2012年10月15日月曜日

愛知県公立高校入試は内申点重視

SSS進学教室では、学校の定期テストで良い点数をとって内申点を上げることに力を入れた指導をしています。

これは、

・ 学校での勉強時間を有意義に使うため、学校の予習を行う。

というのと、もう1つ、

・ 受験に有利だから。

という理由があります。


どの都道府県でも、公立高校の入試には内申点が合否の大きな判断材料になるのですが、特に愛知県ではその傾向が強いのです。

愛知県の公立高校入試の仕組みについては、サナル予備校さんなどが図説入りで分かりやすく説明してくれています。

愛知県の一般入試では内申点と当日のテストの点数で合否を判定するのですが、テストの点数と内申点を均等に評価する学校、内申点を重視する学校、テストの点数を重視する学校があります。特に進学校はテストの点数を重視するところが多くなっています。
そのため、進学校に進むには「内申点よりもテストの点数」だと誤解しがちです。
しかし、実際のところこうした進学校でも事実上は内申点が大きなウエイトを持っています。

なぜなら、
1.上位校ほど成績が拮抗するため、テストの点数で差が付かない。
2.テストの点数と違い、内申点は事前に分かっているため受験校は内申点で決まる。
からです。
むしろ、中堅校や下位校を狙う生徒の方が点数を伸ばしやすい分だけ内申点が不足していても当日のテストでの逆転も狙いやすいでしょう。上位校での逆転合格はだいぶハードルが高いです。

また、中堅校から下位校・専門学校にかけては、推薦入試の募集枠が増えている傾向にあります。教育委員会が推薦枠の割合はこれくらいにしましょうという指針を出しているのですが、その割合を超えて募集してしまっているところも多数あります。

結局の所、上位校でも下位校でも内申点は当日のテストの点数以上に大きなウエイトを持っているのです。

0 件のコメント:

コメントを投稿