続きまして英語の板書例です。
個別指導塾ではまったく使わない技能です。
上手な一斉授業をするのは楽しいですし、難しいです。ただ上手な一斉授業というのは、生徒の成績を上げるという点においては、ただの自己満足になのではないかとも思えます。
生徒の成績を上げるにはもっと大切なことがあるのですから。
さて、英語でも数学でも授業を行う上で大切なところは同じです。
・ 分かりやすくシンプルに
・ 生徒の興味を捉えられるよう面白く
一度に多くのことを伝えようとするのはNGです。
be動詞の過去形のイントロの授業
be動詞の過去形 肯定文 現在形 This is a pen. これはペンです。 過去形 This was a pen. 疑問文 現在形 過去形 否定文 現在形 過去形 |
今日から、be動詞の過去形について勉強します。
もう一般動詞の過去形は勉強したけど、be動詞の過去形はもっとずっと簡単だから。みんななら、すぐマスターできるね。
(簡単であることをアピールします)
まずは、現在形の文からね。
This is a pen. はい、この文を訳してください。Aくん、お願いします。
(設問を交えていきます)
うん。1年の内容をちゃんと理解しています。
この文を過去形にしてみましょう。
簡単です。この、isをwasというのに変えると、過去形になります。
意味はどうなると思う? Bくん。
おー、そうだね。「これはペンでした」になります。まだ習ってないところを良く解けたね。さすがです。
(わざと珍妙な文で笑いをとりにいきます)
うーん、ペンでしたって、今はもうペンじゃないのかね。
じゃあ、同じように疑問文や否定文もいってみようか。
be動詞の過去形 肯定文 現在形 This is a pen. これはペンです。 過去形 This was a pen. これはペンでした。 疑問文 現在形 Is this a pen? これはペンですか。 過去形 Was this a pen? これはペンでしたか。 否定文 現在形 This is not a pen. これはペンではありません。 過去形 This was not a pen. これはペンではありませんでした。 ここだけは覚える! am is → was are → were (例 You are a student. → You were a student. あなたは生徒です。→ あなたは生徒でした。 |
疑問文の現在形から、
This is a pen. を疑問文にしてみて? Cさん、お願いね。訳はD君に頼もうかな。
じゃあ、過去形のThis was a pen.の疑問文はどうなるか想像が付くかな。
まだ習ってないところだから、間違っても良いよ。E君に挑戦してもらおうか。
おっし、完璧。
現在形と同じで、be動詞を前に出すだけで良いんだよね。
じゃあ、過去形の疑問文の意味もとってみよう。Fさんお願いね。
(この訳で、また笑いを取る)
じゃあ、否定文もお願いね。現在形の否定文をBさんに作って貰おう。
うん、そうだね。notを入れるだけで良いんだよね。
じゃあ、Cさんに訳をお願いするね。
次に過去形の否定文だね。Aくん、挑戦してみようか?
その通り!「これはペンではありませんでした」って、今はきっとペンだってことなんだろうね。すごい文だ。
だいたい、be動詞の過去形はこれだけ。
簡単だよね。
最後に、be動詞の現在形って3つあったよね。
isは過去形になると、wasになりました。
残りのamとareも、過去形になるとそれぞれ変化します。amはisと同じwasに、areはwereに代わります。
このwasと、wereだけは絶対に覚えてください。ちょー大切です。
(大切なところはとことん強調しておく)
例えば、 You are a student. → You were a student. みたいな感じです。
最後に、今日作った文を順番に読んでみましょう。
リピートアフタミー。
(英語の授業は音読を取り入れたいですね)
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