2015年12月25日金曜日

数学 大問1 特訓

愛知県公立高校入試の一般入試を生徒に勝ち抜いて貰うために、もっとも重要となる内容の1つが大問1の特訓です。
つまり、計算問題などの易しい問題です。

ここはどの生徒にも落として欲しくない。
ボーダーの低い下位の高校であれば、このあたりさえ押さえておけば落ちないというくらいに大切な問題です。
また上位を狙う生徒にとっては、いかに計算問題を早くミス無く終了さえ、難問に挑戦する時間を作るかが問題になってきます。
時間さえあればもっと解けるのにという子は少なくありません。

塾の受験対策でも、このあたりは当然力を入れるのですが、地元平坂中学校では学校での指導で対策を行ってくれているようです。
毎朝、授業の前にプリントで計算問題演習をしているようです。
嬉しいですね。

本日、塾生の生徒と話していて、

「え、あれって受験対策だったの?」

などと言っていた生徒がいました。
中学校の先生がきちんと受験を意識して課題設定してくれているのを分かっていなかったようです。

「てきとうにやっていたけど、3学期になったら本気でやるわ」

と言ってくれていたので、取り合えず一安心なのでしょうか。

ただなんとなく演習するのではなく、受験の対策だと思って高い意識で望むのでは成果が違いますよね。


私が塾での指導で大切にしているのは、

「なぜこの課題をやらせるのか」ということを生徒にきちんと説明すること

です。

「これは受験でよく出るんだよ」

「これは定期テストで絶対でるんだよ!
 そうだ、賭けようゼ。もし定期テストに出なかったらジュースおごるから、出たらおごってよ」
(こういうと、かならず生徒はイヤダと言ってくれます)

「ここは定期テストにはでないかもしれないけど、高校になったらめっちゃ使うんだよね」

など。

ただなんとなく学ぶのではなく、学ぶことが必要だと生徒自身に感じて欲しいのです。

教師に言われたことをただ学ぶのでは、生徒はいつまでたっても自律した学習ができませんし、学習の成果も出にくくなってしまうでしょう。

生徒自身に自ら考え、学んでいって貰いたいと思います。

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