜日

高校受験指導について

高校入試のシステムは、都道府県によって異なります。

各都道府県でもそれぞれ違いますし、公立高校、私立高校、一般入試を利用するか推薦入試を利用するかによっても違ってきます。
(都道府県によっては、一般入試・推薦入試という区分を用いていないところもあります)



例えば、問題の形式について静岡県と愛知県の公立高校一般入試を比べてみます。

静岡県 …… 語句記述形式の設問が多い。
愛知県 …… 記号を選ばせる選択形式の設問が多い。

配点については、

静岡県 …… 解くのに時間のかかる問題の方が配点が高い
愛知県 …… 一問1点。各教科20問と決まっている。

問題で問われているのは、

静岡県 …… 基本的な内容が多く、基礎知識と、記述による表現力が問われている。
愛知県 …… 知識だけでは解けない問題が多く、考える力が問われている。

大雑把に比べれば、こんなところでしょうか。
(すべてが上記のような問題傾向になっているわけではなく、両県を比べると比較的上記のような傾向が強いということですが。)
そのほか、問題形式だけではなく、日程や合否判定の仕組みがまるで違うのです。


良い塾の担当者は、こういったことをきちんと把握して指導をしているわけです。

もちろん全国すべての受験について把握するというのはちょっと無理です。昔からの学習塾が、地域ごとに有名塾があって、地元密着で校舎展開しているのはそのせいでしょうね。
(例えば、シェア日本一の学習塾の佐鳴予備校は愛知・岐阜・静岡だけに校舎展開をしています。)
わたしも全国の受験制度を把握しているわけではなくて、わたしが詳しいのは、静岡県と愛知県。あと神奈川と岐阜県を多少ききかじっている程度です。

SSS進学教室西尾教室は、愛知県の個別塾ですので、このblogでも愛知県の入試制度や受験のコツなどについても少しずつ紹介したいと思います。

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