2012年11月22日木曜日

愛知県公立高校入試の傾向 一般入試 国語


愛知県公立高校一般入試の傾向 国語

総問題数20問(各問1点/20点満点)


平成24年A日程
番号出題分野            問題形式            
1論説
6題
選択4題(内容把握3、接続詞選択1)
抜出1題(心情把握)
要約1題
2随筆
6題
選択4題(語句の意味1、内容把握3)
抜出2題(心情把握1、内容把握1)
3漢字
4題
記述3題(書き1、読み1、四字熟語1)
選択1題
4古文
4題
選択3題(内容把握1、要旨把握2)
抜出1題(内容把握)

平成24年B日程
番号出題分野            問題形式            
1論説
6題
選択4題(内容把握2、適語補充2)
抜出1題(内容把握)
要約1題
2小説
6題
選択6題
(心情把握4、語句の意味1、内容把握1)
3漢字
4題
記述4題(書き2、読み2)
4漢文
4題
選択3題(口語訳1、主語把握2)
抜出1題(内容把握)


国語で点数をとるためには、文章を読んで内容を理解することが何より大切です。
これは学校の勉強だけでは絶対に身につきません。
自分のレベルにあった問題で、早いうちから演習できるようにすると良いですね。

1.選択問題の多くが内容や心情の理解の問題

出題形式の半分以上が選択問題で、またその多くが内容や心情について理解を問う問題です。
文学知識や文法事項などの知識を問う問題は少ないです。
文章を読んで理解することが問われています。
正誤の判断する基準は本文中に必ず書かれていることに注意して読み解く練習をしましょう。


2.要約問題が必ず出題

出題形式が決まった要約問題が必ず出題されます。
読解のできる生徒にはそれほど難しい問題ではないのですが、採点基準は厳しく、正答率はかなり低い設問です。苦手な生徒は無理に挑戦することはないでしょう。


3.漢字の配点は大きい

4題の漢字が出題されます。4題/20題で、配点も均等ですので、比重としてはかなり大きいです。
ぜったいにとっておきたい問題ですね。
特に「書き」の問題では、小学生で習った漢字が多く出題されます。重点的に復習しておきましょう。
また近年四字熟語からの出題がされるようになりました。中学までで勉強する漢字を使った四字熟語の数はたかが知れています。必ず対策しましょう。

4.古文は現代語訳つき


古文(たまに漢文)は現代語訳つきで出題されます。
現代語訳と照らし合わせて読解するようにしましょう。
高度な古典知識や古文文法ができないと解けない問題は出題されません。
ただし、旧仮名遣いの読み方などは必ず勉強しておきましょう。


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