個別指導用教材 | 教科書準拠ワーク | 実力養成 | 実力養成(難) | 実力養成(易) | |
学書 | スパイラル | NEW BASIC | × | ビューポイント? | × |
教育開発出版 | KEYステップ | KEYワーク | 新中学問題集 | 新中学問題集 発展編 | マイクリア |
文理 | × | 中学必修テキスト | WINPASS? | 実力錬成テキスト | WINPASS? |
好学出版 | × | 新ワーク | ウイニング | ウイニングプラス | ウイニングスプラウト |
エデュケーショナルネットワーク | × | 栄光ワーク | 標準新演習 | 発展新演習 | 自立学習新演習 |
育伸社 | iワークパーソナル | iワーク | シリウス | シリウス発展編 | シリウスα |
個別指導用教材
個別指導の学習塾での利用を前提に開発された教材です。また学校の授業を理解し、定期テストなどで良い点数をとることに力を入れてあります。
個別指導での「教えやすさ」「課題の出し方」「進度管理のしやすさ」など、今までの教材にはない新しい視点で工夫が凝らされています。
個別指導用教材の共通する特徴としては、問題のレベルは平易であることなども上げられます。
個別指導用教材はフォレスタに対抗して作られました。とても良い教材もあるのですが、やはりフォレスタの完成度はピカイチです。
教科書準拠ワーク
教科書準拠ワークは、個別指導用教材同様に、教科書の内容に沿っていて学校の定期テストで結果を出せるように開発されています。
KEYワークや中学必修テキストなどは、定番です。どちらも私は大ファンです。
栄光ワークはワーク系教材ではやや難しめですが、これも使いやすいです。また栄光ワークは小1から教科書準拠でそろっているので、そういう意味でもとても助かります。栄光ワークは教材にはワークとだけ書かれてあります。
実力養成
このあたりを一番のメインにしている出版社が多いと思います。
古くからある教材が多いですね。
教育開発の新中学問題集やウイニングはかなりの鉄板です。歴史ある教材だけに、改訂されるたびに問題が洗練されていて、内容については最高です。最近のテキストはA4版ですが、このあたりの鉄板テキストはB5版で一回り小さいテキストが多い。
このあたりの問題集は、易しい問題から難しい問題まで幅広く取り扱われていて、「この問題が無くて困る」ということはあまりありません。あったとしたら、それは難問奇問というべきでしょう。
特に新中学問題集は、少し高いですが、その分ボリュームもあって網羅的です。
ただ逆に問題量が多いので、どの問題を扱うかは塾で授業をする講師の技倆が問われます。集団形式の一斉塾ではこのあたりの教材がまだよく使われていると思われます。
私の知っている一斉塾で、新中学問題集からKEYワークにレベルを落としたところもありますし、使われることは少しずつ減っていくのは間違いないでしょうが。
WINPASSは実力養成としては、やや易しめであまり網羅的ではありません。その分扱いやすくもあって良いテキストです。
実力養成(難)
使う生徒を選びます。
文理の実力錬成テキストなどは、ほんとうに難しいです。難問に挑戦するのが楽しくてたまらないという生徒もいますので、ときどき欲しくなります。
実力養成(易)
基礎をきちんと勉強することが、成績向上には大切です。
どんなに、成績上位の生徒の指導でもまずは基礎からはじめた方が最終的には高いところに到達するのは間違いありません。
そうした常識が塾業界にも普及してきたせいか、易しめの教材がどんどん増えています。
標準的なものよりは比較的新しい教材が多く、ウイニングスプラウトなどは出来たばかりです。先日、教材のサンプルをいただいて私も初めて中身をチェックしたのですが、なかなかに良さそうです。こちらはいろいろと独自なところもあって、改めてまた紹介させてもらいます。
塾で使用している教材は、教材専門の出版社さんが作っています。
多くの学習塾がこちらから購入させてもらっています。一部の超大手の学習塾では独自開発しているところもありますが、出来はたいていイマイチだったりします。やはり、餅は餅屋ですね。
ほとんどの塾は、上記に紹介させてもらった教材をそのまま使うか、出版社にお願いして表紙だけ差し替えてオリジナルのテキストのふりをします。面白いのは、知り合いの一斉塾の先生で、表紙だけ差し替えの教材であることを、教えているその先生が知らなかったなんてこともありました。
塾での指導が高じて、教材を作る関連会社を作ってしまった森塾(SPRIX)のフォレスタとか、
ニッチな教材ばかりつくる都麦出版など、独自路線のところもありますが、
主立った出版社は中学生向けの通年教材をメインに開発されています。
どの出版社も商品構成はとてもよく似ていて、どの教材に力を入れているかなどはそれぞれ違っているのですけれども。
中学生生向けの通年教材ですと、以下のような感じになるでしょうか。
「?」のところは、分類的にここで良いのかまようなあというところです。
わたしがあまり使ったことのないテキストなども一部含まれていますので、説明できないところがありますが。
ざっくり紹介しましたが、それぞれの教材はいろいろ工夫されていて、差別化がはかられています。また少しずつ紹介させてもらいます。
良いもの限定で。イマイチのものは紹介しません。
0 件のコメント:
コメントを投稿